腕時計の復刻版が人気の理由

高級腕時計はヴィンテージ・アンティークが人気というイメージがありますが、実は復刻版にもファンが多くいます。 味のあるヴィンテージやアンティークよりも、なぜ新しい復刻版が選ばれるのでしょうか。腕時計の復刻版のよさと、人気ブランドの復刻版腕時計を紹介します。

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腕時計の復刻版のよさ

鍵と折りたたみ財布と腕時計

腕時計の復刻版は、確かにヴィンテージやアンティークのような希少価値はありません。歴史と共に増えた傷や独特の色合いがたまらないというコレクターもいますが、多くの人が手にできるものではないでしょう。

「憧れのブランドを代表するモデルが欲しい」と思っても、手に入れることは難しいですよね。しかし、そのブランドの歴史を感じさせるモデルのデザインはそのままに、お手頃な価格で買える腕時計があります。それが復刻版です。

復刻版は当時のデザインとほとんど同じなのにも関わらず、新しく手入れがしやすいこと、何より購入しやすい価格であることから世代を問わず選ばれています。同じデザインのヴィンテージは全く手が届かないという方でも、復刻版であれば「自分へのご褒美」という気持ちで購入できるでしょう。

ヴィンテージやアンティークは確かに素敵ですが、いつ壊れるかわからず、さらに壊れた際の修理も難しいというのが難点です。そこが愛おしいという方もいますが、最新のムーブメントや外装の復刻版であれば、壊れた際にも部品が簡単に取り寄せられるため安心して普段使いに利用できます。

時計を造るブランド側にとっても、安定的に製造・販売できる復刻版デザインのほうが、新デザインをリリースするよりもリスクが少ないというメリットがあります。見た目はそのまま、なのに機能性はアップグレードされているため、「昔ながらのデザインが好き」「一度買ったら長く使い続けたい」そんな方には復刻版がおすすめです。

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ロンジンの復刻版腕時計

復刻版腕時計ブームの先駆けとなったのが、「ロンジン」です。1832年創業、腕時計のブランドが軒を連ねるスイスの中でも、老舗中の老舗ブランド。

しかし、老舗ながら気取らず誰でも購入しやすい価格で、多くの人を虜にしています。数ある腕時計の中で、復刻版として注目しておきたいのが「フラッグシップ」と「ヘリテージ」の2つです。

2本の腕時計

・フラッグシップ

フラッグシップのオリジナルは1957年に発表されています。丸みを帯びたデザインで、オーソドックスかつシンプルな腕時計です。

大きすぎないケースが、日本人の腕にもぴったり。アンティーク感を漂わせるドーム型風防とゴールドのインデックスで高級感もアップ。ムーブメントは42時間稼働の自動巻きとなっており、レトロな外観と最新の技術を兼ね備えた大変人気の復刻版腕時計です。

・ヘリテージ

フラッグシップは大人すぎる、と感じる方におすすめなのがヘリテージです。カジュアルな「ヘリテージ1945」は、復刻版リリースにあたり、現代風にデザインをブラッシュアップ。ケース径をサイズアップしています。

ベルトはヌバックレザーを採用し、落ち着きながらも大人の遊び心を演出。いつでも休日の相棒にしたくなる逸品です。

「ヘリテージ1951」はゴツゴツとした男らしさが特徴です。ミニサイズの計器のようなインデックスに、ミニッツトラックはレイルウェイ模様で渋さが増します。針部分は夜間発光し実用性もアップ。ここぞという時に着けたくなる1本です。

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タグ・ホイヤーの復刻版腕時計

黒いベルトの腕時計

1860年創業のタグ・ホイヤーも、ファン念願の復刻版を発売。特に注目しておきたいのが、レーシング好きなら外せない、レーシングクロノグラフ「オータヴィア」と個性的な「モナコ」です。タグ・ホイヤーに憧れている人は、これを機に復刻版をゲットしておきたいですね。

・オータヴィア

タグ・ホイヤーといえばレーシングクロノグラフのオータヴィア。1962年に発表されたモデルです。製造終了から50年を超えた今もなお、腕時計コレクターから高い支持を受けています。そんなオータヴィアが復刻版として発表され、多くの人から注目されています。

ベルトはレザーとブレスレットタイプの2種類。丸形のクロノグラフはレトロな雰囲気を残しながらもケースをサイズアップ。当時のデザインと大きく異なる点はありませんが、細かな部分では今のトレンドを意識して造られています。

ケースだけではなくインデックスもサイズをわずかに大きくし、ベゼルの素材はステンレスからアルミニウムに変更。時流を取り入れながらも、オリジナルへのリスペクトを忘れないデザインへとブラッシュアップされました。ムーブメントは80時間稼働、高パフォーマンスの自動巻きとなっています。

・モナコ

1969年誕生のモナコシリーズ。角形防水ケースに自動巻きを採用し、当時革新的クロノグラフとして注目を集めました。

復刻版のデザインは、当時のものを忠実に再現しています。マットブルーのダイアルにバーインデックスは、レトロな中にもどこか新しさがあり、モナコのいつまでも色あせない価値を感じさせます。

復刻版でありながら、ブランドロゴもムーブメントも当時と同じものを採用しています。裏蓋はシースルーでムーブメントを鑑賞できるのも高ポイント。昔ながらのムーブメントの動きを見ているだけで、この時計に愛着を覚えてしまう方も多いはず。

サイズの大きいケースがトレンドですが、こちらは39ミリと少し控えめ。そのためスーツにもおさまりが良く、シーンを選ばず使える嬉しさがあります。そのコストパフォーマンスの高さに、ファンならずとも思わず手にしてみたくなりますね。

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まとめ

大好きなブランドのオリジナルモデルを手に入れることは夢のまた夢、という方には復刻版がおすすめです。

復刻版ならデザインはほとんどオリジナルと変わらないのにもかかわらず、機能は最新のものを備えています。いいものを長く、大切に使いたいのであれば、有名ブランドの復刻版を1つは持っておきたいところです。

とはいえ、今回紹介したロンジンとタグ・ホイヤーの復刻版であっても購入するのは価格の面から難しいという方も多いでしょう。

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