機械式腕時計は高級?ブランドと精度について紹介!

ゼンマイ仕掛けの機械式ムーブメントは、電池式のクォーツとは異なり、とても繊細な作りになっています。そのため、使っているうちに精度が変わってくることもあるようです。では、機械式腕時計の精度は、どの程度の誤差が生じるのでしょうか。機械式ムーブメントを使ったブランド高級腕時計についてもご紹介しましょう。

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機械式腕時計の精度って?

腕時計の修理

そもそも、腕時計の時間を刻むムーブメントは、クォーツ式と機械式とに大きく分かれます。クォーツ式には、電子基板が張り巡らされていて、電池によって動きます。そのため、電池が十分にある間は、1秒ごとに「チッ」「チッ」「チッ」と、音を立てて規則正しく進みます。

ただし、電池が減ってくると精度が狂い、早くなったり遅くなったりして、最終的には停止します。また、電子回路自体も約10年が寿命となっており、経年によって基盤の交換が必要になります。

一方で、機械式ムーブメントは、電力には依存せずに、機械仕掛けのゼンマイで動きます。小さな部品がいくつも組み合わさっているため、「チチチチチ」と、速いペースの音が聞こえてきます。そして、ゼンマイが動きつつも元の位置に戻ろうとする推進力で針を進めます。

機械式腕時計は、いくつもの部品が組み合わさって動くことから、誤差が生じやすいデメリットも否定できません。特に、ムーブメントの精密さによって誤差の範囲は変わってきます。

例えば、一般に流通している機械式腕時計では、日差-10~+15秒までが許容範囲とされていますが、ロレックスなどの高水準な腕時計でも日差-4~+6秒ほどの誤差が生じてしまいます。また、古くに作られた、アンティークものやヴィンテージものに関しては、現在ほど技術が精巧ではなかったため誤差が現れやすく、日差30~60秒ほどが許容範囲と言われています。

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故障じゃなかった?機械式腕時計の精度が変わる理由

機械式腕時計では、1日当たり数秒の誤差であれば故障ではないとされていますが、そもそも、どうして精度は変わってしまうのでしょうか。気になる理由を探ってみましょう。

・地球の重力によるもの

重力が時計の誤差につながることを発見したのは、時計師としても有名なアブラアン・ルイ・ブレゲです。今や高級時計メーカーとして名高いブレゲの創業者でもある彼は、部品に一定方向の重力がかかることで、誤差が生まれることを突き止めました。その後、重力を打ち消すトゥールビヨン機構を開発。日差は+-1秒にまで解消されました。

・腕時計の向きによるもの

例えば、テーブルの上などに腕時計を置いた状態ではムーブメントは水平になっていますが、実際に腕に付けると時計の向きが変化します。これを姿勢差と言いますが、腕の動きや方向などによって姿勢差による誤差が発生します。

さらに、それぞれの部品同士がすれ合う際に摩擦が発生することでも、精度が変わってきます。

・使用環境によるもの

ムーブメントには、大小合わせて100を優に超える部品が使われています。部品は金属製の物も多く、温度差や湿度によって膨張したり収縮したりするため、ゼンマイの動きに影響が出て時刻に誤差が生じます。

説明書に記載されている誤差は、あくまで一般的な使用環境下における測定値のため、夏場の直射日光を浴びる場所や冬場の屋外などでも精度は変わります。

・ゼンマイの巻き加減によるもの

機械式腕時計固有の理由とも言えるのが、ゼンマイの巻き加減によって生じる誤差です。ゼンマイが十分に巻かれた状態では、往復運動が規則正しく行われて時刻も正確に進みますが、時間が経ってゼンマイがゆるくなると往復運動のタイミングが乱れて時刻がズレてきます。例えば、手巻き式の腕時計であれば、巻いてから約2日で時計が止まってしまいます。

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機械式腕時計は高級?ブランドをご紹介!

綺麗にディスプレイされた腕時計

電池と電子回路を使って時計を動かすクォーツ式ムーブメントは量産しやすいため、比較的安価で販売されています。

一方で、ゼンマイを使った機械式ムーブメントを作るには、大量の小さな部品を組み立てなければならず、手間がかかります。高級ブランドでは、熟練した技師たちによる緻密な組み立て作業によって、より精密で精度の高いムーブメントを作り出しています。

それでは、機械式腕時計として名高いブランドと、機械式ムーブメントを搭載している代表的なモデルをご紹介しましょう。

・フランクミュラー

インパクトあるデザインが特徴のフランクミュラーは、高級腕時計の代名詞とも言える圧倒的な存在感を誇っています。価格は、安価なもので数十万、高額なものになると億を超えるタイムピースもあります。

高額な商品には、希少なダイヤモンドなどの宝石や、精度さを極限まで縮小させたトゥールビヨンムーブメントを搭載しており、まさに万能な腕時計とも言えます。

フランクミュラーでは機械式、クォーツ式のモデルを扱っています。中でも、本格的な機械式ムーブメントを搭載している一例が、「トノウ カーベックス」や「カサブランカ」です。手巻きゼンマイを使っているモデルもあり、高級腕時計オーナーとしての心を満たしてくれるでしょう。

・IWC

スイスに拠点を置くIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、創業以来、常に高品質の機械式腕時計を生み出しています。

例えば、懐中時計を連想させる大型ケースの「ポルトキーゼ」やクラシックタイプの「ポートフィノ」など、ほとんどの腕時計に機械式ムーブメントを搭載しています。イギリス王室や軍隊でも愛用されているほどの高品質な腕時計で、精度の高さにも定評があります。

・オメガ スピードマスター

スイス発祥ながら、日本でもファンが多いオメガは、他の高級腕時計ブランドに比べると価格が安いため、高級時計の初めの1本としても人気があります。

オメガの代表的なタイムピースのひとつ、「スピードマスター」は、高性能の機械式ムーブメントを搭載しています。手巻き式ムーブメントを巻くごとに、時計に対する愛着が深くなっていくのではないでしょうか。

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まとめ

腕時計の時刻が狂ってくると、故障を心配しますが、ゼンマイで動く機械式ムーブメントを搭載しているモデルは、重力や温度、湿度、腕の向きなど、さまざまな環境要因から精度の差が生じます。

高級ブランドの高性能モデルであっても-4~+6秒ほどの日差は生じ、アンティークものになると日差30~60秒ほどとなることもあります。

フランクミュラーやIWC、オメガなどの高級腕時計では、機械式ムーブメントを積極的に搭載していますが、機械式ムーブメント自体、製作に時間がかかることから価格も高くなりがちです。

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