高級感のあるLONGINES マスターコレクションについて

LONGINES マスターコレクションの特徴

1832年にスイスで創業したLONGINESは、これまでに優れた技術を編み出し、高機能で美しいデザインを誇る時計を世に送り出してきました。その最高傑作といえるのが、マスターコレクションです。

マスターコレクションが発表されたのは2005年のこと。1つの時計にLONGINESの技術が結集しているとだけあって、さまざまな機能が付加されています。その魅力に近づいてみましょう。

・クロノグラフ機能

スポーツをされる方にとって必要なのがクロノグラフ（ストップウォッチ）機能ではないでしょうか。マスターコレクションでは、センター部分に60秒計、6時位置にムーンフェイズ（別途説明）と12時間計、そして12時の位置に30分計を備えています。60秒計や30分計を備えたウォッチは多いのですが、マスターコレクションでは12時間計も搭載することで、さまざまなシーンで利用できるように設計されています。

・ムーンフェイズ機能

古来、時計がなかった時代には月の満ち欠けによって日付や時刻を測っていたといいます。マスターコレクションでは6時の位置に搭載されているムーンフェイズ機能は、まさに腕時計の中で月の動きを確認できる仕様となっています。

・デイト表示機能

マスターコレクションでは12時の位置にデイト表示機能が搭載されています。月と日が一目でわかる設定なので、ビジネスシーンでも必須の機能といえますね。

さて、このようにマスターコレクションには高度な機能が搭載されていますが、デザイン面でも目を見張る美しさがあります。LONGINESといえば、洗練されたデザインに特徴があり、クラシカルでシックな印象を与えてくれます。マスターコレクションにおいてもステンレススティールを用いながらも派手すぎず落ち着いているので日常のカジュアルシーンから、パーティーシーン、ビジネスシーンまで幅広く活用できるのがLONGINESならではの魅力ではないでしょうか。

LONGINES マスターコレクションのモデル紹介

さて、LONGINESの技を結集させたマスターコレクションですが、機能に応じてモデル数も充実しています。そこで、今注目のモデルをご紹介しましょう。

・マスターコレクション L.739.41.51.6

LONGINESがこれまでに積み上げてきた技術が生かされているのがレトログラード機構です。レトログラード機構とは、1つの文字盤にいくつもの機能を組み入れて作る機構のことで、雑多になりがちな文字盤を優美に彩っています。このモデルでは、曜日表示、デイト表示、スモールセコンド、そして、2つ目のエリアのタイムゾーンも備えており、世界を旅行する人にとって優秀なパートナーとなるでしょう。定価は479.520円です。

・マスター L2.739.4.51.7

ブレス部にはアリゲーター素材を使用、ダイヤル部とも併せてブラックに統一したデザインがオシャレなモデルです。レトログラード機能としては、デイト表示と曜日表示、スモールセコンド、セカンドタイムゾーンも取り入れています。レディースモデルで多いムーンフェイズ機能も6時の位置に搭載しており、おしゃれにまとまったデザインとなっています。定価は479,520円です。

・マスターコレクション L2.755.5.97.7

ステンレススティールだけでなく18Kローズゴールドを取り入れ、インデックスには12個のダイヤモンドが散りばめられています。合計0.055カラットものダイヤモンドとゴールドとが豪華な印象を与えていますが、決して派手ではなく落ち着いたデザインとなっています。オートマティックムーブメントを搭載しており、面倒な時計合わせも不要の使いやすいモデルです。定価は446,040円です。

LONGINES マスターコレクションの価格相場

ロンジンマスターコレクションですが、購入する際の価格相場としては、使用している素材や搭載している機能内容によっても変わってきます。

たとえば、もっともシンプルでデイト表示機能がありオートマティックムーブメントを搭載しているモデルであれば、25万円ほどとなっていますが、クロノグラフ機能を搭載すると35万円ほどに価格相場は上がります。さらに、ムーンフェイズ機能などの機能が増えていくことで、50万円を超えるモデルや18Kゴールドを素材に取り入れることで100万円を超える値がつくものもあります。

相場としては、30～50万円前後が比較的流通しているといえるのではないでしょうか。

LONGINES マスターコレクションの中古買取相場

LONGINES マスターコレクションを愛用していたけれど、他のウォッチが気になって買取に出そうと検討する場合もありますよね。では、マスターコレクションを買い取ってもらう場合、中古での買取相場はどれくらいなのでしょうか。

こちらも、搭載している機能によって変わるのですが、曜日表示機能があるマスターコレクションで13万円、ムーンフェイズ、クロノグラフ機能搭載で15万円ほどとなります。

機能をたくさん搭載していて状態が良いほど買取価格も高くなりますが、定価が安い時計でも高く査定してもらえるコツはあります。

例えば、購入時に腕時計が入っていたケースを綺麗な状態で保存している場合、保証期間内で保証書を備えている場合などは、より査定価格が上がる可能性があると見込めます。

LONGINES マスターコレクションの中古販売相場

では、LONGINESマスターコレクションを中古市場で購入する場合の販売価格の相場はどれくらいになるのでしょうか。

こちらも機能性やモデルによっても異なるのですが、パワーリザーブ機能搭載で約20万円、ムーンフェイズ機能搭載の状態が良い時計で約25万円となっています。定価の約半額くらいが相場と考えておくとよいでしょう。半額といえど、10万円を超えてくると購入はちょっと考えてしまう人も多いのではないでしょうか？

そんな方は、時計のレンタルも考えてみましょう！好きなデザインを借りたいときに借りられるレンタル腕時計はとてもおすすめです。

まとめ

LONGINESの技術を結集させて作り上げられたマスターコレクションは、クロノグラフ機能やムーンフェイズ機能だけでなく、これらの機能を1つのダイヤル上で実現する統一美が感じられます。

ビジネスシーンにも使えることはもちろん、日常の手元を彩るアイテムとしても活用できる逸品と言えるのではないでしょうか。