目次
ロレックスの種類は大きく2つのモデルに分かれる
ロレックスには、大きく分けてプロフェッショナルモデルとクラシックモデルの2種類があります。
プロフェッショナルモデル | クラシックモデル | |
特徴 | ・機能と耐久性 ・別名:スポロレ(スポーツモデル) | ・装飾の種類が多い ・シンプルで上品なデザイン |
おすすめ着用シーン | ・ビジネスシーン ・モーター・マリンスポーツ ・カジュアルシーン | ・ビジネスシーン ・パーティーシーン ・フォーマルシーン |
コレクション | ・サブマリーナ ・GMTマスターII ・コスモグラフ デイトナ ・ヨットマスター ・シードゥエラー ・エアキング ・エクスプローラー ・ミルガウス | ・デイトジャスト ・デイデイト ・オイスター パーペチュアル ・レディ デイトジャスト ・スカイドゥエラー1908 |
主な特徴を表にしてみましたが、それぞれのコレクションとモデルについて更に詳しく紹介していきます。
プロフェッショナルモデルの特徴
プロフェッショナルモデルは、モータースポーツやマリンスポーツ、アドベンチャー等のシーンでも使用できるように設計された、実用性と機能性を兼ね備えたコレクションです。
別名、スポーツモデル(スポロレ)と呼ばれています。
回転ベゼルやクロノグラフなどの複雑機構を搭載し、素材やブレスに頑丈なステンレス素材を使用しているモデルが多い事も特徴です。
またステンレス素材のプロフェッショナルモデルは、希少価値があり、高いリセールバリューが期待できるという側面もあります。
クラシックモデルの特徴
クラシックモデルはプロフェッショナルモデルに比べて素材や装飾などのバリエーションが多く、シンプルで上品なデザインが特徴です。
ビジネスシーン向けのステンレスケースのモデルだけでなく、ゴールドやプラチナなどの貴金属ケースにダイヤを装飾したモデルなど、高級モデルも揃えています。
高いステータス性があるので、ビジネスシーンから華やかなパーティーシーンまで、ラグジュアリーな雰囲気のコレクションとして人気があります。
プロフェッショナルモデル
プロフェッショナルモデルで人気の高い、ダイバーズウォッチやクロノグラフモデルなどをコレクションごとに詳しく紹介します。
サブマリーナ
人気と知名度を誇り、プロフェッショナルモデルの代表ともいえる「サブマリーナ」。
1953年にオイスターケース、逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズを搭載するダイバーズウォッチとして誕生しました。
300m防水やクロノメーター認定ムーブメントなどの高い機能性や、唯一無二の洗練されたデザインを兼ね備え、ダイバーズモデルの原点を作ったともいわれています。
サブマリーナには、大きく分けて日付表示があるデイトと表示のないノンデイトモデルの2つがあります。
またロレックスのコーポレートカラーである緑色のモデルは「グリーンサブ」、青色のモデルは「青サブ」の名称で呼ばれています。
GMTマスターII
24時間表示ベゼルと24時間針、独立の短針により最大3つのタイムゾーンの表示ができる「GMTマスターⅡ」。
パイロットウォッチをルーツとした高機能モデルで、ロレックスらしい高級感とステータス性のあるモデルです。
イエローゴールドやホワイトゴールドなどの貴金属ケースや、ダイヤなど宝石をあしらったラグジュアリーモデルなど、バリエーションも多く揃えています。
昼夜判別できるように黒青2トーンカラーで色分けされたバットマンカラーや青赤ベゼルのペプシカラーなどは希少性が高く、人気の高いモデルとなっています。
コスモグラフ デイトナ
ロレックスのプロフェッショナルモデルの頂点に君臨するのが、『コスモグラフデイトナ』。
モータースポーツのために開発された腕時計で、アメリカのサーキット【デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ】から名を冠した通り、時速400kmまでの平均時速を正確に計測する事が出来ます。
コレクションで唯一クロノグラフ機能を搭載、高級感漂うデザインで1963年の誕生以来、新旧モデルとも絶大な人気を誇っています。
2023年には誕生から60周年を迎え、ロレックスのフラッグシップモデルとして君臨し続けています。
ヨットマスター
1992年、「船上での優雅なひと時を楽しむときに着ける腕時計」をコンセプトに開発された『ヨットマスター』。
耐久性と堅牢性に優れており、プラチナの輝きとスポーティーなステンレスを組み合わせた「ロレジウム」が高級感を漂わせる、大人のロレックスモデルです。
ヨットマスターは見た目の美しさから、大人のラグジュアリースポーツウォッチとして多くの人に愛されています。
2023年には、加工が難しいといわれるチタンを改良した新素材「RXLチタン」を採用したモデルが発表され、話題沸騰中のヨットマスターからは今後も目が離せません。
シードゥエラー
1967年、ダイバーズウォッチ・サブマリーナの上位機種として登場した『シードゥエラー』。
海の移住者というネーミングが示すように、ディープシーモデルに関しては防水性能3,900mを誇るプロフェッショナル向けの時計です。
ケースサイドにヘリウムガスを排出する「ヘリウムガスエスケープバルブ」を搭載するなど、ハイスペックモデルならではの機構も兼ね備えています。
シードゥエラーは、ロレックスで最も高い防水性能を誇るコレクションなので、本格的なダイバーからも注目されています。
エアキング
ロレックス最古のペットネームを誇るコレクションとして1946年に誕生した『エアキング』。
Air-kingのロゴとデイト表示機能のないシンプルな三針モデルは、航空時計をテーマとしていることが伝わってきます。
ロレックスでも比較的リーズナブルなモデルで、初めてロレックスを購入する方におすすめの「エントリーモデル」です。
エクスプローラー
世界初となるエベレスト登頂時の特別モデルを元に開発された、冒険家用のプロフェッショナル・ウォッチである『エクスプローラー』。
1953年の誕生以来、大きなメルセデスハンドやデイト表示のないシンプルなデザインは、幅広い年齢層のユーザーから高い支持を獲得しています。
1971年には、24時間表示ベゼルやデイト表示などの機能を搭載したエクスプローラーの上位機種、エクスプローラーⅡが誕生しました。
プロフェッショナルモデルながら、オンオフ問わず着用できるデザインが人気です。
ミルガウス
ロレックスで唯一、耐磁性能に特化した稲妻の針が特徴的な『ミルガウス』。
フランス語で1000を意味する「ミル」と、磁束密度の単位である「ガウス」に由来する通り、通常の腕時計の10〜20倍の1000ガウスの帯磁性能を誇ります。
多くの電子機器を使用する現代社会において、ミルガウスの帯磁性能はとても貴重であり、年々人気が上昇しているコレクションです。
クラシックモデル
デイトジャスト
ロレックスのドレスウォッチとして圧倒的な知名度を誇る「デイトジャスト」。
1945年に「オイスターケース、パーペチュアル機構、カレンダー機能」を備え誕生しました。
1955年には、12時を回ると瞬時に日付が切り替わる「デイトジャスト機構」を搭載し、ロレックス3大発明の全てが集約された腕時計として話題を呼びます。
サイズや素材、文字盤の組み合わせは多彩で、ロレックス随一のバリエーションを揃えています。
デイデイト
1956年に誕生したロレックスの最高峰であり、ロレックスユーザーの憧れである「デイデイト」。
機能面では、3時位置に表示されるデイト表示窓や、12時位置の26カ国の言語が選択可能なフルスペル曜日窓があり、半円形で3連リンクのプレジデントブレスといった特徴もあります。
デイデイトにはステンレスモデルは存在せず、「プラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド」の4つの厳選された貴金属のみが使用されるハイクラスコレクションです。
第34代アメリカ大統領である「ドワイト・Dアイゼンハワー大統領」に贈呈されたモデルとしても有名で、華やかさとラグジュアリー感のある最高峰のコレクションです。
近年では「成功者が身につける時計」と時計愛好家から呼ばれています。
オイスター パーペチュアル
ロレックス3大発明のうち、完全防水の「オイスターケース」と、自動巻き機構である「パーペチュアル」の2つを搭載して1931年に誕生した「オイスターパーペチュアル」。
ロレックスのバリエーションの原点でもあり、プロフェッショナルモデルのベースモデルとなりました。
オイスターパーペチュアルは豊富なサイズ展開と多様なデザインがあり、比較的購入しやすい価格帯のコレクションなので、初めてロレックスを購入する方にもおすすめです。
レディ デイトジャスト
ロレックスの人気コレクションであるデイトジャストを、女性の手首にぴったりと収まるようにリサイズした「レディ デイトジャスト」。
28mmのケースサイズは、ジュエリーのようなエレガントさで女性の腕元を華やかに彩ります。
ケース素材や文字盤のバリエーションの多さも魅力で、様々なシーンに合わせやすく、ロレックスのレディースモデルで人気のコレクションです。
スカイドゥエラー
42mmの大型ケースに、デュアルタイムゾーン表示と年次カレンダー機構というロレックスの最先端技術を搭載して2012年に誕生した「スカイドゥエラー」。
シンプルで洗練されたケースに、ロレックスの高い技術の機構が詰まったスタイリッシュなデザインです。
2つの時刻を同時に表示するデュアルタイムは、世界各国を旅する方はもちろん時計愛好家からも一目置かれています。
ロレックスが誇る最先端技術と高いデザイン性が融合した、ラグジュアリーな高機能腕時計です。
1908
ロレックスの創業者「ハンス・ウイルスドルフ」がROLEXをスイスで商標登録した年にちなんで誕生した、エレガントでクラシカルな「1908」。
3時9時12時のアラビア数字、6時位置にスモールセコンドを備えたシンプルな文字盤に、スリムな貴金属ケースとレザーストラップを組み合わせたクラシカルなデザインです。
2023年に発表された「パーペチュアル1908」は、ロレックスの歴史と伝統が現代風にアレンジされており、今注目のモデルです。
【2024年】ロレックス人気モデル・コレクション別最新ランキングはこちら
インデックスの種類
インデックスとは、腕時計の文字盤に記された数字やメモリのことを指し、別名アワーマーカーとも呼ばれています。
ここではロレックスに採用されている、4つのインデックスについて紹介します。
バーインデックス
バーインデックスは、棒状のデザインをしたインデックスのことを指します。
視認性とデザインを両立させ、シンプルでスマートな印象です。
バーインデックスはアラビア数字やローマ数字と組み合わせて使用されることもあります。
アラビアインデックス
アラビアインデックスは、アラビア数字を用いたインデックスで、時刻を確認しやすく、豊富な書体から選ぶことができます。
バーインデックスと並び、多くの腕時計に採用されています。
ローマインデックス
ローマインデックスは、古代ローマで使用されたローマ数字を用いたインデックスです。
優雅で上品な雰囲気を醸し出すことから、ドレスウォッチとの相性が抜群です。
ダイヤインデックス
ダイヤインデックスは、ダイヤなどの宝石を埋め込んだインデックスのことで、高級感や希少性が高くハイクラスのモデルに多く採用されています。
ベゼルの種類
腕時計のフェイス周りにある「風防を固定するパーツ」をベゼルといいます。
現在のベゼルはデザインの一部として認知されており、昔より役割の幅が広がっています。
そこでロレックスに採用されているベゼルの種類や役割について解説していきます。
スムースベゼル
スムースベゼルは、ベゼル部分がポリッシュ仕上げまたはサテン仕上げとなっている標準的なベゼルです。
すっきりとしたシンプルなデザインは、オンオフ着用シーンを選ばずに使えるベゼルとして人気です。
ロレックスでは、エクスプローラーⅠやデイトジャストなどに採用されています。
フルーテッドベゼル
フルーテッドベゼルは、ギザギザと山型にカットされたデザインが特徴のロレックス独自のベゼルです。
デイトジャストやデイデイトなどのドレスウォッチに採用され、角度によってキラキラと光を反射するので、高級感とステータス性を高めてくれます。
エンジンターンドベゼル
エンジンターンドベゼルは、航空機のエンジンが回転している様子からインスピレーションを得て開発された、立体的なデザインのベゼルです。
放射線状に広がった溝と規則性のある平面が特徴です。
スポーティーさとエレガンスの両方を兼ね備えるデザインとして、エアキングやオイスターパーペチュアルに採用されています。
回転ベゼル
回転ベゼルは、ベゼルを回すことで、経過時間を計測する機能を持ったベゼルです。
本来は潜水時間の計測が必要なダイバー用に作られたベゼルで、サブマリーナやシードゥエラーなどのダイバーズウォッチで採用されています。
回転ベゼルには、「逆回転防止機能」がついているものや、両方に回転させて第2時間帯を表示させる「多機能ベゼル」など様々なバリエーションがあります。
タキメーターベゼル
タキメーターベゼルは、ストップウォッチ機能を搭載したクロノグラフモデルに採用されるベゼルで、平均速度を計るために使います。
ロレックスでは、コスモグラフ・デイトナのみに採用されています。
スタートと同時にクロノグラフを起動させると、1km移動時のクロノグラフ針が示したタキメーターの数値が平均時速となります。
タキメーターベゼルは、機能面だけでなくスポーティーかつメカニカルなデザインが魅力的なベゼルです。
宝飾ベゼル
宝飾ベゼルは、ダイヤモンドなどの宝石を埋め込んだベゼルを指します。
究極のステータスを誇り、腕元をゴージャスかつエレガントに演出します。
ケースサイズの種類
ロレックスのケースサイズは、レディースモデルには26〜37mm、メンズモデルには34〜44mmのサイズがあります。
ここでは、メンズモデルに焦点を合わせて人気の高い34mm、36mm、40mmサイズについて紹介します。
ケースサイズ:34mm
ケースサイズ34mmは、現在のロレックスメンズコレクションの中で最も小さいケース径です。
ロレックス オイスターパーペチュアルに多く展開され、小さいながらもケースの厚みがあり、小ぶりで主張しすぎない良さがあります。
手首が細い方だけでなく、きれいめカジュアルやフレンチカジュアルに合わせる腕時計としておすすめのサイズです。
ケースサイズ:36mm
ケースサイズ36mmは、日本人の腕との相性がよく、大きすぎず小さすぎず、扱いやすいサイズで人気があります。
現在では40mm以上の大型サイズが主流ですが、36mmサイズも根強い人気があり、デイトジャストやエクスプローラー、デイデイト等、数多くのコレクションで採用されています。
36mmサイズは、TPOを問わずに使えるメリットがあります。
ケースサイズ:40mm
ケースサイズ40mmは、日本人の手首サイズからすると少し大きめといわれますが、現在のロレックスコレクションでは平均的なサイズとなっています。
適度な重さと装着感があり、しっかりと腕時計の存在感を感じることができます。
コスモグラフデイトナやサブマリーナ、GMTマスターⅡなどのプロフェッショナルモデルやデイトジャスト、デイデイト等のクラシックモデルの多くが、ケースサイズ40mmを採用しています。
スーツスタイルはもちろんのこと、カジュアルなシーンでも存在感を発揮してくれます。
KARITOKE編集部イチオシのロレックス腕時計
ロレックスには、プロフェッショナルモデルとクラシックモデルがあり、数多くのコレクションがあります。
最後に、KARITOKE編集部がおすすめする、ロレックスを紹介します。
エアキング (Ref.116900)
2016年に大幅にリニューアルされた文字盤が印象的な、ロレックスのパイロットウォッチ「Ref.116900エアキング」。
ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンの秒針やゴールドのロゴなど、文字盤内に4色のカラーを採用している唯一のモデルです。
3時.6時.9時のアプライドインデックスや5分刻みの表記、印象的なメルセデスハンドで、シンプルながらも高い視認性があります。
グリーンの秒針や文字盤の雰囲気から、パイロットウォッチをかなりイメージして作られていることが伝わってきます。
ムーブメントは、自動巻きムーブメントCal.3131を搭載。
パワーリザーブは48時間。
ケースサイズは40mmです。
裏蓋はスクリューバック式を採用し、防水性能は100m防水。
エアキングは他のコレクションと比べると重量感があり、個性的な文字盤が独特の存在感を放ちます。
ビジネスシーンからカジュアルなシーンまで幅広く使えますし、ミリタリー系のファッションとも相性が抜群です。
エアキングの他とは違う個性的なデザインはとても希少で、KARITOKE一押しのモデルです。
まとめ
この記事では、ロレックスの種類とケースサイズやベゼルの特徴について詳しく解説させていただきました。
誰もが憧れる高級腕時計ブランドのロレックスには、数多くのコレクションがあります。
どのモデルも魅力的で、実際に購入しようと決意しても、高価で選びきれないと悩まれる方も少なくありません。
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腕時計をレンタルした後に、気に入った腕時計を購入されるケースも多いです。
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