腕時計が故障したかも?修理に出したほうがよい状態と注意点とは

腕時計が動かない、カレンダーの日付が変わらない、ガラスが割れてしまった。大切な腕時計が故障したことはありませんか?腕時計を修理に出したほうがよい状態と修理先の選び方、そして故障しないための注意点についてご紹介します。

この記事は約6分で読み終わります。

腕時計を修理に出すべき状態について

腕時計に次のような症状が見られたら修理に出すサインです。

・腕時計が動かない

・時間がずれている

・カレンダーの日付が変わらない

・ガラスが曇っている、または割れてしまった

また水に濡れて止まってしまった、落として止まってしまった場合などもすぐに修理に出さなければいけません。修理に出す場合、メーカーや小売店、時計の修理専門店に出すようにしてください。

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腕時計を修理に出したほうが良いサイン

腕時計が故障したかな?と思うサインは様々です。腕時計が故障したと思われる症状と原因についてご紹介します。

・腕時計が遅れる、または止まってしまっている

腕時計の故障で最も多い症状です。電池を交換してもすぐに遅れたり止まったりする場合は単なる電池切れではなく故障と考えられます。主な原因は内部の細かいホコリが入り込んで歯車の動きを妨げる、また油切れによるものがほとんどです。

最初は遅れるだけであったのが、そのまま放置することでやがて止まってしまうため、時間の遅れに気がついたらなるべく早く修理に出すほうが良いでしょう。

・腕時計のカレンダーの日付が変わらない

腕時計のカレンダー機能は構造の中でも非常に精密な造りになっています。原因は部品の磨耗、破損、油切れなどが考えられます。

・ガラスが曇る、または結露が出る

ガラスの内部が曇ったり結露が出るという故障もあります。湿気の多い場所で使うことが多い場合や水が入り込んでしまったことがガラスの曇りや結露の原因と考えられます。それ以外にも経年劣化で防水機能が低下し、パッキンの隙間から水分が入り込んでしまうこともあります。そのままにしておくと内部に溜まった湿気により部品が錆びて故障につながるため、ガラスの曇りや割れに気付いたら、早い段階で修理に出すようにしましょう。

そのまま放置しておくとオーバーホールなど大がかりな修理が必要となるため、気になるサインが現れたときは早めに修理依頼を出すことが大切です。

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腕時計が壊れたら修理はどこに出す?

では腕時計が壊れてしまったら、いったいどこに修理を出せばよいのでしょうか。腕時計の修理と聞くと一般的にデパートや時計販売店が思い浮かぶかもしれません。修理先にはそれぞれどんな違いがあるのか、特徴についてお話を進めていきます。

メーカーやブランドの修理部門

まず真っ先に思い浮かぶのは、メーカーやブランドの修理部門でしょう。メーカーはその時計の製造元であり、各モデルの製造終了から7~8年は修理に対応しています。各パーツがそれぞれのモデルに対応していることはメーカー修理部門の大きな強みでしょう。

知っておいたほうがよいポイントとして、メーカーやブランドの修理部門に修理依頼を出すと料金的には割高となり、納期も長めになることがあります。メーカーは主な修理箇所だけでなく、疑わしい部品も全て交換するため、金額が高めになります。

また古いモデル、平行輸入品の修理は受け付けてもらえない場合があるため、事前に確認が必要です。

購入店での直接依頼、デパートの時計売り場、小売店

もっとも手っ取り早いのは、購入した店舗へ直接修理を依頼することです。購入店なら顧客履歴も残されており、メーカーまたは直接修理専門店へ修理に出す場合が多いため、顧客としては自分で修理店を探す必要がありません。

デパートの時計売り場は電池交換やバンド交換といった比較的簡単な修理はすぐに引き受けてくれることがあります。しかしその他の修理が必要になった場合は、外注に出されることがほとんどです。そのため細かい要望などが伝わりにくい傾向があります。

時計販売店や時計を扱っている貴金属店などの小売店でも時計の修理を依頼することができます。小売店の特徴は、店員との対面による距離の近さです。また店舗により、時計職人が常勤していることもあります。

職人がいると、安心して修理を依頼することができるだけでなく細かい要望まで伝えることも可能です。デパートの時計売り場では敷居が高くて依頼しにくいと感じる人も、小売店ならもう少し気楽に修理依頼ができると感じる人も多いでしょう。また修理代もメーカーに比べると安い費用で済む場合があります。

しかし最近では時計店の跡を継ぐ人が少なくなり、時計修理の知識や経験が全くない小売店も増えてきています。どの小売店でも修理を依頼できるわけではなくなってきているということが現状でしょう。

・時計修理専門店

時計修理専門店は、様々な種類の時計修理を行っており、まさに修理のエキスパートです。時計修理専門店に依頼するメリットとして、使用できる部品を修復してできるだけ使うようにしているため、直接メーカーに依頼するよりは随分安い値段で修理することができることです。

その反面デメリットとして、メーカーにより部品を供給しないところがあることです。そのため、部品交換が必要となる修理になった場合、修理ができないという事態が起きてしまうことがあります。

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腕時計を修理に出さないで良いように丁寧に扱う

何かの原因で腕時計が故障してしまったら、早めに修理に出さなければいけません。腕時計はとてもデリケートです。使い方を誤ったり雑な扱い方で故障の原因となったりしてしまいます。

では腕時計を修理に出さないための注意点についてご紹介します。

水に濡らさない

腕時計は水にとても弱いものです。防水機能を兼ね備えていても、その領域を超えてしまうと故障に繋がります。ついうっかり腕時計をしたままシャワーを浴びてしまった、プールに入ってしまったなど、腕時計を外し忘れることによるトラブルが故障に繋がるため、水に濡らさないよう注意しましょう。

磁気に近づけない

強い磁気を発するものの近くに腕時計を近づけることは故障の大きな原因です。

強い衝撃を与えない

何度も触れているように、腕時計は精密な部品で構成されており、非常にデリケートです。そのため強い衝撃や振動にとても弱く、乱暴な使い方や扱いをすると故障に繋がります。

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まとめ

腕時計を修理に出したほうがよい状態と故障させないための注意点についてご紹介してきました。腕時計が故障する原因は様々ですが、取り扱い方で故障を防ぐことが可能です。

腕時計が故障して修理に出すと、お金も時間もかかります。故障が心配な方や修理が面倒くさいという方は、レンタル腕時計を検討してみることをおすすめします。大切な腕時計を修理に出さなくても良いよう、丁寧に取り扱うようにしましょう。

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