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オメガ シーマスター アプネアマイヨールの機能と魅力
オメガ シーマスター アプネアヨイマールの誕生に深くかかわっているのが、フランスのダイバー、ジャック・ヨイマール氏です。
素潜りで水深100mを超える大記録を達成した凄腕ダイバーで、シーマスター120のヒットにも大きく貢献しました。
残念なことにジャック・ヨイマール氏は2001年にこの世を去ってしまいますが、ヨイマール氏を讃えできあがったブランドがヨイマールの名を持ったオメガ シーマスター アプネアヨイマールです。
ヨイマール氏生前の完成はかないませんでしたが、ヨイマール氏が要望したアプネア（素潜り）のための機能が備わっています。
ダイバーにとっては命にもかかわる、嬉しい機能が備わったシーマスターシリーズです。
ヨイマール氏の愛した、海をイメージしたグリーンやブルー、イルカのデザインが施されていることも多いです。
・文字盤の7つの窓の画期的な機能
オメガ シーマスター アプネアヨイマールの魅力は、特徴的なデザインでもある文字盤の7つの窓に隠されています。
実はこの7つの窓は従来の時計とは違うクロノグラフ（ストップウィッチ）です。
1分経つと窓が完全に赤に変わります。
文字盤には7つあるので7分間計ることが可能です。
この7分という数字は潜水にとっては大変重要な数字。
なぜなら、人が息を止められる時間は7分とされているためです。
また、潜水する場合、潜る時間よりも浮上するのに時間をかけなければならないといわれています。これは潜水病を防ぐためです。
7つの窓なので、半々ではなく3と4のようにどちらか一方を長く図れるのもポイント。
命がけのダイビングをサポートするためのデザインなのです。
・水深300mにも耐えられる設計
初期のオメガ シーマスター300で耐えられるのは水深200mまででした。
オメガ シーマスター アプネアヨイマールは水深300mまで耐えることができ、より耐久性が増しています。
素潜りなら十分すぎる水深です。
オメガ シーマスタープロダイバーズ300の機能とデザイン
オメガ シーマスターといえば、初期のシーマスター300が有名ですが、オメガ シーマスタープロダイバーズ300は、通常よりもさらにプロに特化したモデルです。
2011年にリニューアル版が発表され、さらに機能性が向上しました。
・個性のあるデザイン
オメガ シーマスタープロダイバーズ300には、ギリシャ神話に出てくる上半身馬で下半身魚のシーホースが裏面にデザインされています。
2011年のリニューアルでは、このシーホースがより大きくなり存在感のあるデザインへ変更されました。
さらにベゼル部分にはセラミックが使われ、光沢が増しシーマスターの美しさが際立つデザインになっています。
クールで個性のあるデザインがポイントです。
・ダイバースーツの上からも着用できる
エクステンションパーツといって、ベルトにあたる部分は延長できる仕様になっています。
普段の手首サイズよりも伸ばして使用できるので、ダイバースーツの上からの着用が可能です。
・水深300mでも居場所がわかる
水深が深くなると水面から離れてしまうために、思った以上に太陽の光が届きません。
そんな海の深い場所でも存在が確認できるように発光体を使用。
ベゼルとドットと針はグリーンに、インデックス部分はブルーに発光します。
水深300mでの居場所がわかる他、深い場所でも時間などの必要情報をすぐに確認することが可能です。
リニューアル前の単色から2色に分かれたことにより、より情報が読み込みやすくなりました。
さらにリニューアルにより、明るさがあり発光時間が長い、安全面でも安心できるホワイトスーパールミノヴァが使用されています。
オメガ シーマスターの中でも人気なプラネットオーシャンの機能
オメガ シーマスターの技術の賜物ともいえるのがプラネットオーシャンです。
まさにダイビングのための工夫が施された腕時計で、2005年に発売されて以降も注目を集めています。
・プラネットオーシャンの種類とデザインの特徴
プラネットオーシャンの元デザインは、アラビア文字のクリアなデザインです。
初期のプラネットオーシャンではベゼル部分に、水深の深い場所での見やすいオレンジがあしらわれていました。
最近はオレンジに限らず、ブラックなどさまざまなカラーバリエーションが登場しています。
またダイヤモンド40個以上をセッティングした、レディース向けの気品のあるデザインも登場しています。
メンズだけでなく女性も使える、デザインの豊富さもプラネットオーシャンの魅力です。
ダイバーからは、小ぶりでありながら深海をイメージした深い青が魅力的なシーマスター プラネットオーシャン コーアンクシャルが人気です。
・シーマスターの頂点ともいえる機能性の高さ
シーマスター プラネットオーシャンが耐えられるのは水深600m。
シーマスタープロダイバーズ300の2倍にもなる耐久性で、耐えられる水深の深さは業界でも最高峰と称されています。
潜水の際、時計が壊れないようにヘリウムガスを排出できるようにする深海ガスエスケープバブルを搭載しているのもポイントです。
機能性が高く、ダイバーにとってはこれでもかというほどの機能が充実しています。
ダイバーにとっては使い勝手のよさがある、海のおもとにぜひ持っていきたい時計です。
まとめ
ダイビングをする人のために特化したオメガ シーマスター。
もともとは潜水のためにつくられたことから深い水深でも耐えられるように設計されており、シリーズによっては発光やストップウォッチなどのダイビングに便利な機能がそろっています。
もちろん、ダイビングをしない人でも個性的なデザインが楽しめるオメガ シーマスターはおすすめ。
機能面、デザイン面のバランスも考えながら時計選びの参考にしてみてください。
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