IWCマーク15の通な魅力と希少コレクションをご紹介!

IWCはスイスのシャフハウゼンに本社を持つ高級時計ブランドです。 上品で高級感のあるIWCの機械式時計は、世界各国で評価されています。 そんなIWCが展開する人気シリーズの中から、マークシリーズのマーク15をご紹介します。

この記事は約8分で読み終わります。

マークシリーズの中でも特別な存在感を放つ「マーク15」

マークシリーズは、元々イギリス軍へ納入するための時計として作られました。
戦闘用パイロットが使用するための時計なので、本格的なプロ仕様のスペックです。

マークシリーズは1948年にマーク11が登場し、本格的に民間市場向けに発売されました。
現在の最新シリーズは、2022年に発売された「マーク20」です。
マーク11からマーク20まで、大きくモデルチェンジすることなく愛され続けてきたマークシリーズ。

その中でも名作と言われる「マーク15(XV)」について注目していきたいと思います。

マーク15のデビュー

マーク15はマークシリーズの中でも特別なモデルです。
発売期間はマーク16が登場するまでの1999年〜2006年です。

マーク15は11より続いてきたマークシリーズの中でも、フルモデルチェンジをしたシリーズとして、IWCのファンを驚かせました。

年々流通量が減少してきており、特に初期モデルは高値で取引されています。

マークシリーズの中でも名作と言われるマーク15。
特徴や他のシリーズとの比較をしながらみていきましょう。

マーク15の特徴

マーク15が名作といわれる理由は3つあります。

  1. 視認性の良さ
  2. プロ仕様の耐磁性
  3. 精度の高いムーブメント

高い視認性

マークシリーズに共通する12時部分のアワーマークが特徴です。
マークシリーズはどれも似たようなデザインをしていますが、マーク15は数字のフォントやデイト表示などのバランスが整っているシリーズです。

プロ仕様の高耐磁性

マーク15は歴代のモデルからフルモデルチェンジされた点が特徴です。
その中でも特に耐磁性能が向上しています。

マーク15は4万A/mもの耐磁性を持っています。
軍用航空機のコックピットから放たれる磁気に耐えられるように、帯磁性能を大きく改善しました。

現代社会は、磁力の強い製品に溢れています。
特にスマートフォンは時計と隣接させると2万A/mもの磁気を放ちます。
一般的な時計規格だと1,600A/mや4,800A/mのものが多いので、耐磁性に少し不安があります。
マーク15の耐磁性は、現在の電子機器にも耐えうる十分な機能があるため、安心して使用することができます。

精度の高いムーブメント

マーク15の変更の1つにムーブメントがあります。
前シリーズのマーク12までは、ジャガールクルトのCal.889をベースにしたムーブメントを搭載していました。
しかしマーク15からはETAのムーブメントを搭載しています。

ETAはスイス製の時計を作っている会社が所属しているムーブメント制作連合です。
実にスイス製時計の90%がETAのムーブメントを搭載しています。
そんなETAのムーブメントに切り替えた初のマークシリーズが、マーク15になります。

マーク15のデザインの特徴

それではマーク15のデザインについてみていきましょう。

文字盤

マーク15の特徴として、「シンプルなアワーマーク」、「スクエアカットされた短針」「ケースサイズ」、「初の白文字盤モデル」が挙げられます。

シンプルなアワーマーク

12時部分の▲が印象的なマークシリーズ。
マーク15も12時部分にアワーマークがあり、視認性を高めています。
夜光塗料が時計の針とアワーマークに塗布されているため、夜間でも見やすく便利なデザインです。

スクエアカットされた短針

マーク11から引き継がれてきた、「スクエアカットされた短針」もマーク15の特徴です。
この針によって、引き締まったメンズライクな印象に仕上がっています。
このスクエアカットされた時針も、後機のマーク16からはスタイリッシュな鋭い形状へ変更されています。
そのため、軍用らしいアーミーな時針を搭載しているのはマーク15までということになります。

ケースサイズ

マーク15が人気の理由として、ケースサイズが挙げられます。
マーク15のケースサイズは38mmです。
日本人男性の上腕の太さは平均27.5cmなので、日本人の腕に合いやすいサイズ感になっています。

前のモデルのマーク12はケースサイズが36mmで、後機のマーク16は39mmです。
そのためちょうど良いサイズ感のマーク15は、日本人からも人気があります。

初の白い文字盤モデル

マーク15はこれまでの黒文字盤だけではなく、白文字盤モデルを展開したシリーズでもあります。
マークシリーズで白文字盤を持つのは、「マーク15」、「マーク18」、「マーク20」のみです。

これまでのメンズライクな印象のモデルだけではなく、夏にも合う爽やかなカラーが展開されたのも特徴の1つでしょう。

ブレスレット

マーク15は製造年によってブレスレットのデザインが異なります。
発売された初期は、マーク12のモデルを引き継いだ11連ブレスレットを採用していました。

中期に入ると5連ブレスレットへと変更されます。
中期のブレスは丸みを帯びたコマが特徴です。

後期でも5連ブレスレットは継続され、コマがスクエアカットされたものへとマイナーモデルチェンジします。

現在ではマークに15ヴィンテージ感を求めるニーズが多いため、初期の11連ブレスレットのモデルが人気となっています。

IWC マーク18のコレクションを知りたい方はこちら

KARITOKEがおすすめするマーク15

KARITOKEではIWCの人気シリーズ、マーク15のレンタルも取り扱っております。
生産終了から時間が経ち、年々流通量も少なくなってきているマーク15。
貴重なモデルを体験したい方も、KARITOKEならレンタルで試すことができます。
それでは詳しく見ていきましょう。

パイロットウォッチ マーク15 (IW3253002)

定番のチェーンブレスであるパイロットウォッチ マーク15 ブラック(IW3253002)のご紹介です。
初期の11連ブレスレットを搭載した貴重なモデルです。
スクエアカットされた時針と11連ブレスレットが、マークシリーズの中でもクラシックな雰囲気を感じるデザインとなっています。

マークシリーズは3針モデルのシンプルな仕様です。
実際に手に取った方から、高級感を感じると好評です。

11連ブレスレットもヴィンテージ感のある繊細なデザインです。

新しいモデルはアビエーションの刻印ですが、マーク15シリーズはIWCの刻印が入っています。
シリーズによって裏蓋のデザインに違いがあるのも、マークシリーズを楽しむポイントの1つでしょう。

パイロットウォッチ マーク15 (IW325301)

マーク15のレザーベルト タイプのモデルです。
ステンレスベルトとはまた異なるヴィンテージ感が魅力です。
ミリタリーウォッチですが、気品溢れるシックなコーディネートを手助けしてくれます。

マーク15は1999年に発売開始された時計なので、20年以上の歴史を持つ時計です。
流行り廃りのないシンプルなデザインと完成されたスペックが評価されているため、今でも多くの人に愛用されています。

プレスされた刻印が印象的な、高級感のあるデザインです。

日本人の腕に馴染みやすい38mmのケースサイズ。
シンプルなデザインなので、カジュアルにもシックにも合わせられる万能なモデルです。

スピットファイア マーク15 (IW325313)

スピットファイアはマークシリーズの中のコレクションの1つです。
スピットファイアとは1939年〜1950年代まで活躍していたイギリスの軍用戦闘機です。
この戦闘機にインスパイアされたデザインが特徴のコレクションで、マーク15シリーズの中でも後期のモデルです。

マーク15は白文字盤で登場したことで有名ですが、このマーク15 スピットファイアの初期モデルはシルバー文字盤でした。
文字盤にシルバーを採用しているので、視認性をアップさせるためにインデックスの色や細かいデザインにもこだわっています。
時針はシャープな形状へと変更し、より洗練されたデザインはマーク16へも引き継がれています。

スピットファイアはマーク15シリーズに含まれるモデルですが、マークシリーズのデザインをベースに、より現代的な印象の腕時計に仕上がっています。

IWCの腕時計 商品一覧はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。
マークシリーズの中でも特に人気のあるマーク15のご紹介でした。
マーク15はマークシリーズの中でも、大きくフルモデルチェンジがされた印象的なシリーズでした。

また初期のモデルと後期のモデルでデザインが異なってくるのも特徴です。
後期モデルは現在のマーク20にも引き継がれたデザインです。
マーク15はマークシリーズの中でも重要な過渡期の作品だといえるでしょう。

そんな人気のマークシリーズを、KARITOKE(カリトケ)では月額3,980円(税込4,378円)からレンタル可能です。
マーク15だけではなく、マーク17やマーク18といった他のシリーズも取り揃えております。
マークシリーズの中でもケースサイズやデザインが異なるので、どのシリーズが自分にぴったりか、心ゆくまでお楽しみ下さい。

さらに「購入可能商品」もありますので、いきなりの購入を躊躇してしまうような高級時計もまずはレンタルしてから、購入することができます。

経験豊富なスタッフが時計選びのお手伝いしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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