腕時計を洗浄してキレイにしよう!様々な洗い方

腕時計を長く使用していると細かな汚れが目立ってくるでしょう。高価な腕時計でも、汚れているとみすぼらしく見えてしまうかも知れません。汚れが気になるようであれば、洗浄して綺麗にするといいです。ここでは、腕時計の洗浄方法について解説していきます。

この記事は約6分で読み終わります。

時計についたヨゴレとその洗浄方法

気に入っている腕時計は毎日長時間付けている人が多いです。仕事中はずっと腕時計を填めたままの人もいるでしょう。腕時計は装着時に腕に密着しているので皮脂や汗などが付着します。毎日装着することで、少しずつヨゴレがこびり付いていくでしょう。

ベルトの部分には細かな隙間も多いため、皮脂ヨゴレやホコリなどが入り込むことも多いです。毎日使用していると、なかなか気付きにくいですが、じっくりと見てみるとヨゴレに気付くことがあります。

腕時計が汚くなっているのに気付いたら洗浄してみましょう。腕時計の洗浄はお店に依頼してクリーニングする方法が一般的です。ただ、ベルトの部分のみ洗浄したいのであれば自分でも洗浄することが可能です。

自分で洗浄するには、ベルトをケースから外しましょう。バネ棒外しとハンマーを使用して外します。ベルトがケースから外れれば、洗剤を使って水洗い可能です。いらなくなった歯ブラシを使って磨くと目立つヨゴレは落ちるでしょう。細かい隙間にこびり付いているヨゴレは爪楊枝を使うとより落としやすいです。

工具を使って自分でベルトを外すのをためらってしまう人もいるでしょう。洗浄後、元に戻せなくなってしまったり細かい部品をなくしたりすることもあるかも知れません。また、ベルトの部分だけでなく、ケースのヨゴレが気になることもあります。

その場合にはお店にクリーニングに出しましょう。料金の相場は3,000円から4,000円くらいです。クォーツ時計はやや安めで、機械式時計は高めの傾向にあります。

お店ならプロの修理技能士が洗浄作業をしてくれるため安心感もあるでしょう。自分で洗浄する際には、なかなか掃除できないような細かいところまでヨゴレを落としてもらえます。お店によっては裏蓋のゴムパッキンの交換もしてくれるところもあり、新品と変わらないような綺麗な状態にすることも可能です。

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超音波洗浄機で金属バンドをキレイにする方法

自分で腕時計を洗浄する際には超音波洗浄機を使う方法もあります。歯ブラシや爪楊枝で地道に磨いてヨゴレを落とすのもいいですが、時間がかかり、何より手間です。

磨いてもヨゴレを上手く落とせないこともあります。超音波洗浄機を使うと、手作業で洗浄した場合と比べて、ヨゴレが落ちやすいです。超音波洗浄機は腕時計だけでなく、アクセサリーやメガネを洗浄する際にも使用できます。使い方もそれほど難しくありません。

まず、ベルトをケースから外すところまでは手作業で洗浄する場合と同じです。超音波洗浄機の中に水と洗剤を入れて、その中に腕時計のベルトを沈めます。蓋をしてスイッチを入れて終了時間をセットするという手順です。洗浄が始まったら、終了時間まで放置しておきましょう。内部が見えるタイプの超音波洗浄機であれば、洗浄中にヨゴレが落ちていく様子も確認できます。細かな隙間からどんどんヨゴレが掻き出されていくでしょう。

洗浄が終了したら、取り出して結果を確認してみましょう。見違えるように綺麗になっています。水と洗剤しか使わないため、超音波洗浄機を使用した洗浄方法はコストの面でもおすすめです。超音波洗浄機そのもの自体あまり高価なものではありません。数千円程度で買えます。1つ購入しておけば、こまめに腕時計のベルトが洗浄できます。

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ポリデントを使って金属バンドをキレイにする方法

少し変わった洗浄方法ですが、ポリデントなどの入れ歯洗浄剤を使ったやり方もあります。入れ歯洗浄剤のパッケージを見てみると、金属ヨゴレも綺麗に落とせる旨の謳い文句が目に付くことがあるでしょう。

金属製の入れ歯をキレイに洗浄できるという意味です。金属の入れ歯に使えるということは、金属の素材なら入れ歯でなくても使えるということになります。ただし、時計メーカーや修理店などで推奨している洗浄方法ではありません。実際に行う際にはあくまで自己責任でやりましょう。

手順は簡単です。コップくらいの大きさの容器にお湯を注いで入れ歯洗浄剤を入れます。紙コップを使用するのがいいでしょう。洗浄中の様子を見て確認したいのであれば、ペットボトルを使うといいです。真ん中辺りから横に切断すると下半分がちょうどコップくらいの大きさの容器になります。

入れ歯洗浄剤を入れて泡立ってきたら、腕時計の金属ベルトを入れましょう。お湯の色が変わり、気泡が発生するなどの変化が出てきます。そのまま20分くらい放置しておくとお湯が冷めて色も元に戻り気泡も発生しなくなるので、金属ベルトを取り出しましょう。拭いて乾かすと、ヨゴレが落ちてキレイになっていることが確認できます。

また、入れ歯洗浄剤を使った洗浄方法は、ベルトをケースから外さずに行うことも可能です。その手順は、まず紙コップにお湯を入れてから、紙コップの上に割り箸を2本横にして置きます。橋を架けるような具合です。2本の割り箸の上に腕時計のケース部分を置いて、ベルト部分が紙コップの中に入るようにして置きましょう。そうすると、ケース部分は濡らさずにベルト部分だけお湯に浸けられます。上手くセットしたら入れ歯洗浄剤を入れるだけです。

洗浄中は泡が吹きこぼれそうになることがあるため、なるべく余裕を持った水位にしておくことをおすすめします。本体との接合部分に近いところは洗浄できませんが、他の部分は外して洗浄する場合と同じようにして、綺麗にすることができます。

かなり簡単にできる洗浄方法であるため、汗や皮脂が付着しやすい夏場は、入れ歯洗浄剤を使って小まめに洗浄するといいでしょう。

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まとめ

腕時計はベルトの部分だけであれば、自分でも簡単に洗浄できるので、特に夏場はヨゴレが気になったらこまめに掃除しておきましょう。綺麗な状態を保てます。自信がない場合には、お店にクリーニングに出すのが無難です。クリーニングに出せば、ケース部分もキレイに洗浄してもらえます。クリーニングやお手入れが面倒くさいという方は、ぜひレンタルの腕時計も検討することをおすすめします。期間限定で借りる腕時計なので、特に汚れなども気にせず使用することができます。

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