ロレックスのシリアルナンバーの見方!偽物と見分けるポイントは?

ロレックスの時計には、必ず「シリアルナンバー」が入っていることを、あなたは知っていましたか? シリアルナンバーは時計のメーカーや製造ラインを明らかにするだけでなく、真贋を見分ける重要部分。 時計好きなら、読み方を知っておいて損はありません。 今回はロレックスのシリアルナンバーの読み方や、プロの見分け方についても解説していきます。 あなたがロレックスの時計を購入するときの、参考にしてください。

この記事は約6分で読み終わります。

ロレックスのシリアルナンバーとは?

ロレックスの腕時計といえば、「高級時計」の代名詞。身に着けていれば自分のステイタスをあげ、自信にもつながるので、ロレックスは幅広い年代で人気があります。

世の中には数多くの時計メーカーがあり、さまざまな時計を販売していますので、一般的に時計にはメーカーとモデルを示す「型式番号」が付与されています。

ですがロレックスの場合はもう一つ、「シリアルナンバー」がついているということを、あなたは知っていましたか?

型式番号とはその時計の名前やモデルを示すもので、アルファベットや数字などを組み合わせてつけられます。ロレックスのように歴史が古く、シリーズや年代ごとのモデルがブランドの場合は、型式番号ですぐに判断ができるので非常に便利。

アルファベットや数字の桁数の組み合わせで、ベセルの種類やケース素材などの性能を見分けるのにも役立ちます。シリアルナンバーもアルファベットと数字の組み合わせで示されますが、こちらは型式番号とは違い、時計一つ一つに付加された固有のナンバーです。

型式番号の場合は同じモデルに共通してつけられるので、ロレックスでも同じ番号を持つ時計が世界に何個も存在します。

これに対してロレックスの時計のシリアルナンバーは、世界で1つだけしか存在しません。

つまりロレックスのシリアルナンバーは型式番号とともに真贋を見分けるポイントとなる一方で、万が一盗難にあった際の被害回復に、非常に重要な手掛かりとなるわけです。

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ロレックスのシリアルナンバーの読み方

ロレックスのシリアルナンバーは保証書に記載されているほか、時計のブレスレットを外して現れるカバーの側面、6時の方向の部分に刻印されています。高級で価値があるものだからこそ、時計につけられているのがシリアルナンバー。

ですが実はこのシリアルナンバー自体も、時計の価値をあげるのに一役買っています。というのも、シリアルナンバーのつけ方で、時計の製造年代がわかるからです。

大半の時計は何年にもわたって製造されるので、製造年代がわからない商品が多いのですが、ロレックスは別。シリアルナンバーをたどっていけば、いつ作られた時計であるかもしっかり特定できます。

正確な年代はメーカーの対応表を確認する必要がありますが、簡単な見分け方をご紹介しましょう。現行のロレックスでは英数字をランダムに配置したシリアルナンバーを使っています。1987年代後半から2010年までに作られた時計には、数字の先頭にアルファベットを使用。

それよりも古い年代では、数字のみを使っています。これでたいだいの製造年代が特定できるので、アンティークとしての価値をスピーディーに判別するのにも役立ちます。

ロレックスの買い取り市場では、特定のシリアルナンバーを持つ腕時計がプレミア化しているケースもあります。こういった時計の買い取り相場は希少価値が高まって、高額の値段が期待できることも。

ロレックスのシリアルナンバーと時計の関係を知っておくと、購入する時だけでなく、中古で販売するときにも役に立ってくれそうです。

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ロレックスのシリアルナンバーから偽物を見分ける方法

高級時計メーカーであるロレックスは、厳格にシリアルナンバーを入れることで時計を管理しています。

ただし高級なものだけに、偽物が出回ってしまうのもまた事実。間違って購入してしまうことが無いように、シリアルナンバ―を正確に読み分けて、自分自身で時計を確認することが大事です。

一般的に買い取り業者は、次のような方法でロレックスのシリアルナンバーの真贋を見分けています。

保証書との照合

時計にはメーカーの保証書がつけられています。

まずロレックスのような高級な時計であれば、保証書無しで売買されることはありません。「保証書なし」という商品は、疑ってかかりましょう。

保証書は日本語ではありませんし、型式番号なども記載されているのでわかりにくいかもしれません。一般的には書面の上、もしくは「Serial」か「No.」のならびに書かれているのがシリアルナンバーです。

ロレックスの保証書はコーポレートカラーである、グリーンとゴールドの高級感のあるデザインが特長です。一般の人であれば、こういった佇まいを知っているだけでも見分けるのに自信が持てるでしょう。ロレックスの新しい年代の保証書には偽造防止にさまざまな加工がしてあるので、専門家は道具を使って調べていきます。

刻印場所のチェック

本体に型番等を刻印している時計は多いのですが、その大部分はケース裏に刻んであります。ロレックスの刻印場所は、先程ご紹介した通り、ブレスレットの内側。

ケース裏には刻印がありませんので、この部分に番号があるものはわかりやすい偽物だといえます。

またロレックスでは2004年前後から、ケース内の文字盤の側面にもシリアルナンバーを入れるようになりました。

「ルーレット刻印」とも呼ばれているのですが、こちらはガラス風防からも見えます。年代が新しいロレックスは、あわせて確認をするといいでしょう。

数字や刻印の深さ

ロレックスのシリアルナンバーは年代によって組み合わせ方が違うので、数字だけで真贋は判別できませんが、字体はゴシック体を使っています。

ブランドロゴとは違う印象を受ける字体や、刻印が鮮明でないものには気をつけましょう。本物のロレックスであれば、シリアルナンバーはレーザー加工ではなく、深く刻み込んで数字を刻印しています。

表面だけを軽く削ったような刻印や、よくよく見ると刻印が点々でつながっているものは、怪しいといわざるを得ません。刻印のヨレやはみだしなどの全体の作りも、ロレックスを見分ける重要なポイントです。

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まとめ

ロレックスの腕時計のシリアルナンバーは、コツさえわかればそれほど難しいものではありません。

ですが、なかには「スーパーコピー」と呼ばれる、高品質な偽造商品もあるので、注意が必要です。

自分では確認に自信が持てない場合は、高級時計をレンタルしてみませんか?

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