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夏に腕時計をするなら気をつけたいこと!ベルトの匂いやカビ対策
解放的になってファッションを楽しめる夏だからこそ腕時計を楽しみたいですよね。ところが、手首に汗がたまることでベルト部分や金属部分にカビが生えたり、錆が出たりすることがあります。このような腕時計トラブルに対してのポイントを抑えておきましょう。
毎日清潔に保つ
腕時計のベルトに汗が染み込んで嫌な匂いがしたり、汗ジミができたりするとおしゃれが楽しみにくくなりませんか。夏は温度だけでなく湿度も高いため、じんわりと汗をかいてきてどんどんとベルトに染み込んでいきます。
汗が染み込んだ腕時計のお手入れをせずに放置したままでいると、皮ベルトの場合はカビが生えてきて、見た目に汚いだけでなく使い物にならなくなってしまいます。
また、汗は酸化しやすいため、金属ベルトの場合は汗がつくと錆が出てきてしまいます。
だからこそ、着用したベルトは一日の終わりに必ずお手入れをして毎日清潔に保たなければなりません。
ベルトの汗はこまめにふき取る
皮ベルトはしなやかで手にもなじみやすいため、愛用されている方も多いのではないでしょうか。ちょっとした水分なら水をはじく性質もあるので、汗をかいてもそのままにしてしまいがちですよね。
しかし、夏場の汗は厄介で、自分が思っている以上にべたついて水分を含んでいます。そして、汗は皮ベルトにどんどんと染み込んでしまいます。腕時計を着用する以上、ベルトが汚れるのは仕方ありません。
ですが、汗がついたまま放っておくと、汗ジミができたり、皮が劣化したりするだけでなく嫌な匂いやカビも発生します。特に汗には塩分が含まれているため皮に染み込むと落ちにくい汚れとなってしまいます。
そこでおこなっておきたいのが、こまめなお手入れです。汗をかいたらすぐに拭き取りましょう。特に、内側でお肌に接する部分は念入りに拭き取ることがポイントです。
乾拭きでベルトをクリーニング
汗ジミなど水分のシミが皮につくと跡が残ってしまいます。お手入れをする際は乾いた柔らかい布で乾拭きをおこないましょう。強くこすると皮が傷んでしまうため、優しく撫でるように拭くことが大切です。
また、汚れが落ちない場合には、皮用のクリーナーを使うのもおすすめです。湿気や汗の成分が残ったままだとベルトの劣化が進むため、丁寧なクリーニングを心がけましょう。
汗匂いときの改善方法とは?
汗は拭きとっているものの、酸っぱくて汗の匂いが漂ってくる場合、どのようにすれば匂いがなくなるのでしょうか。
金属ベルトの場合は超音波洗浄機を用いて丸洗いするのが最善でしょう。皮ベルトの場合は、皮用クリーナーを使ってのクリーニングやエタノールでの殺菌もおすすめです。
ただし、ベルトの傷みがひどい場合に洗浄を繰り返すと更に悪化させてしまうため、腕時計用の消臭スプレーを使ってみてもいいでしょう。
腕時計が汗の匂いが気になる時の対処法はこちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
KARITOKE MAGAZINE「腕時計から嫌な匂いがしてきたらどうすればいい?」
腕時計から嫌な匂いがしてきたらどうすればいい?
夏の汗に強い素材の腕時計って?
予防しようとしても100%は防ぎきれない夏の汗に対しては、汗に強い素材のベルトを選ぶのが一番の対策です。では、どのような素材が汗に強いのでしょうか、素材ごとの特徴を知っておきましょう。
金属ベルト
皮ベルトに比べて汗に対する耐久性があるのが金属ベルトです。ただし、ベルト部分は金属が編み込まれているため、隙間に汗が染みてしまいます。汚れたまま放置しておくと、ステンレスバンド、金メッキバンド問わず、汗のたまったところから錆が出てしまいます。
適切なお手入れとしては、使用後は柔らかくて吸水性のある布で汗を拭きとり、柔らかな歯ブラシで隙間の汚れや汗をかきだすといいでしょう。
また、ダイヤル部分本体はラップなどに包んで、金属ベルト部分だけを洗浄するのも効果的です。もちろん、洗浄後はしっかりと乾燥させましょう。
ラバーベルト
プラスチック素材で汗が吸収されることのないラバーベルトは夏の汗をものともしない素材です。汗が染みこまないので嫌な匂いも出にくいのが特徴です。軽量なので装着感、フィット感ともに優れているのも魅力でしょう。
また、ブランド時計の中には、見た目には皮ベルトに見えるものの、裏地にラバーを採用して強度や耐水性を増しているモデルもあります。このようなモデルだと汗をかきやすい夏場でも簡単なお手入れで済むので使い勝手がいいでしょう。
金属ベルトやラバーベルトを使用した夏におすすめの腕時計!
夏の汗に強くておしゃれも楽しめる、金属ベルトやラバーベルトを使用しているおすすめの腕時計6点をチェックしてみましょう。
金属ベルト
水分や汗に強い金属ベルトは輝きもあり、夏の暑い日のおしゃれに最適です。
ロレックスから発売されているダイバーズシリーズです。ダイヤルやベゼルには定番のダークブルーやダークグリーンが取り入れられており、落ち着きある大人の魅力を演出します。
シーマスターという名の通り、夏のマリンシーンを極めるオメガのダイバーズウォッチです。マリンシーンで活躍する600M防水、耐磁性、そして、自動巻のクロノグラフと機能性に優れた一本です。
爽やかなブルーのダイヤル部にはフランクミュラーオリジナルのギョーシエ彫りが施されていて、まるで波が揺らめくような美しさを放っています。リゾート地のカリブ海を連想させるデザインは上質さを求める方にピッタリでしょう。
ラバーベルト
耐水性に優れていて強度もあるラバーベルトはマリンシーンでも大活躍します。
ロレックスというと金属ベルトが代表的ですが、2015年に発売されたヨットマスターではラバーベルトを採用し、スポーツシーン、マリンシーンで着用できる設計がされています。漆黒とゴールドとの組み合わせが手元を引き締めます。
クラシックでありながらも斬新で爽やかなデザインが特徴のウブロ クラシックは、シンプルかつ洗練されていて年代を問わず着用できる腕時計です。フィット感抜群のラバーバンドはお手入れもしやすく、着用シーンを選ばないため、広く使っていただけます。
落ち着きのあるダークブルーのラバーベルトがカッコいいハミルトン カーキネイビー。もともとはアメリカの水軍「フロッグマン」専用モデルとして開発されました。ハミルトンのダイバーズウォッチとして先駆者的な存在でありつつも高級感あふれる仕上がりです。
まとめ
防ぎきれない夏の汗は、バンドの素材で対策するのが一番です。カビや錆が出てしまいやすい皮ベルトよりも汗や水分に強い金属ベルト、ラバーベルトを選んでみてはいかがでしょうか。
普段皮ベルトの腕時計ばかりを着用している方にとっては、金属ベルトの重みやラバーベルトの強度性が気になって購入を戸惑うこともありますよね。
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