誕生から15年を迎えたLOUIS VUITTON タンブール

LVMHグループのシンボル的存在でもある、LOUIS VIOTTONから初めてのウォッチコレクションとして2002年に発表されたのがタンブールです。太鼓を連想させる丸みを帯びたフォルムは立体的で手元のアクセントとして印象付けます。発表から15年を経てなおも愛されるタンブールの魅力をご紹介します。

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変化を続けるLOUIS VUITTON タンブール

 

LOUIS VUITTONは1854年、旅行用カバンの専門店としてパリのカピュシーヌ通りで創業しました。デザイン性や耐久性などが評価され、各国の王族からの支持を得てその名を世界的なものとしました。1892年にはトランクだけでなくハンドバッグを発表し、ファッションウェアでも不動の地位を占めるようになりました。そんなLOUIS VUITTONから2002年9月に登場したのがウォッチコレクションのタンブールです。

・「太鼓」の名のごとくケースの下部が膨らんだオリジナルデザイン

本来、手元を飾るウオッチはなじみがよくデザイン性に優れているものですが、タンブールはその名の通りケースの下がポッテリと膨らんでいてお餅のような丸みを帯びています。

下部に膨らみを持たせることはウォッチデザインとして間延びしてしまうため、本来であればマイナス評価がされるデザインでした。しかし、LOUIS VUITTONはアレンジを加えます。ケースを横から見た仕上がりに着目し、上部に「LOUIS VUITTON」のロゴを配置することで、ケースの間延び感をフォローしたのです。

この独特のデザインは他ブランドでは例を見ず、時計通の間では一目でLOUIS VUITTON製品とわかるほどオリジナリティに溢れています。

・多度のモデルチェンジを経て、ファッション業界で注目の存在に

タンブールは発表以降メンズモデルやレディースモデル、更には太鼓とは正反対のへこみを持たせたタンブール ムーンなどさまざまなモデルを発表してきました。そのバリエーションの豊富さや斬新なデザイン性で、ファッションセンスが高い人たちの間でブームを巻き起こしています。

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LOUIS VUITTON タンブールのモデル紹介

2002年の発売以来、いくつものモデルが販売されてきましたが、2017年には誕生15周年を記念してスマートウォッチ「タンブール ホライゾンン」が発表されました。ケースサイズは42mmと手になじみやすいサイズでカラーモデルはブラック、モノグラム、グラファイトの3色展開。更にはストラップ部分も選ぶことができ、メンズ、レディースともに30種類ずつの中から自分オリジナルのカスタマイズが楽しめるようになっています。新旧含めた数あるモデルの中から選りすぐりのモデルをご紹介しましょう。

・Q1D070 ダミエ ブラック

LOUIS VUITTONの象徴的なパターンのひとつであるダミエ柄がダイヤル部分に型押し、ストラップ部分にもダミエ柄を取り入れたモデルで、ダミエファンのコレクター精神をくすぐります。4時半の位置にはデイト表示機能を備えていてデイリーユースに便利です。ケースはステンレスを採用しており丈夫で軽量化が図られています。背面にはLVマークが刻印されていて、高級感を演出するモデルです。

・Q1DM00 タンブール エクリプス

ケースの直径は39mmとメンズ向けタンブールの中では比較的小柄なサイズです。ダイヤル部には太陽光を連想させるサンレイエフェクトが施されており、マンネリ化しがちなブラック色に変化を持たせています。また、ダイヤル部、ストラップ部ともにLOUIS VUITTONのメインアイコンでもあるモノグラムとフラワーのデザインが取り入れられています。スリムタイプで薄いケースなので、スーツの袖元にも邪魔をしません。

・QAAA25 タンブール ホライゾン ブラック

2017年に新発売されたタンブール ホライゾンのメインモデル。

ブラックを基調としてストラップ部分も選ぶことができるため、自分だけのタンブールを作り上げられます。ホライゾンはLOUIS VUITTON初のスマートウォッチとして注目を集めた機種で、LV passアプリを使うと専用のメールアドレスが発行されるなど、より使い込みがいがある仕上がりになっています。

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LOUIS VUITTON タンブールの価格相場

LOUIS VUITTONといえば高級ブランドのイメージが強いため、価格も高そうなイメージですよね。しかし、価格相場は高級ブランドウォッチとしては意外と低く、安いものだと30万円前後から手に入れることができます。特に、近年発売されたタンブール ホライゾンはスマートウォッチということもあり30万円を切る価格帯となっています。

また、タンブールの新しいモデルとして発売されたタンブール ムーンは、価格が高く通常のオートマティックタイプで65万円ほど。クロノグラフ機能搭載モデルで90万円前後の価格帯となっています。その他、上位モデルとしてゴールドやダイヤモンドが施されたモデルは100~200万円、それ以上の価格相場で販売されています。

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LOUIS VUITTON タンブールの中古買取相場

LOUIS VUITTONの象徴でもあるタンブールですが、売却を考える場合、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのでしょうか。中古買取相場についてご紹介します。

通常のタンブール良品の場合10~15万円、ダイバーズタイプで20~25万円、クロノグラフ搭載モデルで15~20万円ほどとなっています。

定価が安いことを考えればいずれも高価買取相場となっているのではないでしょうか。

ただし、査定結果に満足がいかない場合、より高く買ってもらいたい場合には価格査定のポイントを抑えておくこともおすすめです。

一番大切なのは、査定時の時計の状態をよくしておくことです。したがって保存状態に気を使い、本体部分に汚れや傷が入らないようにしましょう。特にバンド部分には汚れが付きやすいので拭き取るなどのケアは必要です。

また、購入した際の外箱や保証証、袋などの付属品も一緒に査定に出すことがポイントです。

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LOUIS VUITTON タンブールの中古販売相場

LOUIS VUITTON タンブールを購入したいけれど定価では手を出しにくいときに利用したいのが中古モデルです。中古といっても新品同様のモデルも多数あるためチェックしてみるとよいでしょう。

気になる中古販売相場ですが、LOUIS VUITTONというブランド名の認知度の高さとデザイン性の良さが評価されているため、意外と高値がついています。

相場としては、基本モデルで15万円ほど、ダイバーズモデルで30万円、クロノグラフ搭載モデルで30~40万円くらいが目安となっています。

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まとめ

オリジナリティあふれるデザイン性が評価されているタンブールは誕生から15周年を迎え、ますますバリエーション豊かに進化し続けています。2017年に発表されたスマートウォッチを始め機能性が豊かなモデル、遊び心をくすぐるデザインモデルなど今後の展開から目が離せません。

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