こちらはダイバー御用達の、文字通りプロ仕様のプロモデルです。ケースサイズ46.1mm、ケース厚さ16.4mm、ベルト幅22mm、重さは実測で202gということでダイバーズらしい大ぶりなボディです。材質はSS(チタンではなさそうです)、エコ・ドライブのCal.J250を搭載し、デイト表示、200M潜水用防水、逆回転防止ベゼル、充電量表示機能、ベルトの20mmまで伸ばせるエクステンション機構といったオーソドックスな機能に加えて、なんと言っても本機の特徴は水深計測機能と急浮上警告機能(アラーム音)を備えていることです。ダウンロードした取説によると、9時位置は水圧センサーということで回したり押したりはできないことが分かりました(回す気まんまんでした笑)。3時位置の金色の丸い部分は、水感知センサーということでした(最初、ヘリウムガスエスケープバルブかと思ってつまようじで押す気まんまんでした笑)。水感知センサーが水に触れて2秒間経過すると、充電量表示針が「READY」を指し、水深計測が始まるそうです(KARITOKEさまでは水に濡れる使用は御法度ですので試せなくて残念)。ちなみに水深計測の際、1分間で9m以上の水深差に相当する浮上を検知すると、急浮上警告アラームが鳴るそうです(こちらも試すことはなさそうで、残念)。ちなみに10時位置のAボタンと8時位置のBボタンと4時位置のリューズは、デイトナと同じねじ込み式プッシュボタンとなっています。ロレックスのディープシーチャレンジ(11,000m)やオメガのウルトラディープ(6,000m)などもそうですが、これらのプロ機能を日常生活で試すことはなかなかできませんが、だからこそオーバースペックの機能が腕元にあると考えるだけでわくわくしてくる一本です。エコドライブは実際にテスターさんが1年間かけて実施する動作テストをクリアしているなどこだわりの信頼性、さらにエッジの効いたシャープなラグやなめらかなクリック感が心地いい回転ベゼルなどザシチで証明済みの切削技術と研磨技術を持つCITIZENによるまじめで丁寧な作りなど、安心の国産本格ダイバーズウォッチを探すなら、間違いなく有力候補の一本に浮上するでしょう。