「お気に入りの腕時計を綺麗に撮れるようになりたい」と思っている人は多いでしょう。
腕時計の写真を綺麗に撮れるようになると、自分の腕時計をより愛せるようになります。
今回は、スマホで腕時計の写真を綺麗に撮る方法を解説します。
撮影に必要な準備から、綺麗に撮るコツ、おすすめの写真編集アプリまで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
スマホで腕時計の写真を撮るために必要な準備
いきなり腕時計の写真を撮り始めるのではなく、まずは必要な準備をしましょう。
撮影場所・時間を決める
写真を綺麗に撮るためには、撮影場所と時間が非常に重要です。撮影場所と時間によって、写真のクオリティが大きく変わります。
撮影場所は、窓際や屋外などの自然光が入る場所を選ぶと、時計の質感やディテールがきれいに写るためおすすめです。直射日光は反射が強くなるため避け、柔らかな光が当たる場所を選びましょう。
特に、柔らかい光が差し込む朝や夕方の時間帯に撮影すると、より綺麗に仕上がります。
背景を決める
撮影場所・時間とともに、背景も写真の出来栄えに大きく影響します。
時計を目立たせるためには、無地やシンプルな背景にするのがおすすめです。色が多すぎたり、背景に余計なものが写り込んでいたりすると、時計が引き立ちにくくなります。
また、時計の色と対照的な色の背景にすると、時計がより際立ちます。例えば、シルバーの時計には黒や紺の背景、黒い時計には白や明るめな背景を選ぶとよいでしょう。
時計の針を10時10分前後にする
腕時計の写真を撮る際は、時計の針を10時10分前後に設定しましょう。10時10分前後が、左右対象で最も美しく見えるバランスと言われています。
また、腕時計の多くは、ブランドのロゴや文字が文字盤の中央や12時の位置に配置されています。針を10時10分の位置にすることで、腕時計の重要なデザイン要素を隠さず、引き立たせることができます。
腕時計を綺麗に拭き取る
腕時計のケースやガラス部分には、指紋や汚れがつきやすいです。指紋や汚れが写り込むと、腕時計の美しさが損なわれてしまいます。
加えて、時計のガラスやメタル部分は光を反射しやすいです。汚れがあると、光の反射が均一化されなくなり、写真に映り込んでしまうことがあります。
撮影前に柔らかい布などで綺麗に拭き取ることで、腕時計の素材やディテールがクリアに見え、光の反射も均一になります。それによって、より美しい仕上がりになります。
スマホで腕時計の写真を綺麗に撮る方法
準備ができたら、実際に撮影を行なっていきます。ここで紹介するポイントを押さえて、腕時計の写真を綺麗に撮っていきましょう。
その前に機械式の時計をスマホで撮影する際に注意すべきことがあります。
スマホと時計は必ず5cm以上離してください。スマホが発する磁気が時計内部に影響を及ぼし、故障の原因となります。
ブランドロゴを見せる
腕時計の各ブランドには、独自のデザインやスタイルがあります。中でもロゴは、ブランドや腕時計のデザインの象徴です。
ブランドロゴを見せることによって、腕時計の特徴や魅力、ブランドの個性を最大限引き出すことができます。
ピントを手前に合わせる
ピントを手前に合わせることで、腕時計の文字盤や針、ブランドロゴなどをくっきりと見せられます。特に高級時計やデザイン性の高い時計では、細かいデザインを強調することで魅力を引き出せます。
また、背景がぼかされることで、写真を見る側の視線も自然と腕時計に集中し、手前にある腕時計がより際立ちます。
自然光を利用する
自然光は柔らかく、自然な色合いを生み出します。自然光を入れることによって、腕時計の文字盤や素材が本来持つ、色や質感を正確に伝えられ、より美しい写真に仕上がります。
また、腕時計の文字盤やガラス部分は光を反射しやすいです。自然光を使うと、反射や影が柔らかくなり、時計の細かいデザインも写し出されます。
垂直の位置から撮る
垂直の位置から撮影すると、腕時計の文字盤全体が均等に写り、デザインや針の位置、ブランドロゴなどがしっかりと見えます。特に文字盤のデザインを強調したい場合におすすめです。
ちなみに、斜めの角度から撮影すると、時計の形が歪んで見えることがあります。垂直に撮ることで、そのリスクを軽減することにもつながります。
セルフタイマーを使用する
セルフタイマーをONにして撮影を行いましょう。撮影時にスマホのシャッターボタンを押すと、手が揺れて写真がブレることがあります。
セルフタイマーを使用することで、ボタンを押した後にスマホを固定できるため、手ブレを防いで撮影できます。
ポートレートモードを利用する
ポートレートモードが搭載されているスマホでは、ぜひポートレートモードも利用してみましょう。
ポートレートモードは、背景を自動的にぼかすため、一眼レフで撮影するような雰囲気のある写真を簡単に撮ることができます。
細かくピントを調整する必要もなくなるため、特に撮影に慣れていない人におすすめです。
撮影後のチェック項目と注意点
スマホで腕時計の写真を撮り終わった後は、カメラロールに保存された写真を以下の観点でチェックしましょう。
・腕時計に指紋や汚れがついていないか
・余計なものが写り込んでいないか
・ピントずれやブレがないか
・ガラスが反射して文字盤が見えないことがあるのでしっかり見えているか
・カレンダーに針が被っていないか
特に、自分の指やスマホが腕時計のガラス部分に反射して、写り込んでしまっていることがあるため注意しましょう。細部までチェックして、必要であれば撮り直しましょう。
腕時計の写真をより綺麗に撮れる便利アイテム
腕時計の写真をより簡単で綺麗に撮影できるようになる便利アイテムを紹介します。
三脚
三脚は、手ブレを抑えて、撮影のアングルを調整できるアイテムです。
三脚をセッティングし、スマホカメラのタイマー機能を利用すれば、手ブレのない高品質な写真を撮影できます。
100均などで手軽に手に入れられるものもあるので、ぜひ活用してみましょう。
リモコン
リモコンも手ブレを防げるアイテムです。スマホのシャッターボタンを直接押す必要がなくなり、カメラの位置を動かさずに撮影できます。
また、リモコンがあればセルフタイマーを使用する必要がなくなるため、角度を調整しながらの撮影もしやすくなります。
三脚と組み合わせて使用するのもよいでしょう。
腕時計の写真編集におすすめのスマホアプリ
撮影後にひと手間加えると、より綺麗な写真に仕上がります。最後に、腕時計の写真編集を行えるおすすめのスマホアプリを3つ紹介します。
Snapseed(スナップシード)
Snapseed(スナップシード)は、Googleが提供する写真編集アプリです。濃淡やコントラストの調整など、スマホで高度な写真編集ができます。
加工前の写真の確認もできるため、編集途中の写真と見比べながら仕上げられます。
Snapseedは、
iOS・
Androidともに対応し、無料で利用できます。
VSCO(ヴィスコ)
VSCO(ヴィスコ)は、10種類のプリセットを使用して、簡単に写真編集ができるアプリです。写真の遠近感の調節や、コントラスト・彩度などの編集ができます。
気に入った編集設定を保存しておくこともできます。
VSCOは、
iOS・
Androidともに対応し、無料でも利用できます。
Focos(フォコス)
Focos(フォコス)は、ピントを調整でき、自由自在にぼかし加工ができるアプリです。
普通に撮影した写真を一眼レフで撮ったように調整したり、ポートレートモードで撮影した写真のピント位置を変えたりすることができます。
Focosは、
iOS・
Androidともに対応し、背景のボケ具合や明暗の調節といった簡単な編集機能は無料で使えます。
まとめ
腕時計の写真を撮る際は、場所や時間、背景を整えた上で、腕時計を綺麗にして撮りましょう。
スマホで腕時計の写真を綺麗に撮れるようになると、さまざまな人にもカッコいい・美しい姿を見てもらえるようになり、自分が持っている腕時計をより愛せるようになります。
今回紹介した方法はどれも簡単にできることばかりなので、ぜひお気に入りの腕時計の写真を撮ってみてください!
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