エルメスケプラークロノグラフの人気の理由に迫る

1837年、フランスのパリでティエリ・エルメスが開業した馬具工房、これがロシア皇帝など数々の著名人の目に留まり製品のブランド化が始まりました。当時、ティエリが使用していたのは、上質な動物の革であり、馬具だけでなくバッグや財布などのファッション雑貨にも広まっていきました。

さらに、1978年にはスイスのピエンヌに時計の専門会社である「ラ・モントル・エルメス」を創業。現在に至るまでさまざまなブレスウォッチを手掛けています。

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なぜエルメスケプラークロノグラフが人気なのか

エルメスが制作してきたブレスウォッチはメンズやレディースなどさまざまなシリーズがありました。その中でもひときわユニークなデザインをしているのがエルメスケプラークロノグラフです。人気が高いエルメスケプラークロノグラフですが、その魅力はどこにあるのでしょうか。

・メンズなのに遊び心があるデザイン

インデックス部分にはポップさが溢れる、丸みを帯びたローマ数字を配置。

3,6,9の数字が来る位置はデザイン上省かれていますが、ホワイトのダイヤル部に黒い縁取りがされた数字が可愛くあしらわれています。

・クロノグラフ機能

クロノグラフとは「時を刻む」という意味、つまりストップウォッチ機能のことをいいます。

エルメスケプラークロノグラフのダイヤル部の3,6,9の数字が省かれているのは、ストップウォッチとして利用する際のレジスターが3つデザインされているから。

それぞれのレジスターの数字は算用数字で、こちらも丸みを帯びています。

メンズでありながらポップで柔らかな印象を後押しするデザインです。

・シースルーのケースバック

時計にこだわる人は、ムーブメントの動きを見ているだけでも幸せな時間が過ごせると言います。エルメスケプラークロノグラフも、蓋裏はシースルーになっていて、ムーブメントの動きを眺めることができます。

・HERMESらしくないベルト部のデザイン

HERMESのブレスウォッチといえば、ベルト部分に配置された「H」の部品が特徴的ですが、エルメスケプラークロノグラフでは、ベルト部に「H」の部品は見当たりません。

定番デザインだとHERMES製品だとわかるので恥ずかしいという方も、エルメケプラークロノグラフだったら、気にしないで身に着けることができますね。

・自動巻ムーブメントでお手入れが楽

高級時計の一部では、手動巻ムーブメントの商品があり、時刻合わせに手間がかかります。

エルメスケプラークロノグラフにはスイスで職人が作り上げた自動巻きのムーブメントを組み込んでいるので、時間設定の手間から解放されます。

・デイト表示でビジネスでも活躍

ビジネスシーンで必要となるのが日付感覚です。エルメスケプラークロノグラフにはデイト表示が設けられています。4時と5時との間にカレンダー用のボックスを用意、いつでも日付の確認ができるようになっています。

・細めの指針でおしゃれを邪魔しない

ブレスウォッチのデザイン性を決める理由のひとつが指針の長さや太さにあります。エルメスケプラークロノグラフの指針は短針、長針、そして、秒針に至るまで細く繊細な針になっています。さらに短針、長針それぞれに黒と白とのコントラストがついていて針が読みやすくなっています。

また、秒針もゴールド色の細いものが採用されていて、文字盤のデザインを崩さず、シンプルな仕上がりになっています。

繊細なつくりなので、どんなおしゃれにも合うデザインといえるのではないでしょうか。

エルメスケプラークロノグラフのモデル紹介

エルメスケプラークロノグラフは、HERMES製品の中でもとくにカジュアルさを感じさせますが、人気があるのはどのモデルなのでしょうか。流通している2つのモデルを詳しくみていきましょう。

・ケプラークロノグラフ LM

本体は鏡面仕上げになっており、明るい印象をプラスします。文字盤には丸みを帯びたローマ数字を用いてカジュアルになっていることから、HERMESの他のブレスウォッチとの差が現れています。

サイズは38mmでファッションを選ばないブレスウォッチです。

・ケプラークロノグラフ KP

ステンレススチールでできているため、軽量で気軽に使えるデザインです。

ケースサイズは36mmでベルトも細く華奢な印象を与えます。袖口からちらりと見えるボディは鮮やかなシルバー色で、カジュアルシーンでも大活躍します。

エルメスケプラークロノグラフの価格相場

ヨーロッパでも三大ブランドにピックアップされるほどのHERMESですが、ブランド力がある分、購入時の価格も高くなりがちです。

エルメスケプラークロノグラフの定価は41万4750円なので、定価だと購入が厳しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで一般店での販売価格を調べたところ、30万円~35万円くらいが新品の価格相場となっていました。

エルメスケプラークロノグラフの中古価格相場

エルメスケプラークロノグラフを中古販売するにあたっては、査定額を決めてもらう必要があります。時計の買い取り専門店などで表示されている買い取り価格の相場は、5万円~高くて7万円ほどです。

もちろん、美品であるほどに査定も高い金額がつくので、傷がつかないように大切に使用しましょう。また、箱や保証書があれば信用度が増してさらに高い買い取り価格が期待できます。

エルメスケプラークロノグラフの中古販売相場

エルメスケプラークロノグラフは製造量が少ないため、手に入れるには中古取扱業者の方がより早く見つかるでしょう。

では、中古販売市場ではエルメスケプラークロノグラフはどれくらいの販売額なのでしょうか。

時計の買い取り専門店からのデータでは、税込138,240円~149,800円と、定価の3分の1くらいの価格に収まっています。

新品にこだわらないのであれば、中古の購入を考えてみてもいいかもしれませんね。

まとめ

エルメスケプラークロノグラフは、クロノグラフ機能を有したブレスウォッチです。

その魅力は、クロノグラフ機能やシースルーのケースバック、ローマ数字を可愛くアレンジしたポップな印象に詰め込まれています。

定価は約41万円ですが、中古市場での流通額は15万円前後となっていて、よりお求め安くなっていますよ。

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