自分に合う腕時計のサイズは?大きさに影響を与える要素や手首の測り方

実際に腕時計を身に着けるとやっぱり似合っていなかったということは多々あります。では自分の腕のサイズにあう腕時計を選ぶにはどうすればよいのでしょうか?今回は、自分の腕のサイズにあう腕時計を見つけるにあたって意識するべき点と、その一つの手段としての「レンタル」という方法も紹介します。

この記事は約9分で読み終わります。

腕時計のサイズを決める要素とは

腕時計を選ぶ時、どのようなサイズが自分の腕に合うか考えたことがありますか?

腕時計のケースサイズも様々なサイズがありますが、手首のサイズによって大きく見え方、印象が変化します。そして、手首のサイズは一般的にその人の体系や手首の太さ、手首の幅によって異なりますよね。

例えばスリムな方がHUBLOTのビッグバンのような大きい時計(ケースサイズ44mm)を付けた場合、どこか手首に対してアンバランスになり、不格好な印象を相手に与えることに繋がります。

逆に、大柄で太い手首を持ち、力強い印象を持つ方はそのような腕時計は似合いますが、小さめの時計をしてしまうと、例えそれがロレックスの腕時計だったとしてもチープに見えてしまいます。

同じ時計でも着用する人の体格によって全体的なイメージは大きく違います。

また、スクエア型、トノー型、ラウンド型などの形状も腕時計には様々なものがあり、それらも手首の幅やサイズによって似合うものが異なります。

では、自分に合っている腕時計のサイズはどのようにして見極めるべきでしょうか。今回は、腕時計のサイズを決める要素について、手首サイズ15.0cmの男性が様々なケースサイズの時計を付けた画像と共にご紹介します。

・ROLEX エアキング(ケースサイズ34mm)

ケースサイズ34mmとかなり小ぶりなサイズの時計ですが、この被写体の場合手首幅も狭く、15.0cmと手首サイズも細い男性のため、小さすぎることもなく、程よくドレッシーで上品な印象といえるのでないでしょうか。

・OMEGA スピードマスターデイト(ケースサイズ38mm)

エアキングより4mmサイズアップしたオメガのスピードマスターの着用写真です。先ほどのエアキングよりも少し厚みがありますが、手首幅に対してこちらのサイズ感で小さすぎず、ちょうどジャストなサイズ感に感じます。

・TAG HEUER カレラ キャリバー ホイヤー01 (ケースサイズ44mm)

そして、ケースサイズ44mmのかなり大き目なサイズの時計を着けてみました。手首が細くて薄いため、このケースサイズの腕時計をつけてしまうと、手首に対して時計が大きすぎるため、やや不格好な印象になっています。

・FRANCK MULLER カサブランカ(ケースサイズ33mm)

最後に、トノー型であるFRANCK MULLERのカサブランカを着用写真です。

横幅のケースサイズはかなり小さい33mmですが、こちらも手首の幅に対して縦型のケースがかなり大きく感じますね。カサブランカに関しても、もう少しがっしりした体系の方の方がより似合うのではないでしょうか。

これらの画像から見てもわかる通り、その人毎の手首幅によって似合う腕時計は変わってきます。

メーカーが提示するケースサイズの大きさは、文字盤にベゼルなどの外装を含めた数値です。直径、縦幅、横幅など、どこで測っているかはメーカーによって異なりますが、主流は「直径」です。

一口に「メンズの腕時計」といってもケースサイズは35mmから44mmまで幅広くラインアップされています。日本人男性の手首周りは150mmから200mmくらいで、そのうち腕時計のケースが乗る「上から見た手首幅」は50mmから70mmほどです。

バランス良く見えるのは手首幅に対して6~7割のケースサイズです。例えば手首幅が50mmなら35mmまで、60mmなら42mmまでがちょうど良い大きさに見えますので、これらのことを考えながら腕時計選びをしてみてはいかがでしょうか。

自分の手首サイズの測り方

では、自分の手首サイズはどのように計測すればいいのでしょうか。

・紐や巻き尺を使って計測する

手首サイズは、ご自宅にある使用していない紐や巻き尺を使って測ることができます。

手首に紐を巻き付けて、一周したところに印をつけましょう。その後、紐を伸ばして、先端から印をつけたところまでの長さを計測することで、手首一周分の長さがわかります。手首の長さだけでなく、手首の側面の骨の出っ張りがある場合は、腕時計によって合わないブレスレットのタイプもあるため、購入する前に確認するようにしましょう。

KARITOKEでは、会員登録の際に自分の手首サイズを知らない方向けに、1円玉を使った写真での計測を行っております。

腕時計を着ける位置の手首の表面に1円玉を置いた写真を撮影し、会員登録時に添付いただくことによって、こちらでおおよその手首サイズを計測し、そのサイズに調整した腕時計を発送しております。

また、KARITOKEの初回ご利用時、お届けの際に正確な手首サイズを計測することが可能なメジャーを同梱していますので、安心してご利用いただけますのでよろしければご検討ください。

・お店で腕時計を試着する。

お店で気に入った腕時計を試着してみる際、実際に購入して使用することを想定して試着するので、店員さんが手首のサイズに合わせて腕時計のベルトを調節してくれます。

KARITOKEも、有楽町マルイに店舗があり、手首のサイズ計測だけを行うことも可能ですので、お気軽にご来店ください。

男性が選ぶ自分にジャストサイズの腕時計とは?

ケースサイズが大きい腕時計はカジュアル感が強い上に、ワイシャツの袖では隠し切れません。スーツに合わせるなら心持ち小さめのほうがスマートに見えるでしょう。

そう考えるとケースサイズが大きいパネライやウブロ、IWCは日本人男性の手首には大き過ぎます。

体が大きい海外の人に合わせてデザインされていますから、仕方ないかもしれません。最近はスイスのブランドを中心にケースサイズを大きくする傾向があります。

他のブランドでもクロノグラフを搭載したモデルや防水性を高めたもの、回転ベゼルが目立つものは手首を覆うくらい大きく見えてしまうでしょう。

腕時計を選ぶときは40mm以下のケースサイズを目安に、レディース向けも検討してみましょう。海外のブランドにはケースサイズが35mm前後で、男性が身に着けても違和感のないシンプルなレディースのモデルがたくさんあります。

もちろん腕時計に詳しくない限り、それがレディース向けだとは気づかれにくいものです。むしろメンズでも手首のサイズより大き過ぎるほうが悪目立ちします。またケースやリューズが手首や手の甲にぶつかるなど使い勝手も良くないでしょう。

もっともプライベートなら、意識して大き過ぎるケースサイズの腕時計を選ぶと個性的に見えるはずです。文字盤やベゼルが見やすいというメリットもあります。

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女性が選ぶ自分にジャストサイズの腕時計とは?

女性の手首周りは男性に比べると細めで、130mm~150mmくらいです。上から見た手首幅も40mmから50mmほどになります。

先ほどの男性の例に照らし合わせると、腕時計のケースサイズは26mmから35mmくらいが最適です。各ブランドともそれくらいのケースサイズが主流になっています。

例えばロレックスのレディースは26mmから39mmまでラインアップされています。小ぶりな26mmや28mmなら、ブレスレットのように身に着けられて大人の女性の魅力を引き立ててくれるでしょう。逆に37mmや39mmになると見た目がゴージャスで存在感もあります。

ただしビジネスシーンに限っていえば、あまりに小さいと物足りなく見えるかもしれません。さらに時刻も確認しづらいと不便でしょう。その場合はレディースよりも一回り大きい「ボーイズサイズ(ミッドサイズ)」を選ぶ方法があります。

ボーイズサイズはメンズとレディースの中間であり、サイズは33mmから35mmが中心です。

「ボーイズ」といっても決して男性用ではありません。サイズを分かりやすく表現しているだけです。そのためノベルティグッズのように男女問わず身に着ける可能性がある場合や、プレゼントなどに向いています。もちろん手首の細い男性が身に着けても似合うでしょう。

かつては各ブランドでボーイズサイズを展開していましたが、最近では時計販売店で独自に定義しているのがほとんどです。その中には各ブランドでメンズやレディースにカテゴライズされているものも含まれています。

メンズを選ぶときと同様、試着したり紙で再現したりするなどしてサイズを確認しましょう。

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自分に似合うサイズの腕時計がわからないならレンタルでお試しを!

どんなに手首周りに合った腕時計のケースサイズが分かっていても、実際に身に着けるとやっぱり似合っていなかったということは多々あります。

店頭で試着してもビジネスとプライベートのように服装が変わるだけで印象が違ってくるかもしれません。だからといって服装を変えて何度も店頭まで通うのは面倒です。

そんなときは腕時計をレンタルしてみましょう。KARITOKEは月額料金を支払うと無期限で腕時計をレンタルできて、他に気になる腕時計があれば月に1回だけ交換できます。

コースは4種類あり、最も高いエグゼクティブプラン19,800円(税込21,780円)なら選びたい放題です。全部で40近くのブランドをレンタルできて、一部ですがレディース用もあります。

レンタルしている腕時計の詳細ページには直径のケースサイズが記載されているので参考になるでしょう。他にもベルトの最大サイズを確認できますし、手首のサイズを登録すると調節して届けてくれます。

数日間身に着けるとケースサイズの大きさやデザインが、自分の手首やファッションに合っているか分かるでしょう。合わないと感じたら別の腕時計に交換するのも簡単です。

もちろん、手が届かない高級腕時計もレンタルなら簡単に身に着けられます。普段使いとは別にパーティーやフォーマルなど特別なシーン向けの腕時計をレンタルする利用方法もあります。新しい腕時計の楽しみ方ともいえるでしょう。

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まとめ

時計のケースサイズは、上から見た手首幅の6~7割くらいにするのがバランス良く見えます。購入するときは試着するのはもちろん、その大きさに紙を切って手首に乗せてみましょう。

男性ならあえてメンズにこだわらず、ボーイズやレディースに目を向けると最適なサイズが見つかるかもしれません。レンタルして数日間試すと、より似合うサイズか実感できるでしょう。

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