大事な腕時計をいつまでも愛用するために。腕時計の手入れをマスターしよう!

決して安い買い物ではない腕時計。そのうえ、デザインも機能も気に入っているものであれば、できるだけ長く使いたいという思いを抱くのは当然です。このように大切な腕時計をいつまでも愛用するためには、きちんとお手入れをしてあげることが重要です。腕時計のケアをマスターして、いつまでも美しく衰えない腕時計にしましょう!

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腕時計を綺麗に磨いてお手入れ

腕時計はほぼ毎日身につけるものです。人は目に見えない汗や汚れが体の表面についているため、毎日肌に触れる腕時計は必ず汚れや汗にさらされているのです。このような汚れを放置してしまうと、汚れや汗をエサにして細菌などが繁殖したり、サビやカビが発生したりといったトラブルを引き起こします。

これらのトラブルも解決しないまま放っておいてしまうと、腕時計自体が壊れ、最悪の場合、修理できずに使い物にならなくなってしまう場合もあります。せっかく吟味して購入したお気に入りの腕時計です。このような残念な結果になってしまうのは悲しいですね。

腕時計を長く使うためには、日々のお手入れが不可欠です。ケースと裏ブタの間やブレスレットの隙間などといった、汚れがたまりやすいところはブラシを使って汚れをかき出しましょう。専用のブラシが望ましいのですが、柔らかい素材の歯ブラシでもOKです。また、汗や水気をふき取るために、セーム皮やマイクロファイバーなどといった素材でできたクロスを利用しましょう。

ブラシやクロスで取れない汚れや水気は、綿棒やつまようじなどを利用して取り除きましょう。より細かい部分を掃除するときには、ベビー用の細い綿棒を使ったり、カッターなどで先をとがらせたつまようじを利用したりすると、汚れや水気を綺麗に取り去ることができます。

また、お手入れをした後の保管場所にも気をつけましょう。洗面台やキッチンの近くなど、湿気が多いところに置いてしまっては、せっかくのケアが無駄になってしまいます。通気性がよく直射日光の当たらない涼しい場所に置いておくとよいでしょう。

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革の腕時計はどうお手入れする?

革のベルトの腕時計は上品でオシャレな印象も強く、愛用している人も多いと思います。使っているうちに革がなじんできて、味のある雰囲気にしあがっている腕時計も多いのではないでしょうか。しかし、革ベルトもお手入れを適切に行なわなければ劣化し、異臭を放ったりボロボロになったりします。革が傷むのを防ぐには、金属と同様に毎日のお手入れが大切なのです。

革は汚れや水気が中に浸透すると、汚れや水気が取りにくくなってしまいます。腕時計を身につけていれば、毎日必ず汚れたり水気がついたりしますので、柔らかく乾いた布でこまめに拭くことが大切です。

頑固な汚れがついてしまった場合は、時計本体から革ベルトを外し、ぬるま湯に30分ほど浸してから日陰でしっかり乾燥させると、だいたいの汚れが落ちます。また、汚れと同時ににおいも取れるので、においが気になる場合もぬるま湯につけて日陰干しというケアは有効です。

ぬるま湯のかわりに中性洗剤を薄めたもので軽く洗うのもよいでしょう。また、乾燥を早くしようと、髪の毛を乾かすドライヤーなどで熱風を当ててはいけません。革が固くなり傷みやすくなるので要注意です。

それでも落ちない汚れには、革専用クリーナーの使用もおすすめです。使用するときには、目立たないところに試しにぬってみて、革に変色・変質が見られないかチェックしてからにすると安心ですね。

革ベルトを洗った後は、必ず革クリームをぬって油分を補給しておきましょう。革クリームを少量革ベルトになじませ、柔らかい布ですみずみまで磨き上げます。ただし、革クリームが肌についてしまうとかぶれるという人も少なからずいるので、クリームをぬるのは肌に直接触れないところだけにしておくほうがよいでしょう。

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腕時計は専門店でもきちんと手入れをしてもらう

自分で毎日メンテナンスをすることも大事ですが、取れる汚れや水分にも限界があります。腕時計を長く綺麗に保ちたいのであれば、日々のセルフメンテナンスに加えて、定期的に時計修理専門店でお手入れをしてもらうことが重要です。

時計修理専門店でのお手入れは、時計を1つ1つのパーツに分解することから始まります。すべてのパーツを専用の薬品や超音波洗浄機を用いて適切に洗浄し、汚れやサビ、カビなどを取り除いていきます。

洗浄と乾燥が終わったパーツは、時計職人の手によって丁寧に組み立てられ、注油されていきます。組み立てられた腕時計はタイミング調整されたのち、磨き上げられます。これで時計修理専門店でのメンテナンスは終了です。

この一連の手入れのことを「オーバーホール」といいます。オーバーホールをするタイミングのめやすは3~4年に1回といわれていますが、汚れがたまってきたなど気になる点があればオーバーホールをしてもらうとよいでしょう。オーバーホールにかかる費用は、メーカーやモデルによって異なりますが、ロレックスであれば5~7万円ほどかかるケースが多いようです。少々コストがかかりますが、完全に壊れてしまって腕時計ごと買い替えるよりは、よほどコストパフォーマンスがよいですよね。

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まとめ

腕時計を長く愛用するには、手入れが不可欠。毎日自分でできるメンテナンスは、クロスでふいたりブラシで汚れを落としたりといった比較的簡単なものです。汚れや水気を毎日取り除くことが大切ですので、地道な作業ですがコツコツとケアを続けましょう。そして、セルフケアだけでなく専門店でのオーバーホールも定期的に行なうことで、腕時計の精度や美しさを新品と変わらないほどに保つことができます。セルフケアとオーバーホールの2つの方法で、お気に入りの腕時計をいつまでも美しく使えるようにしましょう!

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