よく聞く腕時計のラグ幅って何?
・ラグ幅ってどこの幅?
腕時計本体から突き出ている2本の爪のような部分がラグと呼ばれています。腕時計本体とベルトを繋げている部分の本体側というと分かりやすいかもしれません。この腕時計のベルトと本体の取り付け部分の幅の名称が『ラグ幅』です。この幅は腕時計のベルトを探す際には知っておかなくてはならない寸法になります。
・ラグ幅の計測方法は?
腕時計のラグ幅はベルトをつけたままでも測ることができますが、正確に計測したい場合はベルトを外して時計本体のラグの内側を定規などで測るようにしましょう。基本的には12時側のラグでも6時側のラグでも幅は一緒ですので、どちらか一方を測るだけで十分です。
腕時計本体ではなくベルトの取り付け部分の幅を測ってしまうと、本体のラグ幅とは異なる数値が出てしまうので必ず本体のラグを計測するようにしてください。
・ラグの形状はブランドによって様々
腕時計本体から2本の爪が出ているのが一般的なラグの形状になりますが、ブランド時計によっては特殊な形状をしているものがあります。例えば、カルティエ・ロードスターやブルガリ・ディアゴノなどは専用のベルトでないと取り付けができないようになっています。
ちなみに、KARITOKEではラグが特殊形状の腕時計も数多く取り揃えております。ラグの形状が普通とは異なっている腕時計は、個性的ですしお洒落に見えるので1本持っておきたいと思う方は少なくありません。
腕時計の有名ブランドのラグ幅はどれくらい?モデルを紹介!
ロレックスを代表するモデルのひとつ「サブマリーナ」。世界で初めて回転するベゼルを搭載、さらに100m防水という本格的なダイバーズウォッチとして1953年に誕生しました。
スタイルの原型はファーストモデルの段階で完成されていましたが、年を重ねるごとに防水性能など機能面での進化が見られています。そんなロレックスサブマリーナのラグ幅は大きめの21mmです。ケースが大きい分、やはりラグ幅も広くなっています。
オメガを代表するクロノグラフモデル「スピードマスター」。NASAの装備品として公式に採用され人類とともに初めて月に降り立ったモデルであることは有名ではないでしょうか。
オメガのスピードマスターは宇宙に行くために特別に作られたというわけではなく、市販品であったということを考えるとオメガの機能性がいかに優れているかというのが容易に想像できます。そんなオメガスピードマスターのラグ幅は20mmとなっていて、サブマリーナに比べるとわずかに小さいといった感じです。
フランクミュラーの代表作のひとつ「トノーカーベックス」。三次元の美しい曲線美が特徴のトノーカーベックスは、ブレゲの再来と称されたスイスの天才時計師フランクミュラーの斬新な発想が詰め込まれたモデルです。トノーカーベックスのサイズはメンズ・レディース合わせると9つもあり、当然ラグ幅も11mm~22mmまで9つもあります。
トノーカーベックスに限らずフランクミュラーのモデルはサイズ展開が多いので、ベルトを交換しようと思うときはケースサイズをしっかり確認しておくようにしてください。
高級ジュエリーブランドのブルガリが展開しているブルガリウォッチの代表作が「ブルガリ」。この名前からしてもブルガリがこのモデルを代表作にしたいという意思が伝わってきます。ブルガリの特徴は、なんといっても上品さと高級感を持ち合わせたデザインです。
ブルガリ ブルガリのデザインはオーデマピゲ ロイヤルオークやパテックフィリップ ノーチラスのデザインを手がけた世界で最も有名な時計デザイナーとされているジェラルド・ジェンタ氏が手掛けています。ブルガリ ブルガリを所有する喜びは有名なデザイナーが監修した高級スポーツカーを所有する喜びと似ているといえるかもしれません。
そんなブルガリ ブルガリのラグ幅は小さめの14mmとなっています。ラグ幅は小さいですが存在感はかなり強いモデルです。
スイスの高級時計メーカーのひとつIWCの定番モデル「ポルトギーゼ」。1998年に登場してから今に至るまでIWCの中で高い人気を誇っています。
真円型のシンプルなデザインで視認性を高めるためにベゼルの幅が極端に狭くなっているため、他の高級時計にはない独特の美しさがあります。そんなIWCのポトルギーゼのラグ幅は20mmとなっています。ラグ幅として最も一般的なサイズになりますので、選べるベルトの種類も多くなっています。
・オーデマピゲ ロイヤルオークのラグ幅
世界三大高級時計メーカーのひとつオーデマピゲの代表作が「ロイヤルオーク」。1972年に発表されスポーツ・ラグジュアリーウォッチの先駆けとなったモデルです。ロイヤルオークの特徴は、なんといっても八角形のベゼルに裏蓋まで貫通された8本のビズです。一目見てオーデマピゲ・ロイヤルオークと分かる存在感を発揮しています。
オーデマピゲロイヤルオークオフショアになるとラグ幅もかなり大きめの28mmとなります。ケースサイズが44 mmとロレックスサブマリーナやオメガスピードマスターと比べても桁違いの大きさのため、ラグ幅もかなり大きくなっています。主張が非常に強いので持つ人を選ぶブランドではあります。
まとめ
腕時計のラグについてお話しました。ベルトの交換をするときにラグ幅を知っておくことは必要になります。ブランド時計の種類によってラグ幅は異なりますので、ベルトの交換を考えている場合は自分の時計のラグ幅をまずは計測しておきましょう。ラグ幅を測る際はベルトの取り付け部分の幅ではなく、腕時計本体のラグの内側を測るようにしてくださいね。
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