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オメガ シーマスターについて
シーマスターはスイスの腕時計メーカー、オメガで人気のダイバーウォッチです。そのオメガの中でも最も古い歴史を持つ防水時計で、スピードマスターシリーズと並んで、非常に人気の高いシリーズです。世界で初めて一般向けに販売されたダイバーズウォッチであるオメガマリーンを原型としたのがシーマスター300で、これがシーマスターシリーズのはじめとなります。
シーマスター300は1957年に英国海軍の軍用時計となり、1968年にはそれを身に着用したダイバーが水深365メートルを記録し、いまもなお、さらに記録を伸ばし続けています。機械にとって水は大敵で、さらに海の水深が深くなるほどかかる水圧が大きくなり、光が届きにくくなります。
シーマスターは、時計の裏にシーホースが刻印されているものが多くあります。シーホースとは半馬半身の海馬のことを指し、中にはシ―ホースが見られないシーマスターもありますが、シーホースはシーマスターのシンボルとなっています。また、オメガのシーホースは、ヴェネチアのゴンドラの装飾品から着想を得て生み出されました。シーマスターと同様に人気であるスピードマスターにもシーホースが刻印されていることがありますが、それはスピードマスターがシーマスター300から開発されたものだからです。
オメガ シーマスターと007
映画『007』シリーズは、1962年の『007は殺しの番号、ドクターノオ』を1作目として、24作品が作られ、世界中から愛されるシリーズです。その大人気シリーズ『007』の1995年の以降の作品で、主人公のスパイ、ジェームズ・ボンドが着用し続けていることでも有名であるのが、オメガのシーマスターです。
1995年『ゴールデンアイ』では、シーマスタープロダイバーズ300Ⅿが発売。1997年の『トゥモロー・ネバーダイ』、1999年の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』、2002年の『ダイ・アナザー・デイ』では、シーマスター300Ⅿクロノメーターが発売されました。2006年『カジノロワイヤル』では、シーマスタープロダイバーズ300Ⅿコーアクシャルとシーマスタープラネットオーシャ600Ⅿコーアクシャルが発売され、2008年の『慰めの報酬』では、シーマスタープラネットオーシャン600Ⅿコーアクシャルが発売されました。
2012年の『スカイフォール』では、上記のシーマスタープラネットオーシャン600Ⅿに加え、シーマスターアクアテラ150Ⅿコーアクシャルが発売されました。これらの限定品は既に販売を終了しているものが多く、手に入れることができるものは主に中古品になるでしょう。
そして、2015年には24作目となる『007 スペクター』が公開されたことに合わせてシーマスター300スペクター007リミテッドと、ボンドモデルのシーマスターアクアテラジェームズ・ボンド007リミテッドが販売されました。また、007という数字にちなんで7007本が製造された限定モデルです。21作品目からジェームズ・ボンド役を演じているダニエル・クレイグは、007史上で最大のヒット作である『カジノロワイヤル』に出演しています。しかし、24作品目の『スペクター』は、彼が出演する最後の007になるのではないかという話もあり、スペクター限定品は、さらに人気が高まっています。
オメガ シーマスター プラネットオーシャンとプロフェッショナル
シーマスタープラネットオーシャンとシーマスタープロフェッショナルは定番のモデルです。プラネットオーシャンは、オレンジカラーが定番で、そのデザインは思わず、目を惹くものがあります。水深600メートルまで対応できる防水機能が付いたダイバーズウォッチであるため厚みがあるのが特徴で、非常に人気があります。以前はブルーが定番でしたが、最近はブラックにも人気集まっています。
一方で、プロフェッショナルは、2005年にシーマスターシリーズの新しいコレクションとして発売された定番のモデルです。他のシリーズと比べて、少し低価格で、デザインもオメガらしく、機能も良く、様々な種類があるため、こちらも人気が高くなっています。
そのほかに人気のあるのが、シーマスター300です。シーマスター300は1950年のシーマスター300の復刻モデルで、その渋い見た目に反して、機能は最新のものが取り入れられているところが魅力です。シーマスター300は上記の2つよりも低価格であるため、誰もが手にしやすいと言えるでしょう。
オメガ シーマスターの人気モデルと新品相場
人気のあるモデルとして、バリエーションが豊富なシーマスタープロフェッショナル、 インパクトのあるデザインが印象的なシーマスタープラネットオーシャン、1950年代発売の 復刻モデルあるシーマスター300があります。シーマスタープロフェッショナルは30万から70万円ほどであるのに対し、シーマスタープラネットオーシャンは30万から180万円と価格に大きく差があるようです。シーマスター300は価格コムによると15万から80万円ほどで、上記の2つより少し低価格となっています。(2017年8月現在)
オメガ シーマスターの中古品相場
欲しいモデルが限定品で、既に販売が終了していたり、高価すぎて手が届かなかったりした場合は中古品という手があります。シーマスタープロフェッショナルは25万から150万円、シーマスタープラネットオーシャンは40万から130万、シーマスター300は20万から55万ほどのようです(2017年8月現在)。中古品は同じモデルでも状態によって値段が異なるため価格に幅があります。また、偽物であったり、気づきにくいところに傷があったりする可能性もあるので、ネットで購入する際には注意しましょう。
まとめ
オメガの人気シリーズであるシーマスターについて紹介してきました。やはり、周りからも一目でオメガであるとわかる定番モデルは、満足度が高いのでおすすめです。シーマスターを身につけて映画『007』のジェームズ・ボンドのように、スタイリッシュな大人に近づきませんか。
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