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大人の品格カルティエ バロンブルー
カルティエは、1847年に宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが設立したブランドです。当初は宝石がメインであり、時計はブローチやネックレスなど装飾品の一部でしかありませんでした。
そんなカルティエにとって初の本格的な腕時計が、友人の飛行家のため1904年に造られた「サントス」です。視認性や操作性、装着性に優れ、量産も可能だったことから、腕時計が幅広く普及するきっかけとなりました。以降、腕時計は宝石と並んでカルティエの代名詞となり、タンクやパシャといった名作を世に送り出しています。
バロンブルーが登場したのは2007年で、カルティエの中では新しいモデルです。フランス語で「青い風船」という意味であり、本体に埋め込まれたリューズに青いカボションカットのサファイア(廉価モデルはスピネル)があしらわれています。全体的に丸みを帯びたデザインが風船を彷彿とさせるでしょう。
ローマ字のアワーマーカーやブルースティールの針(一部モデルを除く)はサントスやタンクとも共通しますが、バロンブルーはデザインのおかげで軽やかさを感じられます。価格は安くても50万円台からと高級腕時計でありながら、さりげなく身につけられるのが魅力です。
メンズとレディースの両方がラインアップされており、メンズは30モデルで文字盤のサイズは36~42mm、レディースは84モデルでケースのサイズは28~42mmです(2018年10月現在)。高価なモデルになるほどケースやベゼル、ベルトがゴールドになったり、随所にジュエリーがあしらわれたりしています。
メンズとレディースでデザインが共通しているモデルもあるので、ペアウォッチとしても楽しめそうです。
カルティエ バロンブルーのモデル紹介
カルティエバロンブルーは、メンズとレディースを合わせると100以上のモデルがあります。その中でどれが売れ筋なのか、インターネットのランキングを基に5つ紹介します。
・W69010Z4
レディース用で、ケースのサイズは28mmです。定価は537,300円(税込)で、バロンブルーの中でもエントリーモデルに位置づけされます。ケースやベルトはシルバースティールで、ムーブメントはクオーツと、シンプルなデザインで扱いやすいのが特徴です。
・W69017Z4
メンズ用で、ケースのサイズは36mmです。定価は653,400円(税込)ですから、比較的購入しやすい部類に入ります。ケースはシルバースティールで、ベルトは黒のレザー、ムーブメントは自動巻きです。ビジネスシーンに馴染みつつ、腕時計好きな男心もくすぐってくれるモデルです。
・WSBB0025
メンズ用で、ケースのサイズは42mmです。バロンブルーの中で唯一の青い文字盤が目を引きます。シルバーのケースと青いレザーベルトのコントラストも美しいです。その色合いから、光の反射によって様々な表情を見せてくれます。定価は726,300円(税込)です。
・W6920089
メンズ用で、ケースのサイズは40mmです。グレーの文字盤に、ピンクゴールドの針とアワーマーカーとケース、黒いレーザーベルトという組み合わせからは渋さを感じさせます。定価は1,965,600円(税込)と高めですが、大人の男性が身につけたいモデルです。
・WE902073
バロンブルーのレディース向けには、アワーマーカーがダイアモンドになっているのがいくつかあり、その中で最もお手頃なのがこのモデルです。ケースのサイズは28mmで、定価は712,800円(税込)となります。ケースとベルトは共にシルバースティールですから、TPOを問わず身につけられるでしょう。
カルティエ バロンブルーの価格相場
カルティエバロンブルーは、カルティエ以外の時計店でも販売されています。先述のとおりバロンブルーには定価があり、正規代理店ではその価格でないと購入できません。一方、それ以外の時計店では海外からの並行輸入品を販売しているため、自由に価格を決められます。同じバロンブルーでも定価より安く購入できるのがメリットです。
相場は定価の7~9割で、高級モデルになるほど割引率は高くなります。例えばW6020089は定価が1,965,600円(税込)ですが、並行輸入品は140万円台です(2018年10月現在)。ただし、並行輸入品の価格は為替相場や在庫の影響を受けるため、時期によって大きく変動します。
カルティエ バロンブルーの中古買取相場
カルティエバロンブルーは登場してからの歴史が浅いため、アンティークとしての評価はされず、使用感がそのまま査定結果に反映されます。買取相場は保存状態が良いもので定価の4割程度、高く買い取ってくれる業者で5割前後です。
その中でもクロノグラフを搭載したり、ゴールドと組み合わせたりしたモデルは人気が高く、6割ほどで買い取ってくれる可能性があります。逆にレザーベルトは研磨ができないため、金属製に比べて査定結果が低くなりがちです。
高く買い取ってもらうには、できるだけ外観をきれいにするのはもちろん、保証書や箱といった付属品を捨てずに揃えておきたいところです。オーバーホールや修理をしたなら、その証明書も欠かせません。またバロンブルーに限らず、腕時計は使わなくなると早く劣化するため、しまい込むくらいならすぐに手放したほうが良いでしょう。
カルティエ バロンブルーの中古販売相場
中古のカルティエバロンブルーの販売相場は、概ね定価の6~7割です。並行輸入品と比べても2~3割安い価格で販売されています。1割違うだけで5~10万円の差があるため、使用感が気にならなければ中古も選択肢に入るでしょう。とはいえ中古でも30万円以上しますから、いきなり購入するのはためらわれてしまいます。
そこでおすすめしたいのが腕時計のレンタルサービス「KARITOKE」です。月額料金だけで有名ブランドの腕時計をレンタルできます。バロンブルーであれば月額9,800円(税込10,780円)のプレミアムプランです。
有料会員である限り同じ腕時計をレンタルできますし、月に1回他の腕時計に交換することもできます。まずはバロンブルーを身につけたい、あるいは一時的に使いたいときなどに役立ちそうです。
まとめ
カルティエのバロンブルーは、風船を彷彿とさせる丸みを帯びたデザインと、本体に埋め込まれた青い宝石のリューズが魅力です。高級腕時計でありながら、さりげなく身につけられる軽やかさがあります。レンタルなら、お手頃価格で身につけられるでしょう。
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