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パネライ最初の腕時計-ラジオミールの魅力と相場
海外セレブや日本の有名人にも人気のあるパネライの時計ですが、その特徴的な肉厚のケースはまさに男らしさ全開です。着けているだけで男前が上がるようなこのパネライの時計ですが、パネライの時計のモデルは大きく分けるとラジオミールとルミノールの2つになります。
今回はパネライのラジオミールに焦点を当て、その歴史や魅力、価格を紹介します。
パネライラジオミールの魅力とは
パネライのラジオミールの歴史は第二次世界大戦前にまでさかのぼります。イタリア海軍の潜水隊特殊部隊工作員のための時計として、現在ラジオミールとして知られるモデルの最初の試作品を製作しました。
水中でも高い視認性を持たせること、長時間過酷な条件でも使用できることなどのいくつもの難題をクリアし軍用時計として完成したのが、このラジオミールです。
ラジオミールの名前のもとは、計器や文字盤を発光させるためにラジウムをベースにした粉末塗料につけられた名前ラジオミールがもとになっています。
パネライのラジオミールの魅力はその機能美につきます。耐久性という機能から生まれた肉厚のケース。水中でも高い視認性を保てるようにという発光機能、軍用時計としてはルミノールよりも早くに制作されたラジオミールを現代に復活させた現行のラジオミールは、やはりデザイン的にもクラシックな雰囲気を醸し出しています。
クラシックな雰囲気に貢献しているのが革ベルトですが、ベルト、バックルのアクセサリーの種類が豊富なこともラジオミールの魅力です。オリジナルのベルトからシーンやファッションに合わせてベルトを簡単に交換できます。
ラジオミールとルミノールのデザイン的に大きな違いは、リューズプロテクターがあるかないかです。リューズプロテクターがないのがラジオミールで、あるのがルミノールです。
ラジオミールのシリーズのケースの大きさは現行モデルでは、45mm、47mmが主流で、わずかながら42mmのモデルもあります。以前には40mmのモデルも発売されており、このサイズなら女性でも使えるということで人気がありました。
パネライラジオミールはどれを選ぶ?
クラシックなデザインで人気のラジオミールですが、その中でもおすすめを5つご紹介します。
- ラジオミール ブラックシール ロゴ アッチャオ PAM00380
45mmのデカいケースが特徴的です。ブラックシールはイタリア海軍の特殊潜水部隊が使用していた魚雷艇の名前「ブラックシール」(黒アザラシ)が由来です。
ケースの裏面はスケルトンになっていてムーブメントの動きも見えます。
このモデルは手巻きムーブメントです。
価格は新品で、38万円程度で販売されています。
- ラジオミール 1940 3デイズ PAM00514
パネライの伝統ともいえる47mmの肉厚ケースに、1930年代後半にデザインされた文字盤を復刻させた「ラジオミール1940」のシリーズのうちの1本です。3日間のパワーリザーブが可能です。シースルーの裏面から眺められる美しいムーブメントの動きも魅力です。
価格は新品で、60万円前後で販売されています。
- ラジオミール 8デイズ アッチャイオ PAM00610
ラジオミールの王道的なデザインの時計です。特徴はパネライ社の自社製のムーブメントP.
5000を搭載していることです。これにより8日間のパワーリザーブが可能です。武骨で男らしいデザインですが、しっかりと機能性と実用性を兼ね備えた1本となっています。
価格は新品で、50万円程度で販売されています。
- ラジオミール ブラックシール 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM00388
同じブラックシールのラインナップでも前のPAM00380は、手巻きでしたが、こちらのタイプは自動巻きのムーブメントを採用しています。パネライ自社製のP.9000のムーブメントが搭載されており、3日間のパワーリザーブができます。
価格は新品で、65万円前後で販売されています。
- ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ PAM01392
パネライの時計の持つ武骨なイメージとは一味違う遊び心を感じることができるパネライとしては小さいサイズの42mmのケースとグリーンのベルトが印象的な1本です。
価格は新品ならば、70万円弱で、購入することができます。
パネライラジオミールの新品相場は
欲しい時計を選ぶときには、予算の中から自分の好きなデザインや機能を備えた時計を選ぶこともできます。
価格比較サイトなどを参考にし、価格帯を設定して、その中から選ぶことのできるパネライのラジオミールのラインナップを紹介します。
- 40万円以下
○ラジオミール ブラックシール ロゴ アッチャオ PAM00380
- 50万円以下
○ラジオミール 8デイズ アッチャイオ PAM00610
- 60万円以下
○ラジオミール ブラックシール 8デイズ アッチャイオPAM00609
○ラジオミール 1940 3デイズ PAM00514
- 70万円以下
○ラジオミール S.L.C. 3デイズ PAM00425
○ラジオミール ブラックシール 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM00388
同じブラックシールのシリーズでも自動巻きの方が、手巻きのPAM00380より少し高価になっています。
○ラジオミール チェラミカ PAM00643
ラジオミールのラインアップの中では上品なカジュアルにぴったりくる、マッドブラックのセラミックケースとブラックのベルトで仕上げられた1本です。
- 80万円以下
○ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ PAM00655
○ラジオミール 1940 チェラミカ PAM00577
- 90万円以下
○ラジオミール 1940 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM00572
○ラジオミール 1940 3デイズ チタニオ PAM00619
- 100万円以下
○ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ PAM00662
○ラジオミール 1940 3デイズ GMT パワーリザーブ オートマチック アッチャイオ PAM00658
自動巻きで、どれくらい動力が残っているかを示すパワーリザーブの針が付いているモデルです。
- 100万円以上
○ラジオミール 1940 3デイズ マリーナミリターレ アッチャイオ PAM00587
限定1,000本の希少価値の高いモデルです。
○ラジオミール 1940 クロノモノプルサンテ 8デイズ GMT オロロッソ
こちらは限定300本という超レア時計です。現在300万円以上で取引されています。
パネライラジオミールの中古買取相場は
人気のラジオミールのモデルの中古買取相場と、買取してもらう時に少しでも高く買い取ってもらうためにできることを紹介します。
例えば、人気の高い”ラジオミール ブラックシール ロゴ アッチャオ PAM00380”ならば、現在は35万円前後が買取金額の相場です。
同じラジオミールでも復刻デザインのされた”ラジオミール 1940 3デイズ PAM00514”は、現在の買取金額の相場が50万円前後です。
少しでも買取時に高く査定してもらうためには、次の3つがポイントです。
- 付属品が揃っていること。つまり箱、保証書などがきちんと残っていれば査定価格に影響します。
- 状態が良いこと。時計などは日頃からきちんとメンテナンスし、ケースに大きな傷がつかないようにすることや、ベルトなどが汚れたままにならないように手入れすることも、後で査定に出した時の査定額に影響します。
- 数点まとめて査定してもらう。もし数本の時計が不要ならば、一度にまとめて査定してもらうことで全体の買取金額をアップしてもらえる場合もあります。
パネライラジオミールの中古販売相場とは
今度は、先ほど紹介したラジオミールの人気のモデル2つの中古販売価格の相場を紹介します。
- ラジオミール ブラックシール ロゴ アッチャオ PAM00380
中古の販売価格は37万円前後です。
- ラジオミール 1940 3デイズ PAM00514
中古の販売価格は50万円程度ですが、人気の商品のため在庫がない場合が多いです。
まとめ
パネライのラジオミールは、軍用時計として開発されたその優れた機能性と大きなケースの持つ重厚感で、時計好きの心を掴んできました。 自分の好みの一本を選んで大切に使うのもよし、自動巻き、手巻き、秒針あり、パワーリザーブと機能でも種類分けできますから、いろんなタイプのラジオミールを揃えてみるのもありでしょう。
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