秋は気温が下がり、足取りも軽やかになるので、おしゃれを楽しんで出かけるのが一層楽しくなる季節です。
その際のアクセサリーとして、腕時計の選び方にもこだわってみてはいかがでしょうか。
特に、秋のグレーやブラウンといったカラーコーディネートにマッチする時計として、ゴールドカラーのものがオススメです。
以下で詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
秋にゴールド系の色をオススメしたい理由
暗めの色の服装が多くなる
人は気温の変動に伴い、低い気温の時には暗い色、高い気温の時には明るい色の服を選ぶ傾向があります。
お店に並ぶ洋服のラインナップも、春や夏は爽やかな白やブルー、パステルカラーが増えるのに対し、秋冬は暗めの色調のアイテムが中心となります。
このため、秋冬はグレー、黒、ネイビーなどの暗めのカラーを選ぶことが増えますが、その際、ゴールドカラーの腕時計やアクセサリーが手元を華やかに演出してくれます。
秋の色と相性が良い
また、秋の服装とゴールドのアクセサリーや時計は、非常に相性が良いといわれています。
秋に人気のカラーとして、落ち葉を彷彿させる茶色やボルドー、オリーブ、ネイビーなどが挙げられます。
これらの色に、ゴールドの暖かみと輝きが加わることで、コーディネート全体が洗練された印象になります。
さらに、秋はニットやウールのような温かみのある素材が注目される季節です。このような素材とゴールドの組み合わせは、相互に良い効果をもたらしてくれます。
ゴールドの特徴
続いて、ゴールド素材の特徴について、メリットとデメリットに分けてご紹介します。
メリット
ゴールド素材には以下のようなメリットがあります。
・他の金属と組み合わせて合金を作ることで、強度を上げることができる
・酸化や変色に非常に強いため、長期間美しい状態を保つことができる
・他の金属に比べてアレルギー反応を起こしにくく、敏感肌の人や金属アレルギーの人でも着用できる場合が多い
・金の価値が高く、投資としても検討することができる
特に、投資面でのメリットが大きいです。
ゴールドは価値が保たれる資産としての側面も持っているため、売却時も一定のリセールバリューを保つことができます。
しかし、裏を返せば価格の変動が起こりやすいともいえるので、リセールバリューを気にする方は、慎重に検討する必要があります。
デメリット
一方でデメリットもあります。
・購入金額が高くなる
・純金は柔らかく傷がつきやすいため、他の金属と合金にする必要がある
・比較的重量があるため、重さを感じることがある
やはり気になるのは重さの面でしょうか。
腕時計の場合、長時間身に着けていることが多い方は疲れやすいかどうかなど、自分に合った重さかどうかを考慮した方が良さそうです。
また、重量やコストが気になる方は、色味の似通った金メッキ(*)を使用した時計を使用するのも一つの手かもしれません。
*金メッキとは、本物の金を他の金属素材等に薄く結合させたもの。
ゴールドの種類
メリットの一つに挙げたように、ゴールドは他の金属と組み合わせて合金にすることで強度を高めることができます。
そのため、多くの腕時計には二種類以上の金属を融合させて作られる合金が使用されています。
腕時計に多く使われているゴールドをご紹介します。
ホワイトゴールド
ROLEX デイトジャスト 41mmホワイトゴールドは、黄色い純金と一つ以上の白色の金属を混合して作られる金属です。
主に、プラチナやパラジウム、ニッケル、銀などの白い金属が混ぜられるため、シルバーのような光沢を持つ、白い金属の色合いをしています。
腕時計以外には、ダイヤモンドやその他の宝石のセッティングに使われています。
イエローゴールド
(Cartier サントス 100)イエローゴールドは主に銅や銀などを加えた黄金色の特徴的な色を持つ素材です。
含まれている金属の比率によって、18金、14金、10金などというカラットの表記がされますが、これは金の含有率を示します。
特性上、先ほどご紹介したホワイトゴールドよりも変色や酸化に対する耐性が高いのが特徴です。
イエローゴールドは、その温かく豪華な色合いから、結婚指輪や各種のジュエリー、時計などに広く使用されています。
ピンクゴールド
(Cartier カリブルドゥカルティエ ダイバー)ピンクゴールドは純金に銅を加えた合金で、柔らかみのあるピンクや赤褐色の素材です。
この色味は加える銅の量によって異なり、銅の含有量が多いほど赤みが増すため、深いレッドゴールドになることもあります。
銅は硬い金属であるため、ピンクゴールドは他の合金と比較して強度があり、酸化にも強いのが特徴です。
結婚指輪やペンダント、ブレスレットなどのジュエリーにも用いられることが多く、近年人気の素材です。
腕時計ブランドごとのオリジナルゴールド素材
腕時計ブランドの中には、ゴールドを様々な素材と組み合わせたオリジナルの素材を開発しているブランドもあります。
中でも、カリトケで取り扱いのあるものをご紹介します。
ROLEX「エバーローズゴールド」
(ROLEX ヨットマスター)エバーローズゴールドは、ロレックスが開発した特別な合金素材です。
金に銅と少量のプラチナを加えることで、銅の色味をプラチナが安定させる効果があり、長期間使用しても変色しづらい特性を持っています。
従来のピンクゴールドと比べ、エバーローズゴールドは赤みがやや抑えられており、より上品で美しい印象を持っています。
この美しさと変色しづらい色合いのおかげで、多くのコレクターや愛好者から高い評価を受けています。
HUBLOT「マジックゴールド」
(HUBLOT ビッグバン ウニコ マジックゴールド)マジックゴールドは、ウブロが開発した特別なゴールド合金です。
この素材は、従来のゴールドの軟らかさや傷つきやすさという問題点を克服するために開発されました。
金とセラミックを高温で結合させるという特殊な方法を用いることで、ゴールドの輝きを保ちながらも、ほとんどの硬質材料や金属よりも非常に高い硬度を実現したのです。
これにより耐傷性が高まったことから、ウブロのケースサイズの大きい時計でも、傷を心配することなく着用することができます。
マジックゴールドは、イノベーションと技術の先駆者として知られるウブロならではの素材として、多くの注目を集めています。
ゴールドカラーのオススメ腕時計
カリトケで取り扱っているゴールドカラーのオススメ腕時計をご紹介します。
気になるものがありましたら、ぜひ試してみてください。
ブルガリブルガリ 41mm ステンレスピンクゴールドのコンビモデルです。
ベゼルに刻まれたロゴが特に目立ち、ローマの街並みを彷彿とさせる、イタリアンブランドらしいデザインが特徴的です。
スーツにもマッチし、主張し過ぎない洗練された仕上がりとなっています。
「ブルガリブルガリ」には多彩な素材や文字盤のデザインがラインナップされていますが、秋の太陽の下で優雅に輝くピンクゴールドは特におすすめです。
レンタルだからこそ、季節に応じて時計を変えてみてはいかがでしょうか。
金色の文字盤が輝くオメガのスピードマスターです。
こちらはゴールドではなく金メッキですが、その分低価格でゴールドカラーの魅力を楽しむことができます。
文字盤はほぼ全面が金色ですが、スポーティなデザインで、派手すぎずに着用できます。
秋から冬にかけての日中は澄んだ青空も見られますが、暗くなるのが早く、夕方以降は空や街の景色が鈍い色合いとなります。
そうした時期に、この時計で手元を明るく演出し、暗い色とのコントラストを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ハミルトンのジャズマスターです。
ブラウンのベルトと輝く文字盤のパーツが秋らしさを演出しています。
スポーツモデルでありながらクロノグラフを搭載しており、針の形状やインデックスにはドレスウォッチの要素も備えているため、ビジネスシーンでも活躍するアイテムです。
茶色やボルドー、黒など、秋らしい素材の衣服と相性が良いので、これからの季節にピッタリのモデルです。
今の時期に1本あるとファッションの選択肢が広がりますので、ぜひ検討してみてください。
ブラウンベルトと金色のパーツが美しいIWC ポルトギーゼ ラトラパンテです。
「ラトラパンテ」とはフランス語の「rattrapante」から来ており、「追いつく」という意味があります。
通常のクロノグラフ機能に加え、スプリットセコンド針を使用することで2つのラップタイムを測ることが可能な複雑な機構を持っています。
複雑機構を搭載していながら、スッキリとして視認性がよく、どんなファッションにも合わせることができます。
シンプルなキレイ目のスタイルが好みの方にオススメの1本です。
まとめ
いかがでしょうか。
ゴールドは秋に着けたいブラウンの暖色とも相性が良く、手元を華やかにしてくれます。
気になるモデルがありましたら、ぜひ一度試してみてください。
その他のゴールドカラーの時計は
こちらをチェックしてみてください。