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パネライルミノールの人気の秘密と相場について
イタリア海軍の軍用時計として採用されたという背景を持ち、その堅牢さと機能美が、時計好きの心を掴んできたパネライが、パネライにはラジオミールとルミノールという2つのモデルラインがあります。
今回はパネライのルミノールにスポットをあて、その人気の秘密と相場について紹介します。
パネライルノミール誕生の歴史と人気の秘密
1930年代の後半にイタリア海軍の潜水隊の工作員のために制作されたのがパネライの時計で、この時計は後に、パネライを代表するモデル「ラジオミール」のもとになりました。
その後、パネライの特徴でもある発光文字盤の塗料として、トリチウムを原材料にした化合物を開発し、それを「ルミノール」という商標で特許出願しました。
この発光塗料の名前が、パネライのもう一つの代表モデル「ルミノール」の名前の由来です。
第二次正解大戦後も、パネライは時計の技術開発を続け、リュウズプロテクター、ケースと同じ1つのスティールの塊から制作され、強度と機能性を兼ね備えたワイヤーループ式アタッチメント、フラットで幅広のベゼルなどを搭載した新しいモデル「ルミノール」を発表しました。
現在、この当時のルミノールのデザインを復刻したモデルが、ルミノール1950として知られています。
ルミノールとラジオミールという2つの代表的なパネライのモデルですが、見分けるポイントは、リュウズプロテクターがあるのがルミノールで、ないのがラジオミールです。
パネライの時計のケースは大きいというのが特徴です。ラジオミールのケースは45mm、47mmが主流ですが、ルミノールには、それより小さな40mm、42mm、44mmのケースのモデルもあります。40mmはパネライのケースでは小さい方なので、女性でもつけることができるモデルとして人気があります。
パネライルミノール買うならばどれを選ぶ?
パネライのルミノールのシリーズの中から人気の5つ紹介します。
- ルミノール 1950 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM01312
自動巻きで、ムーブメントはパネライ自社製のP.9010キャリバー、秒針に日付表示も付いており、裏面はスケルトンでムーブメントの動きも眺めることができます。
市場では、新品は67万円程度で販売されています。
- ルミノール マリーナ オートマチック アッチャイオ PAM00104
半世紀以上前に制作されたルミノールのデザインを忠実に受け継ぐモデルが、このルミノール マリーナです。自動巻きで42時間のパワーリザーブが可能なモデルです。
市場では、新品が57万円程度で購入することができます。
- ルミノール マリーナ 8デイズ アッチャイオ PAM00510
手巻き時計ですが、8日間巻き上げを必要としないというのが特徴です。作戦期間中に巻き上げを必要とせず、長期間使用でき、信頼できる軍用時計として制作されたという歴史を現在に受け継いでいるモデルです。
市場では、新品で55万円から60万円程度で、販売されています。
- ルミノール マリーナ ロゴ アッチャイオ PAM01005
文字盤の6の上にパネライの”OFFICINE PANERAI”の略称OPのロゴがあしらわれているモデルです。パネライでロゴがあるモデルは、クラシックモデルというしるしです。
市場では、新品で45万円前後の金額で購入することができます。
- ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM01392
自社製のムーブメントP.9010キャリバーを搭載し、自動巻きで3日間のパワーリザーブが可能です。この新しいムーブメントのおかげで、ケースの厚みを薄くすることと、軽量化に成功し、ケースの厚みは13.2mmになりました。ケースの幅はパネライとしては小さい方のサイズの42mmです。
新品は、65万円程度で販売されています。
パネライアッチャイオの人気の秘密
パネライのラインナップの中でも、人気のあるのが「アッチャイオ」です。アッチャイオはイタリア語で「鋼鉄」という意味があり、ステンレス製のケースのモデルのことです。
アッチャイオのモデルは、フォーマルなシーンでもカジュアルなシーンでも活躍してくれる時計として人気が高いです。
パネライルミノールの新品での相場は
市場での価格調査をもとに、価格帯を設定し、パネライのルミノールの様々なモデルがどの価格帯に属しているかを紹介します。購入の際の参考にしてください。
- 50万円以下
○ルミノール マリーナ ロゴ アッチャイオ PAM01005
文字盤がブラックのタイプです。
○ルミノール マリーナ ロゴ アッチャイオ PAM00632
同じマリーナのロゴでも、こちらは文字盤がブラウンのタイプです。
○ルミノール マリーナ ロゴ アッチャイオ PAM00631
ロゴが青く表示される、バルトが黒革タイプのマリーナです。
- 60万円以下
○ルミノール ベース 8デイズ チタニオ PAM00562
○ルミノール マリーナ オートマチック アッチャイオ PAM00048
パネライの時計では小さいパネルの40mmのモデルです。
- 70万円以下
○ルミノール パワーリザーブ オートマチック アッチャイオ PAM00090
文字盤上のパワーリザーブインジケータが特徴です。時計の作動継続時間を把握できるこの機能は、パネライの時計職人の技術の高さを伝えるものです。
○ルミノール 1950 3デイズ GMT オートマチック アッチャイオ PAM00535
- 80万円以下
○ルミノール ドゥエ 3デイズ アッチャイオ PAM00676
ケースの幅が42mmで、ケースの厚さが10.5mmです。歴代のルミノールの中でも一番ケースが薄いモデルです。通常はブラックのアリゲーターストラップですが、交換可能なアクセサリーにはピンクやイエローのストラップもあり、個性的な1本に仕上げることもできます。
○ルミノール 1950 3デイズ アッチャイオ PAM00372
○ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマチック チタニオ PAM00352
ストラップがチタンのモデルです。
- 90万円以下
○ルミノール 1950 マリーナ ミリターレ 3デイズ アッチャイオ PAM00673
限定1,000本のモデルです。
○ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM00674
- 100万円以上
○ルミノール マリーナ 1950 カーボテック 3デイズ オートマチック PAM00661
時計の製造には使用されてこなかったカーボンファイバーを使用した画期的なモデルです。ブラックのケースがスタイリッシュで、ブラウンの文字盤と見事に調和しています。
○ルミノール コンポジット 1950 3デイズ PAM00375
限定2,000本の希少価値の高いモデルです。
パネライルミノールの中古相場とは
先ほど紹介したルミノールの人気モデル上位2つの中古での買取価格の相場を紹介します。
- ルミノール 1950 3デイズ オートマチック アッチャイオ PAM01312
40万円前後が買取金額の相場です。
- ルミノール マリーナ オートマチック アッチャイオ PAM00104
新品同様の状態なら37万円前後が買取相場です。
ルミノールを買取査定してもらう場合、保証書や箱などの付属品がある、傷がない、ストラップが汚れていない、数本の時計を同時に査定してもらうなどのポイントを抑えておけば、平均金額以上の買取価格で査定してくれる場合があります。
まとめ
ルミノールはパネライを代表するモデルです。特徴的なリューズプロテクターが他の高級時計とは一線を画したものとなっています。
自動巻きか手巻きかの違い、秒針の有無、パワーレシーブインジケータ―の有無、ケースの素材など、ルミノール選びのポイントはいくつかあります。
パネライと誰が見ても分かるルミノールの時計ですが、自分の好みや、ファッションに合う物を選んでみましょう。
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