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ロレックスは世界的に高級腕時計として知られています。しかし、消費税率の違いや免税制度、関税の有無など、さまざまな要因により、購入する国で価格が大きく異なることがあります。
この記事では、ロレックスを安く購入できる国とその理由を詳しく解説します。海外旅行の際にロレックスの購入を検討している人や、少しでもお得に高級時計を手に入れたい人は、ぜひ参考にしてください。
ロレックスはどこの国で買うのが安いのか?

ロレックスの価格は国によって大きく変動します。さっそくロレックスを安く買える国を見ていきましょう。
シンガポール
シンガポールは、消費税(GST)が2025年3月時点で9%と、他の国に比べても比較的安い水準に抑えられています。ヨーロッパでは20%前後の消費税が課される国もあります。
また、外国人旅行者は、特定の店舗で100SGD(シンガポールドル)以上の買い物をした場合に、「Tourist Refund Scheme (TRS)」を利用して消費税の払い戻しを受けられます。
加えて、シンガポールは時計の関税が免除されており、同じモデルでも数十万円安く購入できることもあります。オーチャード・ロードなどの高級ショッピングエリアには、正規販売店が多数あり、品揃えも豊富です。
香港
香港では、消費税や付加価値税が一切課されません。また、輸入品にほとんど関税がかからないため、ロレックスの流通コストが大幅に削減されています。これにより、メーカー希望小売価格(MSRP)が他国より低く設定されていることが多いです。
香港内には尖沙咀(チムサーチョイ)や銅鑼湾(コーズウェイベイ)など、多くの高級時計専門店が集まるエリアがあり、正規販売店だけでなく並行輸入品を扱う店舗も豊富です。競争が激しいため、さらに価格が抑えられる傾向にあります。
スイス
ロレックスはスイスのジュネーブに本社を構え、すべての製品がスイス国内で製造されています。そのため、国内流通に関わる輸送コストや関税などの余分な費用がかからないのが大きな特徴です。
スイスの付加価値税(VAT)は2025年3月時点で8.1%と、他のヨーロッパ諸国(イタリアやフランスでは20%以上)と比較して低めに設定されています。さらに、外国人旅行者が300CHF(スイスフラン)以上の買い物をした場合は、免税制度を利用して付加価値税の払い戻しを受けられます。
高級時計の本場だけあって、チューリッヒやジュネーブなどの主要都市には品揃え豊富な正規販売店が数多く存在し、限定モデルや人気モデルが入手しやすいこともあります。
アメリカ
アメリカでは、州ごとに税制度が異なります。オレゴン州やモンタナ州、アラスカ州、デラウェア州、ニューハンプシャー州では、売上税が課されないため、税金なしでロレックスを購入できます。
また、アメリカでのロレックスのメーカー希望小売価格(MSRP)は、為替レートの影響もあり、他国と比較して比較的安めに設定されていることがあります。
加えて、並行輸入市場や中古市場が発達しており、正規店以外の選択肢も豊富です。そのため、正規店で入手困難な人気モデルでも、並行輸入店や中古販売店を通じて、正規価格より安く購入できる可能性があります。
海外でロレックスを購入する際の注意点
海外では、ロレックスを安く購入できる可能性がありますが、リスクや注意点も存在します。ここでは、海外でロレックスを購入する際に特に注意すべきポイントを解説します。
偽物がある
ロレックスは、世界中で偽造品が出回っており、特に観光客が狙われることが多いです。正規店と見紛うような外観の偽ショップも存在します。
偽物を避けるためには、正規販売店や、高い評判を持つ信頼できる販売店で購入することが重要です。路地裏の店舗や、極端に安い価格を提示する業者には近づかないようにしましょう。また、購入時には必ず保証書やシリアルナンバーを確認し、箱や付属品がすべて揃っているかをチェックすることも大切です。
不安な場合は、購入前にロレックス公式サイトで正規販売店を確認するのがおすすめです。その上で少しでも怪しいと感じた場合は、その場での購入を避けたほうがよいでしょう。
関税がかかる
海外でロレックスを購入して日本に持ち帰る際には、関税や消費税がかかる場合があります。ロレックスのような高額商品では、この税金が数十万円にもなりかねません。
申告せずに持ち込もうとすると、税関で発見された場合には追徴課税されるだけでなく、ペナルティが科される可能性もあります。正確に申告して、適切に税金を支払わなくてはなりません。
国によっては免税制度で払い戻しを受けられますが、日本入国時に再び課税されることを忘れないようにしましょう。金額を計算する際には、これらの関税や消費税も考慮に入れる必要があります。
アフターサービスや保証がないことがある
海外で購入したロレックスは、アフターサービスや保証の面で制限がある場合があります。ロレックスの正規販売店で購入した場合は国際保証が付きますが、並行輸入品や非正規店での購入の場合は保証が適用されないことがあります。
修理が必要になった際に、日本のサービスセンターでは対応してもらえないか、追加料金が発生する可能性があります。特に、購入国と異なる国での修理サービスを受ける際には、保証書の有無が重要になってきます。
また、海外の正規店で購入した場合でも、日本語でのサポートを受けられないこともあるため、トラブル発生時のコミュニケーションが難しくなる可能性があります。長期的な視点で考えると、アフターサービスの利便性も購入判断の重要な要素として考慮すべきでしょう。
旅行費や為替レートによっては高くなる
海外でロレックスを購入する際に見落としがちなのが、旅行にかかる総コストです。航空券や宿泊費を含めると、数%の税金差額ではお得にならないこともあります。
また、為替レートの変動によっても、購入タイミングで価格が大きく変わることがあります。円安の時期に海外で購入すると、税金面でのメリットが相殺されてしまう可能性があります。
さらに、一部の国や地域では観光客向けに価格を上乗せしていることもあるため、実際には現地の人よりも高い価格で購入させられていることもあります。そのため、定価だけでなく、実際の支払い総額と日本の価格を比較することが大切です。
ロレックスを安く手に入れる方法

必ずしも海外に行かなくてもロレックスを比較的お得に手に入れる方法はあります。ここでは、日本国内でロレックスを少しでも安く手に入れるための方法を紹介します。
安いモデルを買う
ロレックスの中で特にお目当てのモデルが定まっていない場合は、ロレックスの中でも比較的手頃な価格帯のモデルを選ぶのがおすすめです。例えば、エクスプローラーⅠやオイスターパーペチュアル、エアキングなどは、デイトナやサブマリーナなどの人気モデルと比べて、価格が抑えめに設定されています。
素材も価格に大きく影響します。ステンレススチール(オイスタースチール)モデルは、ゴールドやプラチナモデルと比較して価格が抑えられています。ダイヤモンドなどの宝石がセッティングされていないシンプルなデザインも、価格を抑える要因になります。
また、ケースサイズが小さめのモデル(36mmや34mm)は、同じシリーズの大きいサイズ(41mmや42mm)よりも価格が安い傾向にあります。女性だけでなく、男性でも小ぶりなサイズを選ぶことで、コストを抑えてロレックスを手に入れられます。
中古品を買う
中古時計専門店やオークションサイトで購入することで、新品より大幅に安い価格でロレックスを手に入れられます。特に、生産終了したモデルや、人気の低い時期のモデルは、新品価格から30〜40%程度安く購入できることもあります。
中古品を購入する際には、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。専門家による鑑定が行われ、メンテナンス済みの状態で販売されている店舗を選ぶと安心でしょう。
また、小さな傷やブレスレットの伸びがあるモデルは価格が安くなります。外観よりも機械の状態を重視する人なら、見た目に多少の使用感があっても正確に動作するモデルを選ぶことで、大幅な節約になるでしょう。
レンタルサービスを利用する
最近では、高級時計のレンタルサービスも増えてきています。購入にこだわりがなく、特別な機会だけにロレックスを身につけたい場合には、レンタルサービスを利用することで、気軽にロレックスを楽しめます。
レンタルサービスでは、購入すると数百万円するモデルでも、月数万円程度で試せます。また、複数のモデルを試せるため、将来的に購入を検討している場合には、実際に使用感を確かめて判断できます。
カリトケなら中古品の購入も可能
カリトケは、好きな腕時計を月額制でレンタルできるサービスです。6万人を超えるユーザーが登録し、多くの人が憧れの腕時計をシーンや気分に合わせてファッション感覚で利用しています。
50ブランド1,300種類の中から気になるブランド腕時計を、4,800円(税込5,280円)から自由に試すことが可能です。もちろん、ロレックスの腕時計も豊富に取り揃えています。
カリトケでは、商品が届いたその日から使用でき、返却期限はなく、メンテナンスも不要です。加えて、業界最安値水準の特別価格で、中古腕時計を提供しています。レンタルして気になった腕時計を、お求めやすい価格で購入できるのが特徴です。
まずはレンタルで大事なビジネスシーンや、結婚式のパーティー、購入前のお試しとして利用できるので、無料で会員登録してみてください。
カリトケで安くレンタルできるロレックスの腕時計
最後に、ブランド腕時計のレンタルサービスのカリトケで、安くレンタルできて人気のあるロレックスのエントリーモデルを紹介します。
エクスプローラーⅠ (14270)

エクスプローラーⅠは、1953年のエベレスト初登頂を記念して開発されたスポーツモデルの先駆けとして、リリースから現在に至るまで圧倒的な人気を誇るシリーズです。3・6・9のアラビア数字と棒インデックスという読みやすい文字盤、使いやすい36mmケースサイズが特徴です。
ビジネスシーンではスーツに合わせても上品に映え、カジュアルな服装にもマッチします。また、丈夫な作りで防水性能も備えているため、アウトドアでの使用にも適しています。
エクスプローラーⅠ (14270)は、ロレックスの中でも比較的手に入りやすい価格帯に位置しながらも、ブランドの本質を体現した1本として、時計好きからも高い評価を受けているモデルです。カリトケでレンタルすれば、この名作の魅力を気軽に体験できます。
オイスターパーペチュアル デイト (15200)

オイスターパーペチュアル デイト (15200)は、ロレックスの技術力の集大成ともいえる高精度自動巻きムーブメントのパーペチュアルを搭載したモデルです。その名の通り、日付表示機能を備えており、実用性が高いです。
シンプルながらも存在感のあるケースデザインと、落ち着いたモノトーンのカラーリングが、どんなスタイルにも馴染みます。3時位置の日付表示窓には、ロレックスの象徴的なシクロップレンズ(日付拡大レンズ)が付いており、視認性も抜群です。
34〜36mmの控えめなケースサイズは、上品さを際立たせています。高級感溢れる仕上がりと、細部にまでこだわり抜かれた作りは、腕に着けた瞬間から特別な満足感をもたらしてくれるでしょう。ビジネスからフォーマルシーンまで幅広く活躍する1本です。
エアキング エンジンターンドベゼル (14010M)

エアキングは、1940年代に初めてリリースされた、ロレックスの中でも長い歴史を持つモデルです。
エアキング エンジンターンドベゼル (14010M)は、エンジンターンドベゼルと呼ばれる特徴的な加工が施されたベゼルが備わっています。機械的な美しさを感じさせ、文字盤に独特の表情をもたらし、シンプルなデザインに視覚的な奥行きを与えています。
また、時刻表示のみに特化した34mmのケースサイズで、控えめながらも確かな存在感を放ちます。初めてのロレックスとしても、コレクションの1つとしても満足度の高い1本です。
エアキング エンジンターンドベゼル (14010M)の商品詳細
まとめ

ロレックスは、購入する国や方法によって大きな価格差があることを理解しておくことが重要です。しかし、海外購入には偽物のリスクや関税の問題、アフターサービスの制限などの注意点も存在します。これらを総合的に考慮した上で判断することが大切です。
日本国内でも、エントリーモデルの選択や中古品購入、レンタルサービスの利用など、ロレックスを手頃に楽しむ方法はあります。自分のライフスタイルや予算、使用目的に合わせた最適な選択をすることで、無理なく高級時計を楽しむことができるでしょう。
レンタル腕時計サービス「カリトケ」
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