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HERMESのクリッパークロノグラフの特徴紹介
フランス発の有名ブランドHERMES。ケリーバッグやバーキンといった高級バッグは多くの女性の憧れです。創業は1837年、ティエリ・エルメスが乗馬用の馬に用いる革製品を作るために馬具工房を作ったのがきっかけでした。そのためロゴマークに馬が使用されているのです。
自動車が発達するのを発端に馬具製品だけでなく革を用いたバッグ製造などの開発を進め、現在では、馬具にバッグ、財布や靴、さらにはアパレル業界や雑貨小物などにも事業を拡大しています。
その注目すべきアイテムの1つが腕時計です。1978年、スイスに設立したのが「ラ・モントル・エルメス」。技術力の高いスイス人職人の作り上げる時計の開発を始めました。1981年になるとクリッパーの初期シリーズを発売。多くの人の心を射止めることになります。
クリッパーとは19世紀に活躍した帆船の名で、ヘゼル部分の6つの「ビス」を窓にみたててデザインにも取り入れられています。
クリッパークロノグラフの特徴を見ていきましょう。
・ベルト部分が「H」を形取っている
HERMESのトレードマークは頭文字を取った「H」で、その販売されるバッグなどのデザインにも取り入れられています。クリッパークロノグラフのベルト部分にも「H」をかたどった部品が用いられており、デザイン性の良さがうかがえます。
・ダイバーズウォッチとして使える20気圧防水機能
クリッパークロノグラフは、水深190mまでの防水機能をそなえており、ダイビングにもマリンスポーツにも使える優秀腕時計です。
・スイスメイドの自動巻きムーブメント
クリッパークロノグラフに搭載されているムーブメントは、時計を付けている間自動でローターが回転してムーブメントを巻き上げます。
・パワーリザーブ機能
パワーリザーブ機能とは手動でぜんまいを巻いて時計を動かす機能です。クロノグラフのパワーリザーブ機能は46時間有効で、一度ぜんまいを巻くと46時間連続で指針が動きます。
HERMES クリッパークロノグラフのモデル紹介
HERMES クリッパークロノグラフはメンズ、レディースともに人気があるシリーズです。一本は持っておきたい腕時計ですが、購入するならどのモデルが良いのでしょうか。人気のモデルを見てみましょう。
・クリッパーダイバークロノグラフ CP
メンズの中で人気があるダイバーズウォッチ。ブラックタイプのダイヤル部に加え、ヘゼル部分やベルトもダークグレーで落ち着いた印象を与える時計です。
文字盤と指針にホワイトが使われているだけでなく、鮮やかな赤色の秒針がアクセントになっています。
ダイバータイプなので、マリンシーンでも活躍する腕時計です。
・クリッパークロノグラフ CL
シルバータイプのデザインで2006年の販売開始から長く愛され続けているモデルです。SSタイプはレディースとしても使うことができるため、ユニセックスとして使うカップルも。
ヘゼル部分の6つのビスは黒色に着色されており、シルバーのヘゼル部分のアクセントとなっています。ダイヤル部はホワイトタイプとブラックタイプの2種類展開、「H」が連なるベルト部は、ブレスレットとしても印象が強く残ります。
・クリッパークロノグラフ CL2
CL1と比べると大ぶりな印象を与えるCL2は、ヘゼル部分にビスだけでなく「分」を表す数字があしらわれています。スタンダードなシルバーデザインだけでなく、ダイヤル部がオレンジやブルー、ブラウン、ベルト部もホワイトやブラックブルーなどカラーバリエーションが豊富なモデルです。
・クリッパークロノグラフ CP1
ケースとブレスレットともにステンレス製で、大ぶりなデザインの割に軽くつけやすいモデルです。文字盤は54mmと、男性の手元をダイナミックに飾ります。デイト機能もついているので、ビジネスシーンにもおすすめな腕時計です。
・クリッパークロノグラフ CP2
グレーのダイヤル部とシルバーのベルト部でカジュアルでもビジネスでも使える落ち着いた印象に仕上がっています。ヘゼル部分は「分」を表す数字が記載されていて、デザイン性をさらに追及しています。
HERMES クリッパークロノグラフの価格相場
HERMESの腕時計はスイス職人の技と上質な部品が使われているため、価格も高い傾向にあります。中でも、定番シリーズのクリッパークロノグラフはHERMESの腕時計の中でも中堅クラスの価格です。
相場的には317,000円~500,000円程度になります。
HERMES クリッパークロノグラフの中古価格相場
HERMES クリッパークロノグラフを売却するならできるだけ高額で買い取ってほしいですよね。
そこで参考になるのが中買い取り価格の相場です。
大手買取専門店の査定によると10万円~14万円。停止しているもので5,000円~1万円。傷があるもので1万円~3万円前後となっています。箱や付属品がついているとより高く査定してもらうことができます。
新品のままで使わずおいていた場合は、より高い価格が付くでしょう。
HERMES クリッパークロノグラフの中古販売相場
HERMESの腕時計はブランド力が高いことから資産価値も大幅にあります。多少傷が見られても価格がつくのはHERMESの特権と言えるのではないでしょうか。
そんなクリッパークロノグラフですが、中古での販売相場は、11万円~30万円ほど。
状態によっても変わりますが、定価の半額くらいが相場として考えられます。
まとめ
1981年に誕生したHERMES クリッパークロノグラフは、HERMESの腕時計の定番シリーズとして定着しています。帆船を意味するクロノグラフの名の通り、ヘゼル部分に帆船の窓を思わせる6つのビスが配置されています。ベルト部分にはHERMESのイニシャルをとった「H」の部品を仕様。連ねることで、ダイヤル部以外のデザインも楽しむことができます。パワーリザーブ機能との自動巻ムーブメントが搭載されているので、時間合わせの手間もかからず、ビジネスシーンにも活躍する腕時計に仕上がっています。
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