目次
腕時計のバックルの種類
腕時計のバックルには三ツ折・二つ折・Dバックル・スライド・両開きといった種類があります。
三ツ折
ベーシックな腕時計のバックル。
ベルトが繋がっていてバックル部分を折りたたむことで留めることができます。
外すときはプッシュボタンを押すか、バックルのカバーの両端を上に持ち上げます。
二つ折
金具をくぐらせて留めるタイプのバックル。
爪がある側を棒がある側に通して折りたたむことで留めることができます。
外すときは爪側の先端を持ち上げます。
Dバックル
革のベルトを穴にピンを通して留めるのではなく、金具で留められるようにしたバックル。
バックル部分を折りたたむことで留めることができます。
外すときはバックルのカバー部分を持ち上げます。
スライド
片方に爪、片方に爪を引っかける棒があるバックル。
棒側のバックルに爪を引っかけてカバーを閉めることで留めることができます。
留めるときにパチンという音がなります。
外すときは爪側のバックルを持ち上げます。
両開き
装着するとバックル部分がベルトと同化するのが特徴。
片方ずつ折りたたんで留め具にはめていくことで留められます。
外すときはバックルにあるプッシュボタンを押す、もしくは留め具の根元を掴んで持ち上げます。
バックルはどの位置がちょうどよい?腕時計の調節の仕方
腕時計のベルトを調整するときにはバックルをどの位置に持ってくるかで着け心地が大きく変わってきます。ベルトを調整したときのバックルの正しい位置と調整の仕方について解説していきたいと思います。
コマを取るときのバランス
コマを取るときには時計本体とバックルの位置が平行になるように調整するのがベストです。このようにすると本体が手首の真ん中に来るため重さを感じにくくなりますし、なによりも文字盤が見やすくなります。
もしも12時側か6時側のどちらかを短くしなければいけない場合は6時側のコマを取るようにしましょう。6時側を短くすると文字盤が手前にくるため見やすくなるからです。
指一本分開けた方がいい理由(ベルトをぴったりにしない)
腕時計のサイズはベルトの内側に人差し指の指先がギリギリ入るくらいがベストとされています。ただし、手首が細く人差し指一本分のスペースを開けると緩すぎるように感じるという方は小指一本分ほどで調整するとよいでしょう。
指一本分開けた方がいい理由は、体を動かしたときに筋肉や血管が拡張して手首周りも太くなることがあるからです。特に、仕事中やスポーツの際にも使用するという方は必ず指一本分は開けてサイズ調整をするようにされてください。ぴったりでサイズを調整してしまうと、腕に力が入ったときにバックルに負荷がかかって破損してしまう可能性があります。
腕時計のバックルがゆるいときの対処法
ここでは、部品の劣化によって、調整不足によってバックルがゆるいときの対処法を紹介します。
バックルがすぐ外れてしまうときは、部品の劣化を疑う
長年使用しているとバックル部分の金属が変形してカチッと留まらなくなってしまうことがあります。また、プッシュボタンのバネが劣化したり、錆びてしまっていたりするとバックルが外れやすくなります。
バックルがすぐ外れてしまうような状態で使い続けていると腕時計を気づかずに落としてしまうかもしれません。長年使っている腕時計のバックルに違和感があったら早めに時計屋に持っていって原因を確認するようにしましょう。
微調整ができる種類のバックル
三ツ折タイプの腕時計であればバックル部分に3~4mm単位の微調整をする穴が開いていますので、サイズが微妙にきつい、もしくはゆるいときにはこの部分で調整しましょう。二ツ折や両開きのバックルでは微調整できる部分がないのでコマを外して調整するしかありません。
ベルトごと交換
コマをひとつ抜くときついしそのままだとゆるすぎという場合は、ベルトごと変えてしまうというのもひとつの方法です。革ベルトであれば自分のサイズにぴったり合う場所に穴を開けて装着するということも可能です。
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