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腕時計を購入した際の保護フィルムは剥がす!?
腕時計に限らず、液晶の付いた電化製品や新車時のビニールカバーなど、新しいものについているフィルム・カバーを外さない人はとても多いようです。そのものが使えなくなるまで貼り付けたまま、という人は少ないですが、一定期間はフィルムやカバーをそのままにして使った経験は誰しもあるのではないでしょうか。
この行為、一見すると物を大切にしているように感じますが、腕時計にとってはあまりいいことではありません。
なぜ保護フィルムを剥がすべきなのか
わざわざ保護フィルムがはがれないように、フィルムの上からさらにシールを貼る人もいますが、これでは腕時計の裏蓋が早々に汚れてしまいます。腕時計についている保護フィルムはすぐに外すべきです。
保護フィルムを外さずそのままにしていると、フィルムと腕時計の間に汚れや水が入り込んでしまいます。腕時計の保護フィルムは腕と接触する時計の裏側にありますよね。つまり、腕の皮脂や汗が腕時計や保護フィルムに触れ、汚れがたまりやすくなっているのです。
この汚れを放置していると、汚れはやがてさびとなります。大切に扱っているはずが、逆に腕時計を汚し、さらにさびまで発生させてしまう。そんなことにならないよう、腕時計のフィルムはなるべく早いうちに剥がしてしまいましょう。
保護フィルムに気が付かないことも
また、透明のシールだと保護シールの存在自体に気が付いていないという方もいます。自分の腕時計に保護シールがあるかどうか、気になった方は腕時計の裏面を見てみましょう。手で少しこすってみて、感触が違う部分があったり、皮膚に引っかかったりする感触があれば保護シールが貼られています。
保護シールをはがす際に時計を傷つけないよう、慎重に剥がしてください。
自作で腕時計の保護フィルムを作るには
とはいえ、腕時計の保護が何もない状態はとても不安ですよね。せっかくのお気に入りの時計をなるべく傷つけたくない、大切にしたいという方は自分で保護フィルムを作ってみましょう。
必要なもの
必要なものはスマホ用の保護フィルム(ガラス面用)、粘着タイプブックカバーフィルム(裏蓋用)、定規、コンパス、カッター、カッターマットです。
保護フィルムは安いものでも大丈夫です。高いフィルムは厚みがあるので、腕時計の装着感が悪くなってしまう可能性があります。
直径を図る
必要なものを用意したら、まず腕時計の直径を図ります。腕時計を裏返し、裏蓋の端から端までの直径を図り、その数字を2で割ってください。直径が38ミリなら、19ミリをコンパスにあわせ、紙に円を描きます。
ガラス面にも保護フィルムが欲しい方は、ガラス面の端から端を図り、同じく半径をコンパスに合わせます。ただし、この時合わせる半径は実際の半径から1ミリ引いてください。その状態で紙に円を描きます。
どちらが表でどちらが裏かわからなくならないよう、目印をつけておきましょう。
型紙をつくる
コンパスで付けた線にあわせて紙を切り抜いたら、型紙の完成です。型紙はガタガタにならないように、なるべくきれいに切り抜きましょう。細かな作業の出来るカッターもしくは精密ナイフがおすすめ。カッターで机を傷つけないように、カッターマットを敷いてから作業を行ってください。
型紙ができたら、大きさに問題が無いか念のため腕時計と合わせて確認します。
保護フィルムを切る
保護フィルムと型紙を合わせ、カッターマットの上でカッターを使ってくりぬいていきましょう。ここが一番大切な作業です。慎重に進めましょう。
この時に注意したいのが、型紙とフィルムがズレないようにすることです。フィルムも紙も滑りやすいですので、手を滑らせてケガをしないよう十分に注意してください。
保護フィルムを貼る
無事に保護フィルムを切りぬいたら、いよいよフィルムを貼ります。こちらも失敗しやすい部分ですので慎重に。まずはフィルムと時計の間に汚れが入らないよう、時計をきれいに拭いておきましょう。
ここからフィルムの接着です。フィルムは全部剥がさず、半分だけ剥がしてから時計に貼り付け、その後残りを剥がして貼り付けます。この方法であれば、細かな作業が苦手な方でも失敗しにくいです。
中に空気が入ってしまった場合、スマホ用保護フィルムなら少しずつならしていくことで消える可能性があります。何度も貼りかえると粘着力が弱くなってしまいますので、そうなったらもう1回フィルムを切りぬいて保護フィルムを作り直しましょう。
注意点
ここまで自作の保護フィルムについて紹介しましたが、自作の保護フィルムはメーカーが保証しているものではないため、長期間接着したままにしていると、やはり汚れが溜まりさびも出てきてしまう可能性があります。
「保護フィルムを貼ったから大丈夫」と安心して長期間そのままでいると、気づかぬうちに腕時計がさびてしまった……なんてことになりかねません。
心配な方は定期的に貼り替えるか、メーカーが販売する保護シールを購入し、自分で貼りましょう。専用の保護シールであれば、円形以外の時計でもすでにぴったりのサイズになっていますので、細かな作業もいらず簡単に貼り付けできます。
裏蓋、ガラス面両方の保護シールが販売されていますので、汚れや傷が気になる方は購入を検討してみましょう。
まとめ
腕時計を傷つけたくないと思うのは、「その腕時計が気に入っているから」という理由だけではありませんよね。多くの方が「腕時計自体が高級だからなるべく大切にしたい」と考えていることでしょう。
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