スケルトンウォッチは何がいい?その中でも「ゼニス」のスケルトンウォッチを見てみよう

ケースを透明(シースルー)にして内部の機構を見られる「スケルトン」は、メカ好きを中心に人気です。もちろん腕時計でも、いくつかのメーカーからスケルトンモデルが販売されています。その中でも有名なゼニスのモデルについて紹介しましょう。

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ゼニスでも有名なスケルトンウォッチの良さとは?

腕時計の中のゼンマイ

時計が初めてスケルトンになったのは、200年以上前のフランスといわれています。特に当時栄華を誇ったマリー・アントワネットが、時計職人のブレゲに作らせた「ブレゲNo.160」という懐中時計は、今も実物が美術館に保管されているほどです。

マリー・アントワネットの注文は「できる限りゴールドを使用し、多くの複雑な機構を搭載する」でした。その結果、ブレゲNo.160は注文から44年後に完成しましたが、マリー・アントワネットもブレゲも既になくなった後だったのです。

ブレゲNo.160は最初からスケルトンにしようと作られたわけではありません。注文どおりの複雑な機構を搭載するには、動作に干渉する不要な部品を排除しなければいけません。

ブレゲにとってそれは文字盤であり、針と時刻を表すローマ数字以外はスケルトンの懐中時計が誕生しました。

現在ではスケルトンウォッチを作るのに難しい技術は不要になり、いくつかの時計メーカーから数多くのモデルが販売されています。

例えばハミルトンのジャズマスターやIWCのブティック限定モデル、フランクミュラーのトゥールビヨン、ウブロのクラッシクフュージョンなどです。

もちろんブレゲからも、トラディションやマリーンの一部などにスケルトンウォッチがラインアップされています。日本ではオリエントが有名です。ゼニスでは「エルプリメロ」というムーヴメントを搭載したモデルに、スケルトンウォッチがあります。

ほとんどのスケルトンウォッチは機械式です。文字盤の一部、あるいは全部から内部の機構が見えるようになっています。特に「テンプ」と呼ばれる、振り子の法則で回転して1秒の間隔を歯車に伝える部品は、多くのスケルトンウォッチの目玉です。

他にも腕時計の原動力となるゼンマイや、重力の影響を防ぐトゥールビヨンを見られるモデルもあります。タグ・ホイヤーのカレラは「シースルーバック」といって、裏蓋がスケルトンになっており、ローターの回転を見られるようになっているのが特徴です。

一方、クォーツ式のスケルトンウォッチは少数派です。アメリカのフォッシルや日本のリーフタイガーくらいでしょうか。機械式に比べると部品数が少ないため、スケルトンにしても見どころがありません。カシオのG-Shockも過去にスケルトンモデルを販売しましたが、単にケースやベルトが半透明だったり、機械式風に見せたりしているだけでした。

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ゼニスのスケルトンウォッチのモデル紹介!「エルプリメロ」

中が透けている腕時計

ゼニス(ZENITH)はスイスの時計メーカーです。大きな功績としては「マニュファクチュール」の導入があります。それ以前の時計は職人がそれぞれの工房で部品を製造し、最後に組み立てるのが主流でした。あまりに非効率で品質も安定せず、時計が高価になる原因でもあったようです。

そこでゼニスの創設者であるジョルジュ・ファーヴル=ジャコは、職人を雇って工場に集め、1ヶ所で時計のすべてを作れるようにしました。これにより自社のこだわりが詰まった品質の高い時計を、効率よく生産できるようになったのです。

かつてのゼニスは高い技術力を誇り、それは1969年に誕生した「エルプリメロ」というムーヴメントに集約されています。クロノグラフ用の自動巻きムーヴメントであり、毎時36,000回の高速振動で1/10秒の計測が可能です。パワーリザーブも50時間超と実用性に優れています。一時はロレックスがデイトナのムーヴメントに採用するほどでした。

その後ゼニスは「クォーツショック」の影響を受けて経営が傾き、機械式腕時計の生産をやめた時期もあります。けれども当時の技術責任者が大切に金型や工具、図面を保存したおかげで、スイス資本に復活したとき機械式腕時計の製造を再開しました。こうして誕生から50年経った今も、エルプリメロは大きくモデルチェンジすることなく現役です。

2018年現在、ゼニスの腕時計は「デファイ」「クロノマスター」「エリート」「パイロット」の4種類があります。このうちスケルトンのモデルがあるのは「デファイ」と「クロノマスター」です。ほとんどがエルプリメロのムーヴメントを搭載しており、「クロノマスター・エルプリメロ・オープン」のように名称の一部にもなっています。

ゼニスのスケルトンウォッチは「オープンワークデザイン」といって、文字盤の一部だけを見せる手法を取っています。これは15年ほど前に初めてスケルトンウォッチを生産したとき、当時のCEOが指示したからです。一部だけ見せるほうが実用的な感じがする、という考えからでした。近年では全部見せているモデルもラインアップされています。

またゼニスのスケルトンウォッチの多くは、裏蓋もサファイアクリスタル仕様のシースルーバックです。これも他の時計メーカーに先駆けて採用しました。

エルプリメロを搭載したスケルトンウォッチで最も安価なのは、「クロノマスター・エルプリメロ・スケルトン」で885,600円(税込)です。逆に高価な「デファイ・ゼロG」になると15,120,000円(税込)します。

もちろん高価なモデルはローズゴールドなどを用いていますが、ゼニスの中心価格帯は100~150万円ですから、高級腕時計の部類に入るといえるでしょう。

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まとめ

スケルトンウォッチは多くの時計メーカーから販売されていますが、ゼニスは文字盤だけでなく裏蓋もスケルトンになっているので、特に人気があります。内部に搭載されている「エルプリメロ」というムーヴメントは、誕生から50年経った今でも現役の名品です。

ただしゼニスは高級腕時計なので、誰でも簡単に購入できるわけではありません。弊社KARITOKEではゼニスのスケルトンウォッチも取り扱っており、プレミアム以上のプランに加入すると、月額9,800円(税抜)からレンタルできます。「ポートロワイヤル・オープン」のように、販売を終了しているモデルもレンタル可能です。

月に1回別の腕時計に交換できて、手首のサイズを登録すればベルトを調節してお届けします。ゼニスの腕時計が欲しいけど高くて手が届かないときは、ぜひ弊社をご利用ください。

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