KARITOKE編集部
今回、初の試みとして腕時計好きの方との対談企画となります。
今後カリトケでは時計好きの方や、カリトケを利用いただいているお客様へのインタビュー・対談企画を実施していきます。
第1回目はYouTubeチャンネル「Genuine Watch」を運営している映像制作会社Oto Labの中島様にインタビューを行いましたのでご紹介します。
1.腕時計に興味を持ったきっかけ
昔、Amazonに出店してWeb上で物販を行っていました。
国内の商品を海外に、海外の商品を国内にといった感じで、どのようなモノが売れるのかを模索している内に、腕時計にたどり着きました。
ちょうど、一つの商材に集中したショップにしたいなと考えていた頃、自分自身も腕時計に熱中してしまったこともあって、腕時計を専門に扱うお店へシフトしていきました。
特にSEIKOやGrand Seikoは、海外の方からすると日本製という点からか、特別感があり、興味を持っていただけることが多かったです。
コロナウイルスが感染拡大したタイミングで物販はしなくなりましたが、自分自身のターニングポイントになった時期でした。
2.YouTubeへの動画投稿・映像製作会社の立ち上げについて
現在YouTubeチャンネル「Genuine Watch」は趣味として運営しつつ、Oto Lab(オトラボ) という映像製作会社を運営しています。
YouTubeへの動画投稿を始めたきっかけは、腕時計の販売を行っていた頃に、集客方法の1つとしてYouTubeを活用してみようと思ったことです。
腕時計の撮影って埃や映り込みが入るのですごく難しいんですが、映像で魅力を伝えることができたら、いいねやコメントで嬉しいフィードバックをいただけるんです。
こんなに多くの人に楽しんでもらえる上、やっぱり自分が認めてもらえることって凄く嬉しいです。
そこで、机の上で撮影する時計だけではなく、自然や地域、目的をもって依頼していただけるクライアントにも貢献できる映像を作りたいと思い、仕事としてやっていこうと決意しました。
音を大事にしたいという意味を込めて、社名をOto Labに。
音を重視して、そのシーンやロケーションに合わせた映像を手掛ける事務所にしていきたいと思っています。
一つ一つの依頼目的に対して、こちらが一方的に作るわけではなく、コミュニケーション=音を重視しながら、どうすれば一番魅力的に見えるのかを大事にしています。
3.お気に入りのモデル
1番好きなのはGrand Seikoのスプリングドライブです。
ゼンマイを動力で動かしているにも関わらず、そのエネルギーを電気に変えていることによってクォーツっぽい動きを見せてくれるムーブメント。
精度はクォーツ並みに高い上、動力が強いので太い針を回すことができる。
本来、クォーツはバッテリーの問題で細い針を採用することが多い中、小さな時計にこれらを実現する画期的なムーブメントを知った時、感動しました。
色の拘りはそんなにありませんが、デザインはシンプルなものが好きです。
IWCのパイロットウォッチも好みです。
ベルトはクロコダイルとかレザーのベルトが好みです。
ただ、それだと雨の日に困ったりもするので利便性の部分でメタルバンドの物も所有しています。
手巻きのGrand Seiko first、これは父から形見としてもらった物。
生前に父が大事にしていた時計で、歴史を感じる1963年発売モデルですが、今でもかなり正確に動いてくれます。
毎日巻き上げを行わないといけない手巻きですが、むしろ動物を相手にしているようで愛着が湧きます。
仕事の時につけているのは、やはり利便性を加味したソーラー電波時計。
これも父からの形見です。
その日に何をするのか、誰とどこへ行くのか、そういうことを考えながら腕時計を選ぶのは楽しいですね。
これは妻からいただいたORIENT。
以前働いていた会社で単身赴任をするときにプレゼントしてくれました。
サラリーマン時代、腕時計は必需品という感覚でした。
腕時計はずっと身に着けている物であるからこそ、単身赴任中もその時計を見ると家族を身近に感じられるという意味を込めてくれたみたいです。
物にはひとつひとつ、その人にしか知りえない想いがあると思っています。
支えてもらった腕時計、今でも妻と出かける日にはこれを着けています。
4.今後着けてみたい腕時計
ROLEXの腕時計が気になっています。
僕自身、Grand Seikoなどの日本製の腕時計に知識が偏っているので、名前だけはよく知っていますが、実際にサブマリーナがどんな物なのかをあまりわかっていません。
イメージが先行してしまっているため、お金持ちの方が所有している印象がすごくありますが、実際にカリトケで借りてみて、そのプロダクトが必ず持っている優れた部分や、実際に見ないとわからない点を知って、それを動画で伝えたいと思っています。
5.自分にとって腕時計とは
一言で言うと職人魂を感じるプロダクトです。
Grand Seikoは手作業で職人が作っていると知り、手先は器用な方なので試しに自分でメンテナンスをしてみようと分解してみましたが、手順はわかっていても組み立てることができませんでした。
元あった場所に小さな部品を置くことが自分の技術ではできない。
当たり前のことですが、その時に改めて作り手のすごさを感じました。
更に、実際にその一つ一つの部品が組み合わさって動いている姿を見るとアートのように思えます。
たくさんの細かい部品を組み立てて一つの物になる。
ロマンを感じますし、故障してもまた直して使い続けることができるので、腕時計は愛でて楽しむようなアイテムだと思っています。
いかがでしたでしょうか。
聞かせていただいたお話も、時計好きの視点ならではのお話で、大変興味深い内容でした。
今回、コラボ企画として中島様が運営するYouTubeチャンネル 「Genuine Watch」にて、2本の動画をアップロードいただきました。
【ロレックスを借りられる? 色々な高級時計のレンタルができるサービスを紹介】
【ロレックスサブマリーナ 絶対偽物を掴まされないための比較動画】
よろしければ、こちらの動画もぜひご覧ください。
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executive1 Grand Seiko スプリングドライブ GMT マスターショップ限定
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