腕時計の正しいベルト調整方法

腕時計のベルトが正しく調節されていると、部品が傷まず腕時計が長持ちします。ただし手首に密着させるのが良いわけではなく最適な長さがあります。どのように調整すればいいのか見てみましょう。

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腕時計のベルトの適切な長さ

腕時計のベルトは、バンドのバックルあたりに指が1本ぎりぎり入るくらいの余裕を持たせるのが正解です。こうすると腕時計にかかる負担を軽減できます。あまり密着させると汗が時計本体やベルトの部品内に入り込んで、壊れたり錆びたりする原因になります。また力を入れて筋肉が膨張したら、ベルトがはちきれるかもしれません。これはメタルでも革製でも同じです。

もう1つ、ベルトの長さを調整する時は文字盤が手首の真上に来て見やすくなるようにバランスを取ります。奥の方に傾いていると見づらいからです。時計本体とバックルが平行になっているか、若干バックルの方が6時の側に上がっている状態が目安となります。ただし手首の形状は人それぞれなので、時計店で調整してもらうのが一番です。

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腕時計のメタルベルトの微調整

同じ腕時計でもメタルのベルトなら皮のベルトよりも微調整ができます。さらに自分で調整することも意外と簡単です。

腕時計によってはバックルの側面に微調整するための小さい穴があります。バネ棒がはまっているところに「バネ棒はずし」という道具の先端を差し込んで押し込み、バックルの内側にあるコマを下にずらして外します。この時、急に外すとバネ棒が勢いよく飛び出して紛失したり、顔面を直撃して怪我したりする恐れがあるので、指で押さえながらゆっくり外します。

バネ棒はずしはインターネットの通販で500円くらいです。ネジでコマの調整ができる場合は精密機器用の極細ドライバーが必要です。

続いて希望のサイズに合わせて別の穴にコマを取り付けます。まずはバネ棒の先端がコマから少し出た状態にして奥の穴にはめこみます。手前側はコマをバックルに押し付けて、バネ棒はずしでバネ棒を押しながらずらします。バネ棒がはまれば引っ張っても外れないはずです。

ただし多くの時計店ではお客様自身がベルトサイズを調整することを推奨していません。却って腕時計を壊してしまう恐れがあるからです。工具を揃える費用を考えると時計店に調整を依頼した方が割安になる場合もあります。何よりも確実にジャストサイズに調整してくれるでしょう。

もちろんKARITOKEはレンタルサービスなので、お客様自身が調整して壊すと買い替えや修理にかかる費用を請求せざるを得なくなります。合わない時は必ずマイページから調整の申請をしましょう。

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腕時計のベルト調整を依頼するなら

時計店で買った腕時計であれば、その時計店に申し出ると無料でベルトを調整してくれるでしょう。別の時計店や通販で購入した時計でも有料で対応してくれます。費用の相場は500円から1,500円くらいです。それほど時間のかかる作業ではないので、混んでいなければ数分で完了します。家電量販店の時計売り場のように技師が複数在籍しているところほど早いでしょう。

ただし腕時計の状態によっては断られる可能性があります。希少価値が高かったり、壊れやすい造りだったりする場合です。また調整に専門の道具が必要な腕時計も対応できません。KARITOKEの腕時計もレンタルであり、お客様の所有物ではないので断られるはずです。

調整できたとしても予備のコマが無ければメーカーから取り寄せとなり、時間も部品代もかかります。ベルトを短くする分には問題ないかもしれませんが、長くしたい場合は必ず予備のコマも持参しましょう。

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まとめ

腕時計のベルトサイズは少し余裕を持たせると、本体やベルトに負担がかからず長持ちします。お客様自身が調整するのも不可能ではありませんが、時計店にお願いする方が確実です。特にKARITOKEの腕時計はレンタルなので、調整が必要であれば所定の手続きを通して申請しましょう。

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