機械式腕時計は、ケースの中に数多くの細かなパーツや歯車が複雑に組み合わさり、時間を刻んでいます。
その技術は数百年にわたる歴史を持ち、熟練した職人たちによって作り上げられてきたもので、技術の結晶そのものと言えるでしょう。
クォーツ式腕時計とは異なり、機械式腕時計の針は滑らかに動きます。
各メーカーが競い合って、さらなる進化を遂げる機械式腕時計。
その奥深い特徴や、各高級時計ブランドのおすすめの機械式腕時計についてご紹介します。
機械式の腕時計とは?
機械式腕時計は、ゼンマイが解ける力を原動力として動く時計を指します。
高級時計ブランドでは、現在も多くの機械式腕時計を取り扱っており、そのルーツは17世紀の懐中時計までさかのぼります。
英語では「Mechanical watch」と呼ばれる機械式腕時計は、時計のカテゴリーの中では、伝統的でメジャーなジャンルの腕時計という位置づけです。
デジタル技術が進展した現代においても、多くの高級時計ブランドがアナログな機械式腕時計の製造を続けています。
この機械式腕時計は、主に「自動巻き」と「手巻き」の2種類に分類されます。
どちらもゼンマイを利用していますが、巻き上げる方法が異なります。
自動巻き時計
自動巻きの腕時計は、腕の動きによる振動を利用してゼンマイが自動的に巻き上げられる仕組みです。
ムーブメント内にはローターが組み込まれており、その揺れによってゼンマイを巻き上げる動力が生まれます。
電池の交換は不要ですが、長時間使用しないと止まってしまいます。
そのため、仕事などで毎日時計を着用する方に特におすすめです。
毎日の着用がない場合でも、ワインディングマシーンを使用すると、出かける前に腕時計を着けるだけで問題ありません。
※ワインディングマシーンとは、自動巻き式の腕時計を自動で回転させてゼンマイを巻き続ける機械です。これにより、時計が止まることを防ぎます。
自動巻き時計の歴史
もともと手巻きが主流だった機械式腕時計に対し、新しい巻き上げ方法の開発を試みる者が現れました。
1920年代、イギリスのジョン・ハーウッドは自動巻きの時計を開発することに成功しましたが、ハーウッドの仕組みは水平方向の動力を利用するものでした。
この技術をさらに進化させたのがロレックスです。
1930年代に入り、ロレックスはハーウッドの水平式自動巻きを基に、360度の動きに対応したムーブメントを開発しました。
これが、ロレックスが開発した、時計史に名を刻む「パーペチュアル機構」です。
自動巻きを進化させたパワーリザーブインジケーター
一部の自動巻き時計には「パワーリザーブインジケーター」が搭載されています。
このインジケーターは、残っている動力の残量を表示する機能を持っています。
巻き上げが不足している場合、手動で追加の巻き上げをすることが可能です。
自動巻き時計のメリット
1.手で巻く必要がない
手巻き式の時計は、日常的にリューズを回して巻き上げる必要があります。
しかし、自動巻き時計は着用時の動作でゼンマイが巻き上げられるため、手動での巻き上げは基本的には不要です。
2.多くの時計ブランドで取り扱いがある
ビジネスシーンでの多忙な日常には、自動巻きの機械式腕時計が特に適しています。
これが、多くの時計店で自動巻き時計の取り扱いが豊富な理由の一つです。
自動巻き時計は様々な種類やデザインが存在するため、好みに合わせて選ぶことができます。
自動巻きのデメリット
1.ボリューミーな時計が多い
自動巻き時計のデメリットは、時計のサイズが大きくなる傾向にあることです。
これは、ローターなどの複雑な部品を内蔵するため、部品の数が増え、時計が大きくて厚くなるためです。
この大きさは一部の人々にとって魅力的かもしれませんが、好みに合わない場合は不利になるかもしれません。
2.磁気に弱い
自動巻き時計は磁気に弱いという特性があります。
多くの金属製部品が組み込まれているため、磁気によって誤動作を引き起こす可能性があります。
一度磁気を帯びると、それを自然に除去することは難しく、磁気を取り除くためには専門の時計修理店で処置を受ける必要があります。
手巻き時計
手巻き時計は、名前の通り手でゼンマイを巻き上げて動作する方式の腕時計です。
アンティークな魅力と時計の基本的な動作原理を体感できるため、多くの時計愛好者に支持されています。
手巻き時計の歴史
手巻き時計の歴史は17世紀まで遡ります。
当時の王族や貴族の要求に応じて、フランスやスイスで携帯用時計の製造が始まりました。
その頃の主流は懐中時計でした。
1700年代には、ブランパンやヴァシュロン・コンスタンタン、ブレゲなどの名だたる時計技師たちが手巻き時計を開発し、それが今日の高精度な時計へと進化してきました。
手巻き時計のメリット
1.愛着が沸く唯一無二のアンティークさ
手巻き時計を選ぶ人は、真の時計愛好者と言っても過言ではありません。
現代では機能性を追求したスマートウォッチなども人気ですが、そんなテクノロジー溢れる時代だからこそ、手巻き時計の芸術性が際立つと感じます。
2.全面シースルーバックの時計を楽しむことができる
手巻き時計の特徴として、裏蓋がスケルトン仕様のものが多い点が挙げられます。
自動巻き時計の場合、ローターによりムーブメントが部分的に隠れることがありますが、手巻き時計ではその心配はありません。
3.部品が少ない分、薄いデザインが多い
一般的に、自動巻き時計はその大きさからスポーティなデザインが主流となっています。
一方、手巻き時計はそのシンプルな構造から薄型が可能で、エレガントなデザインが多いため、ドレッシーな場面に適しています。
4.メンテナンスが簡単、コストが低い
手巻き時計のもう一つのメリットは、メンテナンスコストが低いことです。
自動巻き時計に比べて、構造がシンプルなため故障が少なく、維持費も抑えられると言われています。
手巻き時計のデメリット
1.毎回手巻きをする必要がある
手巻き時計を愛用している方から見れば「デメリットではない」と感じるかもしれませんが、手巻き時計は使用するたびにゼンマイを巻き上げる必要があります。
手巻き時計が好きだが、毎回の巻き上げが少し手間だと感じる方には、ロングリザーブ機能が搭載されたモデルがおすすめです。
これにより、一度の巻き上げで72時間から1週間動き続けるモデルもあります。
2.取り扱いが少ない
現在の機械式腕時計の市場には、自動巻き時計のモデルが主流となっています。
手巻き時計は、特定の高級ブランドの限定モデルとして販売されることが多く、選択肢はやや限られてきています。
3.精度が安定しないことも
近年、自動巻き時計の精度が向上しており、常に動力が供給される自動巻きの方が、一般的に精度が高いと言われています。
手巻きの場合、一度の巻き上げ後、次回の巻き上げまで動力が継続的に供給されないため、時間のズレが生じる可能性が高まります。
クォーツ式時計の台頭
手巻き時計から始まり、その後の改良を経て自動巻き時計が誕生した機械式腕時計の歴史の中で、1969年には日本のとあるブランドが、時計業界を驚かせる新しいムーブメントを発表しました。
それがセイコーのクォーツ式時計です。現在主流のムーブメントの一つとなっているクォーツ式ですが、機械式腕時計が主流だった時代には、これほど革新的なムーブメントの誕生は考えられませんでした。
機械式腕時計は複雑な機構を持ち、高級品としての位置づけがありました。
一方、クォーツ式腕時計は薄く、かつ低価格であるという特徴があります。
以前は時計は高級品とされていましたが、クォーツ式時計の登場により、大量生産が可能となりました。
「クォーツショック」とも呼ばれるこの変革は、伝統的な高級時計ブランドの売上に大きな影響を与えました。
この状況を受けて、多くの高級時計ブランドは、機械式腕時計の品質や魅力を再強調し、市場での生き残りを図りました。
機械式腕時計の精度
クォーツ式時計は、アナログな時計の中にデジタル技術を取り入れた、革命的なムーブメントとして評価されました。
電池を動力源としており、その誤差が非常に少ないことが特徴です。
「機械式腕時計は時間がずれる」と言われることがありますが、実際にはどれくらいのずれがあるのでしょうか。そして、そのずれの原因は何なのでしょうか。
機械式腕時計のズレが生じる理由
機械式腕時計に誤差が出る理由は4つあるといわれています。
1.磁気によるズレ
機械式腕時計は磁気に弱いです。
テレビ、パソコン、スマホなど身近なものから発生する磁気によって、時計が進み、遅れる、あるいは止まることがあります。
その理由は、磁化された金属が通常の動きとは異なる動きをするためです。
腕時計を家電製品の近くに置かないよう注意しましょう。
2.姿勢差によるズレ
腕時計を着用していると、日常の動作により腕時計はさまざまな方向に傾きます。
また、地球上で生活している限り、私たちや腕時計は常に重力の影響を受けます。
この重力や腕時計の傾きが原因で、時計内部の部品は摩擦を生じ、その複雑な仕組みに影響を及ぼします。
この現象は腕時計の用語で「姿勢差」と呼ばれています。
3.使用環境によるもの
機械式ムーブメントには100を超えるパーツが使用されています。
寒暖差が激しいところで使用した場合など、環境によってパーツが膨張や収縮してしまい、時計にも誤差が生じることがあります。
4.ゼンマイの巻き加減によるもの
ゼンマイが常に巻かれていて動力が供給されている状態では、時刻のズレは生じにくいです。
しかし、ゼンマイが緩くなってくると正しく動作せず、ズレが生じてきます。
自動巻き時計は動力が継続的に供給されるため、精度は安定しています。
一方、手巻き時計は巻き上げの頻度が減ると、時刻のズレが生じやすくなります。
機械式腕時計に力を入れている時計ブランド
機械式腕時計に力を入れている時計ブランドをみていきましょう。
フランクミュラー
ビザン数字のデザインが特徴的なフランクミュラー。
そのデザイン性が評価される一方で、彼らは実際に高度な機械式腕時計の製造を得意とするブランドです。
創業者であるフランク・ミュラーは、「ブレゲの再来」とも称される天才時計技師として知られています。
フランク・ミュラーが完成させた世界初のトゥールビヨン+ミニッツカウンター+永久カレンダーを持つ時計は、彼の技術力を証明するものです。
トゥールビヨンはブレゲによって生み出された複雑な機構であり、この新旧の天才時計技師の技術が結実した時計こそがフランク・ミュラーの作品であると言えるでしょう。
フランクミュラーのコレクションでは、「
トノーカーベックス」、「
カサブランカ」が有名です。
どちらもトノー型と呼ばれる樽型のケースが特徴で、フランクミュラーを代表するコレクションです。
IWC
スイス シャフハウゼンに本社を置くIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)も、伝統的な機械式腕時計を得意とする高級時計ブランドです。
IWCで最高傑作とされる時計は「ポルトギーゼ・オートマティック 2000」です。
それまで自動巻きムーブメントは、小型化を目指して開発されていました。
しかし、2000年に大型サイズの時計ブームが到来します。
IWCは、大型の自動巻きムーブメント「キャリバー5000」の開発を開始しました。
敢えて大型のムーブメントを制作するということは、小型の時計への転用が難しくなるため、これは大胆な開発であったと言われています。
大型の自動巻きムーブメント「キャリバー5000」は、1週間連続で動作するパワーリザーブを備えています。
このムーブメントを採用したコレクションとして、
ポルトギーゼが選ばれました。
2003年には、キャリバー5000と併用可能なパーペチュアル・カレンダーを搭載した「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」の初代モデルが登場しました。
このモデルはリューズを一つ操作するだけで時間調節とカレンダーの操作ができるシンプルな使用感が特徴的です。
そして、長期間動力が維持される「キャリバー5000」を搭載しており、これは画期的なモデルと評価されています。
オメガ スピードマスター
日本でも人気のオメガも機械式腕時計を得意とする時計ブランドです。
自動巻き時計は高額になりやすいですが、オメガ スピードマスターはその中でも手が出しやすい価格帯の機械式腕時計です。
スピードマスターにも採用されている「コーアクシャルムーブメント」は、ムーブメント内の摩耗を従来の半分に軽減する構造を持っています。
この摩擦を減少させる特性のメリットは、オーバーホール(分解メンテナンス)の必要頻度を下げることができる点にあります。
通常、3〜5年の間隔でオーバーホールが推奨されますが、コーアクシャルムーブメントの場合、8年〜10年の間隔で構わないと言われています。
その結果、維持コストの軽減というメリットが得られます。
初心者でもはじめやすい機械式腕時計を扱う時計ブランド
機械式腕時計は高額になりがちで、故障時や定期メンテナンスの際にはオーバーホールなどの維持費用がかかります。
初心者にも始めやすい機械式腕時計を取り扱うブランドをご紹介します。
タグホイヤー
本格的な機械式腕時計を初めて購入する場合に、おすすめのブランドは
タグホイヤーです。
知名度やブランドの評価が高いにも関わらず、機械式腕時計としてのコストパフォーマンスが非常に良いです。
タグホイヤーはF1やスポーツカーレースの公式計時を担当しています。
多くのチームやドライバーとのスポンサー契約を結び、モータースポーツ界との深い関係を持っているブランドです。
プライベートでもフォーマルな場面でも違和感なく着用できるデザインが多く、どちらのシチュエーションにも合わせやすいバランスの良さを持っています。
有名なコレクションとして「
カレラ」、「
モナコ」、「
フォーミュラ1」、「
アクアレーサー」などがあります。
ハミルトン
アメリカ発祥のスイス製腕時計ブランド、ハミルトン。
アメリカ国鉄時代に、公式懐中時計として認定されるなどの実績を持ちます。
ハミルトンはアメリカらしい伝統的なデザインと前衛的な要素が融合しています。
三角形のデザインの「ベンチュラ」も有名ですが、機械式腕時計として特におすすめのコレクションは「ジャズマスター」です。
ジャズマスターは、「オープンハート」と称されるスタイリッシュな盤面を持っています。隙間から、自動巻きムーブメントが垣間見えるデザインは、是非ともご覧いただきたい一品です。
チューダー(チュードル)
チューダーはロレックスのディフュージョンブランドとしてはじまりました。
日本には長らく正規店がなく、専門家や時計愛好者の間でしか知られていないブランドでした。
しかし、2019年のラグビーワールドカップで公式タイムキーパーを務めたことにより、日本のラグビーブームと相まって、急速に知名度を上げました。
チューダーはロレックスの影響を受けているため、多くの部品を共通で使用しています。
そのため、一見ロレックスに似ているモデルも多いのですが、最近の成長を受けて、独自性の高いモデルも続々と登場しています。
カリトケおすすめの機械式自動巻き時計
カリトケが推薦する機械式自動巻き時計をご紹介いたします。
多くのレンタル数を誇り、お客様からの高い評価を得ているものを厳選しておりますので、時計選びの際の参考にぜひご活用ください。
オメガのダイバーズウォッチ、シーマスター プラネットオーシャン600(232.92.44.22.03.001)のご紹介です。
シーマスター プラネットオーシャン600のスペック
オメガが開発した「コーアクシャルムーブメント」を搭載しています。
劣化が遅くオーバーホールも8〜10年の間隔で済む高性能なムーブメントです。
裏蓋はスケルトン仕様なので、オメガの自動巻きムーブメントをご堪能いただけます。
ムーブメント |
キャリバー オメガ 8605 |
ケースサイズ |
44mm |
その他の機能 |
GMTおよびワールドタイマー・ねじ込み式リュウズ・クロノメーター・シースルーケースバック・タイムゾーンの機能・ヘリウムエスケープバルブ・両方向回転ベゼル・日付表示 |
こちらは人気のGMT機能付きモデルです。
人気のネイビーカラーで夏に合わせたい、KATRITOKEでも人気のタイムピースの一つです。
デイトジャストは一番「ロレックスらしい」デザインで、人気のコレクションです。
シンプルなベゼルに人気色のネイビー、ローマ数字とデイト表示機能が特徴のスタイリッシュなモデルです。
デイトジャストのスペック
デイトジャスト(16200)は小ぶりながら、貫禄と高級感のあるデザインが特徴の時計です。
ケースサイズは36mmなので上品に着用したい方におすすめです。
ムーブメント |
Cal.3135 |
ケースサイズ |
36mm |
その他の機能 |
防水100M・デイト表示・サイクロップレンズ・オイスタースチール |
裏蓋に繊細な山形のカットが施されているのも、ロレックスならではのデザインです。
オーバーホールの際には、専用のオープナーを使用します。
ロレックス デイトジャストの購入・レンタル商品一覧他の人と差をつけたい方におすすめなのが、ウブロ ビッグバン エボリューション(301.SM.1770.RX)です。
スポーティーなデザインと高級感が合わさった、ウブロらしいデザインが目を惹きます。
ビッグバン エボリューションのスペック
44mmとインパクトのあるサイズなので、存在感があります。
自動巻きのムーブメントを楽しむことができる上に、100M防水も搭載されているので、頑丈な作りになっています。
ムーブメント |
HUB4100 |
ケースサイズ |
44mm |
その他の機能 |
100m防水・デイト表示・クロノグラフ・シースルーバック・秒針停止機能付き・サファイアクリスタルガラス |
シースルーバック対応。
ムーブメント HUB4100の美しさを眺めることができる仕様です。
ウブロ ビッグバンの購入・レンタル商品一覧天才時計技師のブレゲが作ったムーブメントを現代で体験することができる、ブレゲ トランスアトランティック(3820ST)のご紹介です。
スポーティー且つスタイリッシュなデザインが特徴的なタイムピースです。
6時部分に搭載されたデイト機能のフォントが、あえて統一されていないところにもこだわりを感じます。
トランスアトランティックのスペック
ブレゲの「トランスアトランティック」はアビエーションウォッチのコレクションです。
48時間のパワーリザーブが特徴の自動巻きムーブメントを搭載しています。
ムーブメント |
Cal.584Q |
ケースサイズ |
40mm |
その他の機能 |
100m防水・デイト表示 (日付表示機能)・フライバック・クロノグラフ・回転ベゼル・コインエッジ・ねじ込み式リューズ |
裏面の刻印も繊細で美しい仕上がりです。
トランスアトランティックも生産終了モデルで、正規店から購入することが難しい状態です。
ご検討中の方は、ぜひお早めに試してみて下さい。
白の盤面が爽やかなブライトリング モンブリラン(A41330)のご紹介です。
ブライトリングは「プロの使う計器」をコンセプトのもと、高精度の腕時計を数多く手がけるブランドとして知られています。
ブライトリングのアビエーション ウォッチといえば「
ナビタイマー」が有名ですが、今回は同じアビエーション ウォッチの中でも、「
モンブリラン」の自動巻き時計をみていきたいと思います。
トランスアトランティックのスペック
ブライトリングの中でも小ぶりなケースサイズのブライトリング モンブリラン ホワイト(A41330)。
現在のモンブリランは40mmでしか販売されておらず、38mmのアビエーション ウォッチは貴重なモデルです。
小さめなのでビジネスシーンでも使いやすいと好評です。
ムーブメント |
Cal.2892-A2ベース |
ケースサイズ |
38mm |
その他の機能 |
3気圧防水・デイト表示・両方向回転ベゼル (回転計算尺)・クロノグラフ (30分計・12時間計) |
筆記体で表記された「Breitling」とクロノメーターの表記が、モンブリランを象徴するデザインです。
ブライトリング モンブリランの購入・レンタル商品一覧カリトケおすすめの機械式手巻き時計
こちらのモデルは初代スピードマスターを復刻させた人気モデルです。
今のスピードマスターとは一味異なる、初期に採用されていたアロー型の短針が特徴です。
それでは詳しくみていきましょう。
スピードマスター ファーストレプリカのスペック
オメガのスピードマスターは、初めて月へ上陸した腕時計という、偉大なエピソードを持つコレクションです。
無重力の宇宙空間を想定して作られた、手巻き時計の復刻モデルになります。
ムーブメント |
キャリバー1861 |
ケースサイズ |
42mm |
その他の機能 |
機械式手巻きムーブメント・50m防水 / クロノグラフ・タキメーターベゼル |
ヴィンテージな雰囲気を楽しむことができる記念モデルです。
中古市場でも本数が少なくなってきていますので、検討中の方はぜひお早めに手にとってご体験下さい。
デカ厚ブームをけん引する
パネライのクラシカルな手巻き時計をみていきましょう。
パネライには「
ルミノール」、「
ラジオミール」という、パネライを代表するコレクションがあります。
その中でも今回ご紹介するラジオミールは、古き良きパネライを受け継いでいるモデルです。
ラジオミール ブラックシールロゴのスペック
こちらのラジオミール ブラックシールロゴ(PAM00380)は、ねじ込み式のリューズが特徴的なモデルです。
視認性が高く、シンプルなパネライらしいデザインが魅力です。
マット仕上げで高級感も抜群。
56時間継続するパワーリザーブ機能が搭載されています。
ムーブメント |
Panerai OP XI |
ケースサイズ |
42mm |
その他の機能 |
機械式手巻きムーブメント・10気圧防水・ねじ込み式リューズ・パワーリザーブ約 56時間 |
裏に刻印されている「オフィチーネ パネライ」は、パネライのルーツでもあります。
イタリア海軍に依頼を受け作成された、初期のデザインを再現しています。
盤面に記載されている「ブラックシール」も、当時活躍したイタリア海軍の秘密部隊の名称を指しています。
通な時計愛好家なら一度は着用したい
ジャガールクルトの手巻き時計のご紹介です。
長方形のケースが知的な印象のモデルです。
ドレッシーな装いに合う時計なので、大事な会議の日やお子様の入学式などのセレモニーにもぴったりです。
グランドレベルソのスペック
レベルソといえば反転ケースが特徴のコレクションです。
動きの多い競技を行っていても、盤面が割れてしまわない時計を作ってほしいという依頼を受けたことから始まりました。
その要望に応えたのが、レベルソでも有名な盤面の反転機能です。
裏返すと美しいキャリバー1861を眺めることができます。
ムーブメント |
キャリバー1861 |
ケースサイズ |
30mm |
その他の機能 |
機械式手巻きムーブメント・3気圧防水 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は高級時計ならではの魅力をもつ機械式腕時計のご紹介でした。
機械式腕時計には自動巻きと手巻きのタイプがあり、それぞれが独特の魅力を持っています。
高級なイメージの機械式腕時計ですが、初心者にも親しみやすいブランドをご紹介しました。
カリトケでは、自動巻き時計や手巻き時計など、人気の高い高級ブランド腕時計を月額5,280円から気軽にレンタルできるサブスクリプションサービスを提供しています。
さらにカリトケでは「
購入可能商品」もありますので、機械式腕時計を含め、いきなりの購入を躊躇してしまうような高級時計も、まずはレンタルしてから購入することも可能です。
複雑なムーブメントを搭載したタイムピースをカリトケでぜひ一度ご体験下さい。