アンティークのキングセイコー(45KS ハイビート クロノメーター)を所有しており、現行品が気になった事からレンタルしました。
多面カットと鏡面仕上げのケース、ホーンホワイトと絹目仕上げの文字盤の組み合わせにより、クラシカルな雰囲気をもちながら現代的なデザインになっています。
七連ブレスも華やかで躍動的なもので、全体的にシャープな印象があり、往年のファンだけでなく若い方にも受け入れやすいと思います。
一方で気になったのは工作精度とブレスの仕上げです。
弓カンとラグの隙間からバネ棒が見えてますし、ブレスのエッジが十分に落とされておらず、着け心地は良いとは言えません。
また精度は悪くなかったですが、搭載されているムーブメントや販売価格も考慮しますと、正直割高に感じられました。