使用していない時の腕時計の保管方法

ビジネスシーンで着用しやすい物から、プライベートで使用したくなるカジュアルな物まで、腕時計の種類も豊富になってきています。また、シーンで腕時計を使い分けたり、使用頻度も人によって様々です。では、使用していない時、腕時計はどのように保管するのが良いのでしょうか?今回は腕時計の保管方法についてご紹介いたします。

この記事は約5分で読み終わります。

腕時計の使用頻度

腕時計は、一度購入すると長年使用するのが当たり前のアイテム。

クォーツ式であれば3~5年に電池交換を行う、機械式時計ならオーバーホールなどのメンテナンスを定期的に行うことで、長く使用することができます。

ところで、人によって腕時計の使用頻度は異なりますが、腕時計を日々どのように使用する人が多いのでしょうか。

KARITOKEのアンケートへ寄せられた内容を一部ご紹介いたします。

毎日使用する

30~40代の男性に多い意見でした。

やはりスーツを着て毎日出勤する方が多く、人によっては腕時計が必須だと感じる職種もあるそうです。

また、初めてお会いする方や、社外の方との挨拶の際などに腕時計をきっかけに話が盛り上がることもあるそうです。

平日と休日で使用する腕時計を変える

平日はスーツを着用するため、腕時計もそれに合わせた物を身に着けるが、休日はカジュアルな恰好をするため、普段と違ったオフの日に使える腕時計やデザイン性のある腕時計を着けたいという方も多かったです。

CartierやCHANELなど、指輪やブレスレットとも相性が良く、アクセサリー感覚で着けやすい腕時計もあるので、そのような方も多いのかもしれません。

使用していない時の腕時計の保管方法

では、使用していない時はどのように保管するのが良いのでしょうか。

基本的にはどんな時計であっても精密機械のため、デリケートに扱うことが鉄則です。

温度の変化によって精密機械の金属が膨張・縮小する可能性があるため、気温が5度~35度の範囲内かつ、直射日光の当たらない風通しの良い場所を選び、腕時計専用ケースや腕時計スタンド、アクリルケースに入れて保管するのが良いでしょう。

なお、日光や磁気を避ける保管場所としてタンスやクローゼットが挙げられますが、乾燥剤・脱臭炭などが入っている場合があります。乾燥剤や脱臭炭などは、時計内部の潤滑油まで乾燥させてしまう可能性があるため、避けて保管するようにしましょう。

また、時計のムーヴメントタイプ毎に注意するポイントをご紹介いたします。

機械式の腕時計

磁気を出すものからは離して保管するようにしましょう。

腕時計のムーヴメントは細かい金属製のパーツで構成されているので、磁力に近づければ近づけるほど故障のリスクが高まります。

特に避けるべきは、パソコンやスマートフォン、テレビなど電子機器の近くです。

また、自動巻きの機械式腕時計を所有している人は、保管や収納する物とは別に、ワインディングマシンがあると便利です。

自動巻き式時計は毎日着用していればゼンマイを巻き上げる必要はありませんが、数日着用しない場合、時計が止まってしまうこともしばしばあります。

ワインディングマシンは、電源を入れるとスイングや回転でローターに振動を与え、自動でゼンマイを巻き上げてくれるので、しばらく腕時計を使用していなくても、マシンから取り出すだけで、時刻を合わせたり巻き上げを行う手間が必要なく、そのまま腕時計を使用することができます。

自動巻き時計を毎日使わない人や、デスクワーク中心であまり動かない人には便利なアイテムです。

クォーツ式の腕時計

止まったまま使わなくなってしまった腕時計を持っている人も多いと思います。

大切な人からプレゼントされたり、思い入れのある腕時計ではありませんか?

すぐに使う予定がなくても、できれば電池交換をして動かした状態で保管しておきましょう。

電池が切れたまま放置すると液漏れしてしまい、時計の内部の金属を錆びさせるので、故障の原因に繋がってしまいます。

電池が切れて2~3か月程度であれば液漏れすることはないですが、電池交換をするまでは、なるべく涼しいところで保管をするようにしましょう。

アンティークなどの古い腕時計

アンティークなどの古い腕時計をお持ちの方も少なくないです。

他人と被らない1点物の良さを好む方もいれば、親族等から受け継いで所持している方もいるのではないでしょうか。

日常で使用している腕時計であれば気にする必要はありませんが、1か月に一度ぐらいしか使用しない時計であれば、できるだけ1週間に一度くらい動かしてあげるようにしましょう。

また、毎日決まった時間に巻き上げることもオススメです。

習慣として毎日同じ時間帯に巻き上げることで、日差が広がっている・止まっているという状態の変化が確認しやすくなり、問題を早期に発見することができます。

なお、全く使用する予定がない場合は動かさずに保管しましょう。

動かすということは、厳密にいうとわずかでも摩耗が起こるということになります。

そのため、全く使用しない腕時計であれば動かさずに保管し、使うときが来たらオーバーホールをしてから使い始めるのが良いでしょう。

長期間使用していない腕時計を預けよう

今回は保管方法をご紹介しましたが、日常的に腕時計を使用しない方は、長期間、腕時計を自宅で眠らせてしまっている方も多いのではないでしょうか。

特に他人や親族からプレゼントで頂いたり、譲り受けた物であれば処分することも心苦しいはずです。

腕時計レンタルサービスKARITOKEでは、使用してない腕時計や、自宅で眠っている腕時計をお預かりし、お預かりした腕時計がKARITOKEでレンタルされた場合、月額料金の一部をキャッシュバックするKASHITOKEというサービスを展開しております。

executiveプランに該当する腕時計を預けた場合、レンタルが発生すると月額5,000円、年間で最大60,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。

この機会に使用していない腕時計をお持ちの方は、ぜひ預けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

毎日でなくとも、定期的に使用する腕時計の場合はきちんと保管することで故障や修理の手間を軽減することができます。

ほとんど使用しない腕時計も、預けるという選択肢があるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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