スクエア腕時計(四角形・レクタンレギュラー)のおすすめ腕時計特集!

腕時計の文字盤は丸型に限らず様々な形状があります。特に「スクエア型」は直線的なデザインが人気で、多くのブランドでラインアップされています。そんなスクエア型腕時計の魅力を解説しましょう。

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腕時計のケースで人気のスクエア型!他の形はどんなのがあるの?

腕時計のケースで最も多いのが丸型(円型)です。ロレックスやオメガの現行モデルも丸型しかラインアップされていません。多くの人が身に着けているので、文字盤やベゼルで個性を出すのが一般的です。

アナログの時計は中央から外側に向けて針が伸びており、ぐるりと一回りします。だからこそ丸型のケースは理に適っているといえるでしょう。

また多くのブランドは丸型のケースに搭載する前提でムーブメントを設計しています。違うケースだとデッドスペースができたり、独自のムーブメントを制作したりしなければいけません。

自社以外からムーブメントを調達しているブランドはなおさら丸型以外のケースを採用しにくいでしょう。そのため他の形のケースがあるのは一部のメーカーに限られます。

丸型に次いでラインアップされているブランドが多いのは「スクエア型」です。長方形(レクタンギュラー)と正方形の2種類があります。

前者ならジャガールクルトの「レベルソ」、フランクミュラーの「ロングアイランド」、カルティエの「タンク」が有名です。後者にはタグ・ホイヤーの「モナコ」やフランクミュラーの「マスタースクエア」、カルティエの「サントス」があります。

同じスクエア型でも四角いケースに丸い文字盤が乗っている「クッション型」もあり、ベル&ロスの腕時計に多く見られる形状です。

パネライの「ラジオミール」も一見すると丸型ですが、その下が四角いケースのクッション型になっています。

ブルガリの「オクトソロテンポ」は八角形のケースに丸い文字盤です。

他には中央部が横に広がった「樽型(トノウケース)」があり、その名のとおりトノウとはフランス語で酒樽という意味です。

特にフランクミュラーの「トノウカーベックス」が有名でしょう。セイコーセレクションのソーラー電波モデル(レディース)も樽型です。

「楕円形(オーバルケース)」の腕時計もあります。セイコーセレクションのソーラーモデル(レディース)などです。ハミルトンのジャズマスター「FACE 2 FACE」のように横向きの楕円形もあります。

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スクエア型腕時計の選び方

ラウンド型の腕時計は多種多様なタイプがあり、一般的にどんな人にも似合うとされていますが、クラシカルな雰囲気を持つスクエア型の腕時計は、スーツや上品な雰囲気のコーディネートに合わせるとよりオシャレな印象になります。

では、スクエア型の腕時計をチョイスするときには、一体どのようなことに気を付ければいいでしょうか。

ケースサイズに注意する

スクエア型の腕時計をチェックするときは、ラウンド型の腕時計よりもケースサイズには気を付けましょう。普段着用するラウンド型とスクエア型で同じケースサイズの物を比べてみると、スクエア型のモデルはラウンド型よりもサイズが大きく感じられることが多いです。更に、スクエア型の腕時計には厚みのあるモデルが多いので、真四角に近い形だとごつめに、縦長だとスマートに見えることも念頭において、注意して選ぶようにしましょう。

ベルトの種類を確認する

ベルトの種類にも気を付けるようにしましょう。ベルトの種類はステンレスベルト、ナイロンベルト、ラバーベルト、レザーベルトなど、さまざまな種類のモデルがあります。

スクエア型の腕時計の場合、男性向けのケースサイズが大き目のモデルはかなり手首周りががっしりしている方ではない限り、インパクトのあるケースサイズに重めのステンレスベルトによって手首周りに存在感が出すぎてしまうため、ステンレスベルト以外のモデルを選ぶ方が良さそうです。

普段はステンレスベルトのモデルしか着けないという方も、シックで上品なレザーベルトや、ドレスとカジュアル両方の側面を併せ持つラバーベルトも、着用してみると案外しっくりくることもあるので一度試してみてください。

スクエア型腕時計のおすすめ

多くのスクエア型はベルトとほぼ同じくらいの横幅にすることで、ブレスレットのような一体感を醸し出しています。男性はエレガント雰囲気に、女性ならアクセサリーと同じ感覚で身に着けられるでしょう。

その中でも特に人気が高いブランドを紹介します。価格を見て分かるように、いずれも高級ブランドです。

ジャガールクルト「レベルソ」

装着したままケースだけを裏返せる腕時計です。元々はポロの試合で球がぶつかっても文字盤が壊れないために作られました。だから裏側は何もないのが普通です。

けれども名前に「デュオ」や「デュエット」と入っているモデルは裏側も文字盤になっています。その日の気分で2種類の文字盤を楽しめるのがメリットです。他にも月齢が分かったり、秒針が付いていたりするモデルもあります。価格は40万円台から700万円台です。

フランクミュラー「ロングアイランド」

幾何学的なアール・デコとルネッサンスの再興を掲げたノヴェチェントスタイルが融合したデザインのモデルです。スクエア型の文字盤にフランクミュラーならではのビザン数字が描かれています。

トノウカーベックスと並ぶ人気モデルです。歪んでいるように見えるベゼルも人目を惹くでしょう。鮮やかな革のベルトはクロコダイルです。価格は90万円台から700万円台まであります。

カルティエ「タンク」

戦車をヒントに作られたモデルで、丸型以外のケースの先駆けともいわれています。現行モデルは主に5種類あり、初期型に近い「ルイ・カルティエ」、正方形に近い「ソロ」、「アングレース」はベゼルに埋め込まれているリューズが個性的です。

「アメリカン」と「フランセーズ」は手首にフィットするようケースがカーブしています。価格はソロの20万円台からアングレースの1,600万円台まで幅広いラインアップです。

男性にオススメのスクエア型腕時計は?

タグホイヤー 「モナコ」

スクエア型時計の代名詞。世界初のスクエア型防水時計として1969年の発表から現在まで高い人気を誇るモデルです。

カーレース映画「栄光のル・マン」が1971年に公開されると、スティーブ・マックイーン氏がモナコを着用したことでその人気に一気に火が付くこととなりました。現在では多数のバリエーションが展開され、カーレース好きにとってあこがれの存在となったモナコ。スクエアケースの時計がお好きな方には、ぜひ一度手に取っていただきたい腕時計です。

ゼニス 「ポートロワイヤル」

ゼニスを代表するクロノグラフムーブメント「エルプリメロ」を文字盤から見られるデザインになっているモデル。ケースサイズも大きすぎずドレスシーンでも対応可能なシックなデザインに、パワーリザーブ機能も備えているため様々なシーンでお使いいただけます。現行ではスクエアケースのモデルは存在しない珍しいタイプであるため、今後アンティークウォッチとして価値が上がるかもしれません。

オメガ 「デビル コーアクシャル」

都会的で洗練されたデザインが人気のデビルシリーズの中でも、小ぶりなスクエア型のケースと数字を織り交ぜた文字盤のデザインがエレガントな印象を与えてくれる人気のモデル。ケースバックには時を司るクロノス神がレリーフされています。スクエア型のケースにローマ数字を合わせた独特なデザインは他にはないデビルの特徴です。

ドレスシーンでスーツに合わせて着用するととってもお洒落な雰囲気に。

ベルアンドロス 「アビエーション」

ベル&ロスを代表するキャッチーなデザインのスクエア型時計。キャッチーなデザインはドレスシーンには向かないですが、ミリタリーな雰囲気はTシャツやデニム等と相性が良く、休日のラフなファッションに合わせる腕時計を探している方にオススメです。

3針に日付表示と、シンプルながら実用的な文字盤にフィット感のあるラバーベルトでカジュアルシーンでの活躍間違いなし。

フランクミュラー 「コンキスタドール」

スペインの歴史に残る征服者エルナン・コルテスにちなんで命名されたモデルです。角張った形が強調された2段構造のスクエアケースデザインはフランクミュラーらしい独特な発想で創造されたデザインで、迫力のあるケースサイズと合わさることで力強く斬新なフォルムが男らしさを演出してくれます。

いかがでしたでしょうか。

スクエア型の腕時計は女性だけのものではありません。レベルソもロングアイランドもタンクもメンズ用のモデルがあります。ただし丸型に比べるとデザインが個性的なだけに本当に似合うのかためらわれるでしょう。

ビジネスで身に着けるとしたらロングアイランドは個性的過ぎます。また縦が46㎜と長い上に横幅も32㎜あるので、ある程度腕が太くないと悪目立ちするでしょう。

比較的無難なのはレベルソです。

タンクもメンズだけにある「MC」ならクラシカルモダンなデザインで、メカニカルなところが男心をくすぐります。

他のブランドに目を向けるとスカーゲンの「ハーゲンレクタンギュラー」や、セイコーセレクションのクオーツがシンプルです。CASIOスタンダードのコンビネーション(スクエア型)や現行機種ではありませんがシチズンの「フォルマ」もあります。

こうしたスクエア型の腕時計は手首周りをすっきり見せる効果があり、硬派な印象を与えます。特に正方形なら筋肉質な体型、長方形ならスラッとした体型が似合いそうです。

ただしタンクのアメリカンやフランセーズのようにケースがカーブしているものはフェミニンになりやすいので注意しましょう。

スクエア型の腕時計はエラが張っている四角形の顔にも合っています。性格を表すなら真面目で実直です。丸型よりはクールに見られるでしょう。あえて、そのような性格に見せるためスクエア型の腕時計を身に着ける戦略もあります。

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まとめ

スクエア型の腕時計は主流の丸型に次いで種類が豊富であり、多くのブランドから個性的なモデルが販売されています。レディース用ならブレスレットのように使えるでしょう。

メンズにもビジネスで身に着けられるシンプルなモデルがあります。丸型に比べると縦幅が長くなりやすいので、購入するまえには装着したときの大きさを確認したいところです。似合っていれば周囲にシャープなイメージを与えられます。購入する前に試したいならKARITOKEでレンタルしてみてはいかがでしょうか?

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